何かあればすぐSNSに投稿するママ友A子がいます。社交的でだれとでも仲良くなれるタイプの彼女は、SNSをアップする頻度も高く……。けれども、A子の息子の誕生日会後に、まさかこんなSNSトラブルが起こるとは思いもよりませんでした――。 ママ友の息子の誕生日会にてママ友2人とその息子たちと一緒に、ママ友A子の自宅に集まり、A子の息子の誕生日会をしました。A子の自宅は新築でおしゃれなので、どこで写真を撮っても絵になります。 大人も子どももたくさん写真を撮ったので、絶対に今夜A子はSNSに投稿するだろうと私は思っていました。 ママ友のSNSを見てびっくり…夜に投稿された、A子のSNSを見てびっくり! 他のママ友R美が持っていたブランドバッグの写真を、大体的にアップしていたのです。しかも、「息子ももうすぐ小学生!このバッグとも長い付き合い」のような、R美のバッグがあたかも自分のものであるかのようなコメントをつけていました。「おいおい、それあなたのじゃないよね!?」と心の中でツッコむ私。 R美もA子のSNSを見たようで、無断で投稿された!と私に連絡してきました。当日A子は、R美のバッグを「私も欲しい!」「かわいい!」などとベタ褒めしていましたが、まさかここまでするとは……。R美も心底呆れている様子でした。 他人のバッグを自分のもののようにSNSにアップしてしまうママ友A子に、正直ドン引きしました。そこまで見栄を張ってどうしたいのか、私には彼女の気持ちはわかりません。この投稿以来、家を行き来するような深いお付き合いは無理だと感じ、ほどよい距離感を保つようになりました。 イラスト/はたこ著者:鬼頭いちか
2024年03月19日2歳差で3人の子どもがいるわが家では1番上の長女が年長になったとき、次女が年少として同じ幼稚園に入園しました。最初は「姉妹一緒に通えると妹も楽しく行けていいな」「行事もひとまとめでラクちん」と思っていたのですが、最初の授業参観を終えた結果、自分の考えの浅さに気がつき、猛反省しています。その理由は……。長女は2階、次女は1階娘たちが通う幼稚園では年少の教室は1階、年長の教室は2階にまとめられていました。さらに2人の教室は真ん中にある階段を挟んで右端と左端。つまり、幼稚園の中で一番離れている2教室なのです。 当時、末っ子の息子は1歳前で抱っこひもの状態、さらに先天性疾患の影響で酸素吸入が必要だったので酸素ボンベのリュックも背負い、1階と2階を往復するのは本当に大変でした。 時間は分かれていたけれどとはいえ、わが家のように2歳差で2人の子どもを幼稚園に入れている親御さんは少なくなかったので、幼稚園のほうでも「きょうだいへの対応」として親と一緒におこなう作業があるような「絶対に親が必要な時間」は学年ごとに分けられていました。 ただ、それ以外の時間はどちらのクラスにいてもよかったので、必然的に甘えん坊で手のかかる次女のほうの教室で過ごす時間のほうが長くなってしまいました。 意外だった長女の涙ようやく授業参観が終わり、次女を連れて長女を迎えに行くと、長女は暗い顔で私に抱きついてきました。そして「お母さん全然こなかった……日直だったから帰りの会も見てほしかったのに全然こなかった……」と言いながら泣き出してしまったのです。 日直のことを知らなかったとはいえ、次女にグズられて「普段しっかり者の長女なら大丈夫だろう」とほとんど2階に行けなかったのは事実。長女をギュッと抱きしめながら「ごめんね」と繰り返しました。 2人の授業参観をひとりでこなすのは無理長女の涙を見て「もう2度と繰り返したくない」と強く思った私は、そのあとから平日の授業参観でも夫に有給休暇を取ってもらうようにしました。お互い移動はせず、それぞれにひとりの子どもをしっかり見て写真や動画を撮り、授業参観後に家族みんなで楽しんでいます。 どうしても夫が行けないときは娘たち2人ともに「お母さんひとりだと2人を公平に見るのは無理」ということを伝えたうえで、「どうしても見にきてほしい時間があったら教えて」と授業参観前に確認するようにしています。 普段聞き分けの良いしっかり者の長女が見せた涙は、今でも私の心に残っています。わが家の場合、親ひとりで「公平に」参観することが思った以上に難しかったです。結果、子どもを泣かせてしまったので、最初からもっと人に頼ったり、前もって子どもに「大変だから無理かもしれない」と伝えておいたりしたらよかったなと思います。 著者:岩崎はるか2女1男の母。