2022年11月12日 15:20
指しゃぶりをやめられない娘…歯医者さんが提案してくれた、親子にやさしい選択肢とは?【体験談】
保育園の歯科検診で、指しゃぶりによる歯並びの悪さを指摘された1歳の娘。私は指しゃぶりをなんとかやめさせようと焦りました。しかし指しゃぶりが精神安定剤になっている娘に、急にやめさせるのはかわいそうだという思いも。そこで歯医者さんに相談してみると、私では考えつかなかったナイスな方法を提案してくれたのです。
指しゃぶりで気持ちを落ち着けている娘
娘は、生後半年ごろから指しゃぶりをするようになりました。落ち着きたいときや眠いときには指が恋しくなるようで、指しゃぶりが娘の精神安定剤のような役割を果たしていました。
歯並びへの影響が心配で、やめさせたほうがいいかなという考えがよぎったこともあったのですが、当時読んだ育児本には「その子が見つけた心を落ち着ける手段なのだから、指しゃぶり=悪ではない」との記載が。
これを読んでからは私も、「指しゃぶりをすれば自分で入眠してくれるし、泣き止んでくれるしありがたいな」と指しゃぶりをポジティブにとらえていました。
指しゃぶり卒業にチャレンジするも…
指しゃぶりが大好きなまま、娘は1歳から保育園に通い始めました。そんな中、入園後すぐの歯科検診で、指しゃぶりによって前歯が出てきていることを指摘されたのです。「これはまずい、早速娘に指しゃぶりをやめさせなければ!」思った私。
娘が指を吸っていたら「お指ポイよ」と声をかけたり、手遊びなどで気をそらしたりしました。しかし、娘が指を離すのはほんの一瞬で、なかなかうまくいかないことに、ついイライラしてしまう私。
一方で、慣れない保育園生活を頑張っている娘に、指しゃぶりのことで家でもさらに負担をかけるのはどうだろうかという迷いもありました。そこで私は思い切って歯医者さんに相談に行くことにしたのです。
※赤ちゃんの指しゃぶりは自然な行為なので無理にやめさせる必要はありません。
2〜3歳くらいを目安にやめられるよう、お子さんのペースにあわせて徐々に頻度を減らしていくと良いでしょう。
指しゃぶりを「減らす」という選択肢
早速、歯医者さんに行ってみると、先生は「指しゃぶりをやめるのは難しいから、少しずつ吸う時間を減らしていきましょう」と提案してくださいました。やめるか続けるかしかないと思い込んでいた私にとって、「減らす」