2022年11月1日 16:20
<毒親>「ママって呼ばないで」幸せな日々が一変。急に母親が冷たくなってしまい…
最初はやさしかった五月さんのお母さんが、生活の苦しさや母親というプレッシャーからか、だんだん毒母の片鱗を見せ始めるお話です。
五月さんのお母さんは毒親だけれど、最初はやさしい人でした。幼稚園のお弁当はいつも手が込んでいて、お友だちにうらやましがられるほど。
そんなお母さんのことが、五月さんは大好きでした。
しかし、お母さんは今は別人のよう……。今日も、五月さんはお母さんにとんでもないことを言われてしまって―?
いつまであんたのママでいればいいの?
ときどき思い出す、子どもの頃の思い出。お母さんがかわいくしてくれた幼稚園の制服やお弁当の味。五月さんは、お母さんのことが大好きだったのです。
しかし、今や状況は一変。五月さんは、お母さんと妹たち3人と暮らしています。生活が苦しく、五月さんは家計を支えるために毎日のように働いているのです。それでもお金が足りず……。
「もっと稼げる仕事すれば?」
「風俗とかさぁ」
「仕事に行く前、掃除くらいしてね。
この家汚すぎっ!!」
と言い、お母さんは遊びに出かけてしまうのでした。
◇◇◇
今はすっかり毒親になってしまった五月さんのお母さんですが、昔はやさしくて、五月さんはお母さんのことが大好きだったそうです。当時のお母さんが作ってくれたお弁当の味は、五月さんにとって忘れられない大切な思い出なのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター 鈴村五月
東京在住の漫画家。自分の過去と日常をエッセイ漫画にしている。
<毒親>「いいかげんにしてっ!」やさしい母が豹変。私はそれだけで怯えてしまい…