両実家とも遠方のためワンオペ育児中。先天異常の影響で肺が片方しかない医療的ケア児を含む3人の子を育てた育児体験談のほか、大学院で農学を学んだ経験から食についても執筆。 監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月18日息子と公園で遊んでいたときのこと。知らない女性が息子の顔をジロジロと見ていました。あまり気にしていなかったのですが、その女性が急に話しかけてきて……。 女性の言葉が引っかかり…息子が2歳のとき。私の不注意で、息子が転んで顔に傷ができてしまったことがあります。ある日、公園で遊んでいたときのこと。近くにいた女性が息子の顔を見て、「あらー、ひどい傷ね。虐待しないとこんな傷できないはずよ!」といきなり言ってきました。 突然のことに私はびっくり。「何てこというんですか!?」と言い返したのですが……。知らない人からは虐待に見えるんだ……と女性の言葉が引っかかり、しばらくはずっと暗い気持ちに。子どもにけがをさせてしまった自分を責めました。 結果、子どもの傷が治るまでは引きこもりがちに。幸い、一週間ほどできれいに治ってきたので外に出ることができました。 ◇ ◇ ◇ 他人からの心ない言葉に気分が沈むことってありますよね。ひとりで溜め込んでいると内向きになってしまうので、誰かに話したり、動いて気分転換してみたりと心を軽くしつつ、自分の気持ちを大切に過ごしたいですね。 イラスト/シュー子著者:加藤ゆうな
2024年03月17日次女が3歳のころ、よく誰もいない部屋に向かって手を振っていました。そして次女が1人でその部屋に行くと、誰かと会話をしているような次女の声が聞こえることが……。次女に確認すると、恐怖でゾっとする答えが返って来たのです―。 誰もいない部屋に向かって、手を振る娘本3年前に住んでいたアパートは2LDKでしたが、そのうちの1部屋はほぼ使っていない物置き状態の部屋でした。 ある日、買い物から帰ってきて、リビングに行くため物置き部屋の前を通ると、次女が誰もいない物置き部屋に向かって手を振っていたのです。そのときはたいして気にしませんでしたが、その後、物置き部屋に向かって、次女は手を振ることが多くなりました。 誰と話しているのか聞いたところ…その出来事以降、お風呂上りにお風呂の向かいにある物置き部屋に向かって手を振っていたり、廊下を歩いていると、その部屋に笑いかけることがあったりと、次女の行動に私は少々恐怖心を抱き始めました。 次女が物置き部屋に入り、何やら誰かと話しているような声が聞こえたため、部屋に入ると、壁に向かって話している次女の姿が……。思わず私は誰と話しているのか次女に聞くと、「おじさんがいたよ」と答えたのでした。 何が見えているの?!ゾワっとした私は、次女におじさんはどこにいたのか、どんな感じだったのか聞くと、「笑ってたよ」と一言。次女にしか見えないおじさんと会話を楽しむ様子に余計にゾワっとした私は、それ以降1人でその物置き部屋に行くのが怖くなってしまいました。 現在5歳になった次女に当時のことを聞いたことがありますが、覚えていないようでした。一体誰と話していたのか、未だに謎のままですが、恐ろしい存在ではないと願うばかりです。 イラスト/きりぷち著者:なか さおり
2024年03月17日私がずっと夫に抱えていた不満として、「育児の大変さをわかってもらえない」ということがありました。私は「どうしたら夫に育児の大変さをわかってもらえるんだろう……」とママ友に相談。そのときもらったアドバイスに、目からウロコが落ちた話を紹介します。私の夫は、育児ができる人私には3人の子どもがいて、私の夫はありがたいことに育児に協力的です。育児関連で夫にできないことはなく、末っ子の離乳食ストックを作ったり、当時0歳と4歳の下の子2人を夫がひとりでお風呂に入れたりと、すべてをこなすことができます。 私が夫に子どもたちを任せて、夜に家を空けることが何度かありました。帰宅した際に「大変だったでしょ、ありがとう」と夫に伝えるのですが、いつも夫は「いや、別に大変じゃないよ」と答えるのです。 その返答に「そっか」と返しながらも、私は勝手に、普段自分が必死になってしていることを「大変じゃない」と言われているようで、モヤモヤしたのです。 友人の言葉に目からウロコ!ある日、夫に対するモヤモヤをママ友に相談すると、ママ友はこう言いました。 「それはたしかにモヤッとするね。