2022年11月15日 09:30
<毒親>「生意気な態度をとるな!」父の本性に母は気づかず、私が怒られることに…
最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。
お母さんかお父さんのどちらかを選ばなければいけない局面で、五月さんはお母さんとこれからの人生を歩んでいくこと決めました。
離婚、引っ越し、転校。いろいろありましたが、五月さんのママ役は変わることはありませんでした。そんな中、お母さんに新しい彼氏ができたのです。
五月さんは、自分たちのお父さんになるわけではないし、彼氏がお母さんの支えになるならいいのではないかと思っていました。しかし、その反面、お母さんが「一緒に頑張ろう」と、五月さんに言っていたことを忘れてしまったのかなと思い、少しモヤモヤする気持ちも……。
そしてお母さんの彼氏は、初めからいたかのように、五月さんたちの日常の生活に、踏み込んできたのです……。
どうして父親の言うことが聞けないんだ!!
お母さんが仕事に行っている間は、彼氏の態度が豹変。五月さんたちに理不尽なルールを押し付けてきたのです。
五月さんはお母さんの彼氏に自由を奪われただけでなく、何も知らないお母さんには「お父さんに生意気な態度をとるな!」と怒鳴られたあげく頬を叩かれるという、散々な目に。
7年後。やっと五月さんのお母さんは、彼氏の異常さに気づきました。
五月さんが「長かったなあ、7年」と言うと、サツキさんが「なんで五月はそんなにママのことかばうの?」と聞きました。
すると五月さんは少し黙った後、こう答えました。
「ママがかわいそうだから……だよ」
「ママは何を食べても、何を飲んでもずっとおなかが空いているの……。
あのころからずっとーー」
◇ ◇◇
「ママがかわいそうだから」五月さんがお母さんをかばう理由は、お母さんの子ども時代にあるようです。五月さんのお母さんはどんな生活を送っていたのでしょうか……。
「毒親だけど、愛されたかった」の続きはComic Walkerで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね!
著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
<毒親>「ママって呼ばないで」幸せな日々が一変。急に母親が冷たくなってしまい…