私たちだって、すべての日がずっと大変なわけじゃないし、今日は比較的ラクだったなと思う日もある。 けれど育児は終わりが見えない、毎日続くことだから大変だと感じるんだよね。だから1日や2日代わったところで、きっと旦那さんには本当の育児の大変さはわからないよ」 さらに、ママ友は「例えば、1カ月ほど旦那さん主体で育児をやってもらって、それでも『全然大変じゃない』と言うなら、それはそれですごく頼りになる旦那さんってことだから、どんどん頼っちゃえばいいじゃない!」と言ったのです。 私は「たしかに! 夫に数日育児を代わってもらったところで、本当の大変さはわからないんだ」と、目からウロコでした。 ママ友からの言葉を聞いて、「夫は私のしている育児を否定しているわけじゃないし、夫が『大変じゃない』と言うなら、たくさん頼ってもいいんだ」と思うことができ、気持ちがラクになりました。自分とは違う視点でアドバイスをくれた友人に、感謝した出来事でした。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年03月16日出産前に子どもの名前が決まらず、産後に夫婦でもう一度話し合おうと決めていました。無事に生まれ、産後の処置も終わって安心していたときのこと。夫が分娩室に入ってきて……。 突然の夫の告白に動揺して…出産を終え、分娩室で休んでいたとき。夫が分娩室に入ってきて、「今、名前を決めないと間に合わない!」と言うのです。 私は出産を終えたばかりで疲れもあり、夫が何を言っているのか理解できませんでした。話を聞くと出産後14日以内に出生届を提出しなければいけないが、明日から出張になったので出せないかもしれないと話し始め……。 後から調べると届出は代理人や郵送でもいいらしいのですが、そのときは気が動転していて夫が話していることを鵜呑みに。そして2人とも焦りつつ、その場で名前の話し合いが始まりました。夫と私の意見がわかれたので、その場にいた助産師さんたちにも意見を聞くなどバタバタな状態。 もう少し落ち着いて決めたかったと思いながらも、息子の名前が決定しました。焦って決めましたが、とても気に入っています。出産後の忘れられない思い出になりました。 ◇ ◇ ◇ 出産で体力も気力も使い果たしたところに、「今すぐ名前を決めて!」と言われたら混乱しますよね。ハラハラしたと思いますが、いいお名前に決まってよかったです。ご出産おめでとうございます、そしてお疲れさまでした! イラスト/さくら著者:だいママ
2024年03月16日ラジオでも多くのリスナーのお悩みに寄り添ってきた話のプロ・堀井美香さんが、会話にまつわる様々なお悩みにゆる~く回答!すぐに実践できる魅力度アップ術を伝授します。言葉のプロが解決!お悩み相談室。【お悩み1】無言の間が生まれてしまい気まずいです…。初対面の人など、まだ信頼関係が築けていない人と会話する時、相手が何を考えているのかわからず、何を話せばいいのか迷って無言になってしまうことがあります。沈黙が生まれるとプレッシャーを感じて、余計緊張してしまい、そこから逃げ出したい気分になります。【Answer 1】間はあっても全く問題なし!「会話の悩みでよく挙がる無言問題。気にされている方がすごく多いようですが、無言の間はただの空白ではなく、本質を突いた言葉が生み出されるために必要なものなので、焦って埋めようとする必要はないと思うんですよね。でもそんなに気になるんだったら、いくつか質問して埋めてみたらいいのでは?しかし初対面の方と初めて会話するシチュエーションの時は、相手に関する本質を突くような質問はできるだけ避けるべき。ふと口にした一言や話題が相手にとって地雷だったら、場の空気が悪くなるだけです。だから「今日は良い天気ですよね」など、当たり障りのない話題から始めるようにしましょう。2~3回質問して、あまり乗り気じゃなさそうに見えたら、その相手は沈黙が気にならない人だったり、何も話さなくても心地いいと感じてくれているかもしれないので、『この無言の時間を楽しもう!』ぐらいの気持ちで、どっしりと構えてみては」【お悩み2】相手の話にあまり興味が持てません。せっかく相手がたくさん喋ってくれているのに、自分の専門外の話ばかりでうまく受け答えができず悩んでいます。しっかり聞く意志はあるけれど、相手に申し訳ない気持ちでいっぱいに。こんな時、何か気の利いた一言を言いたいのですが…。【Answer 2】ワードをリフレインしましょう。「すべての話に興味を持つのはなかなか難しいですよね。こちらの知識不足で、その話に共感したり、会話のキャッチボールができそうになければ、それこそ聴きポジに徹して、相手に気持ちよく話してもらえる雰囲気作りを徹底しましょう。その手段のひとつが、相手の言葉の中から何かワードを切り取って、そのままリフレインすること。たとえば食べ物の話をしていたら、“ラーメン”など相手が話している内容のワードに触れてみると、“あ、ちゃんと聴いてくれてるんだ”と思って機嫌よく話してくれるはず。それが全く興味の持てない内容だとしても、ネタとして蓄積しておくことも大切。テレビだって、すべてがすべて興味を持てるような内容ばかりじゃないですよね。でもふと目に入った情報が、何かの役に立つこともある。それぐらいの感覚で、興味が持てない話もどこかで使えるかも?と思えば、前向きに聴けるのではないでしょうか」【お悩み3】話を切り上げたい時、失礼じゃない伝え方はありますか?長話や立ち話が好きなお喋りなママ友に困っています。いったん話し始めるとなかなか終わらないし、話を切るタイミングが難しくて、いつもヘトヘト…。嫌われたくはないので、相手に不快感を与えずに、話をうまく切り上げる方法を教えてください!【Answer 3】こちらがマイナスを被ることがポイント。「会話の終わりが見えずに、次の予定も迫っている。切り上げたいけれど、なかなか切り上げられない時って結構ありますよね。『すみません、次の予定がありますのでそろそろ失礼します!』など、たとえ申し訳なさそうに謝っても角が立つ気も。だからそんな時は、『ついついさんの話に聞き入っちゃって、もうこんな時間!次の予定大丈夫ですか?』のように、相手を気遣う言葉で切り上げてみたらいいと思いますよ。『たくさん喋っちゃって、すみません!』『長く聴いていただいて申し訳ないです!』と、こっちが聴きポジに徹していてあまり話していない場合であっても、あえてこちらがマイナスを被って、相手を立てて終わらせるのが、デキる大人のたしなみです。これが自然とできるようになれば、不快感どころか、『この人は気遣いができる人だな。また話を聴いてもらいたい』と、魅力的に思ってもらえるし、好感度も爆上げできるでしょう」【お悩み4】聞きづらいことを質問する時、どのように聞けばよいか迷います。アラサーになり友人との会話時に、結婚や子供のこと、仕事のことなどずけずけと踏み込んで聞いていいのかわからず、なかなか切り出せません。なんだか元気がなさそうな気がするけれど、面と向かって相談されたわけではないので、どうすべきか迷っています。【Answer 4】受け入れる意思表示をしましょう。「これはもう寄り添ってあげるだけでいいんじゃないですかね。大人になると、友人でも言えないこと、言いにくいことがあります。結婚や子供のこと、もちろん仕事についても今後のキャリアなどデリケートな問題ならなおさらです。いろんなことがあって究極に気分が落ちている時って、誰にも言わず、ひとりで悶々と考えたい場合もあると思うんです。でも大切な友人がすごく悩んでいたり凹んでいることがわかったら、放置せず、自分が思っていることを伝えてみるのもありかと。『もし嫌だったら全然答えなくていいけど、何かあった?』と最初にエクスキューズを入れて、相手に断る余白があることを伝えてみるんです。そして『話したくなったら全部受け止めるからいつでも言ってね』と、門戸を開いて、自分の意思を示しましょう。それを伝えるだけでも、相手は心強い仲間の存在に気づき、素の自分を出せたり、弱音を吐きやすくなるでしょう」【お悩み5】聞かれたくないことを聞かれた時はどうすればいいでしょうか。会社の上司や、取引先の人の中に、プライベートなことをむやみやたらと聞いてくる人がいます。角が立たないよう、できるかぎり答えたいとは思っているんですが、あまりにもデリカシーに欠けているため、毎回げんなり…。もう会話もしたくないくらいです。【Answer 5】答えなくて問題なし!「いるんですよね~、こういう無神経な人(笑)。言いたくないことを質問されたら、わざわざ言わなくてよいと思います。それがデリカシーに欠ける質問ならなおのこと!悲しいことを言うかもしれませんが、地雷ギリギリのラインの質問をわざとして、相手がどんな反応をするのかを見て楽しんでいる人もこの世の中には一定数いる。そんな人のために自分を犠牲にする必要はありません。何か聞かれても一切反応せず、口を閉ざしてOKです。自分という人間を保つため、そして今後の仕事を円滑に進めるために、無言で抵抗するのも、様々な人間と良好な関係を築いていくためのひとつの選択肢だと思いますよ。私も聞かれたくないことを聞かれた時は、『なんでそんなこと聞くんですか?』と質問することもなく、その場の雰囲気を悪くしない程度に『うーん、ちょっとわからないです』と言葉を濁したり、話題を変えたりして、その場をやりすごしています」堀井美香さんフリーランスアナウンサー。1995年、TBSにアナウンサーとして入社。個性的な先達のアシスタントを長年務めた後、フリーに。著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)などがある。※『anan』2024年3月20日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月16日あまり相性が良くない夫と義母は、ケンカすることが多いです。私は義母とは仲が良くも悪くもなく、面倒なつき合いがない万々歳の適当な距離感で、義母はたまに孫の顔を見に来ています。本人目の前にして言うこと!?実母に「季節のご挨拶はきちんとしなさい」と言われていた私は、お中元とお歳暮は毎年欠かさず贈っていました。 返礼もお礼もない義母に「お礼くらいあってもいいんじゃないの?」と多少不満に思っていました。 そして、お正月に義実家へ行ったときのこと、当たり障りのない会話をしていた義母が「お中元とお歳暮はちょっと迷惑だから結構です」と言うのです。 私は「迷惑って、贈った本人に直接言う?」と思い驚きました。 困らせるようなものを贈った記憶もなく、喜んでもらえそうなものを選んだつもりだったのに、本心から迷惑だったのでしょう。 ガッカリしながら「はい、わかりました」と言ったものの、以後あの言葉はしこりとなって残っています。 お正月の楽しい気分を壊されたうえ、義母の心無い言葉をきっかけに夫とケンカをしてしまうトラブルに発展した出来事でした。 ◇◇◇ 「出費が減った」と割り切ったと同時に、良かれと思ってやっていることでも、相手にとっては迷惑なことがあることを痛感させられました。義母の言葉がしこりになって残っているせいか、良くも悪くもなかった義母との仲も今ではあまり良い関係ではありません。 作画/さくら著者:横川幸子40代、夫の協力を得ながら、4歳の女の子の子育てと仕事に日々奮闘中のママです。
2024年03月16日会話が苦手でも、ちょっとした心構えやテクニックを使えば、相手から魅力的に思ってもらうことができる。そこで話のプロ・堀井美香さんが、実践している会話術を指南。相手に寄り添う“聴きポジ”を目指そう!「この人との会話は心地よく感じる」「また会って話したい」、なぜか自然とそう感じさせてくれる人は、誰からも好感を持たれる。フリーランスアナウンサーの堀井美香さんもしかり。永六輔さん、久米宏さんなど名だたる先達のアシスタントを長年にわたって務め、現在もポッドキャスト「OVER THE SUN」で繰り広げられるジェーン・スーさんとの掛け合いに惹きつけられている人が多い。そんな堀井さん曰く「“聴きポジ”に立てば、どんな人との会話も楽しめる」ようになるそう。「聴きポジとは、聴き手のポジションのこと。会話は、話す人と聴く人がいてはじめて成り立ちます。しかし多くの人は聴き手に徹しきれていません。聴きポジに立てれば、話が盛り上がらずに焦ったり、次に何を話そうかと緊張することもないので、肩の力を抜いて会話そのものを楽しめるようになります。そのためにも表情や声のトーンも意識しながら相手の話をしっかりと聴く姿勢を持ち、あなたを受け入れていますという心地よい空気感を作ることが大切。包容力のある会話を心がければ、スムーズにコミュニケーションがとれて、信頼を得ることもできます」優秀な聴きポジになるためには、会話の全体像をイメージすることも大切だそう。「私は会話する時、最初にその目的をやんわりと決めるようにしています。その会話で距離を縮めたいのか、その場の空気が温まればいいのか、自分の中でゴールを定めておくと、会話のズレが生まれにくくなります。そのためにも、可能であれば話す相手に関する情報を予習しておくと役に立ちます。その人に何を聞いて、どんな関係を構築したいのかを決めておけば相手に集中できるので、焦ることも地雷を踏む心配も少なくなります。距離を縮めたい人ほど、情報収集が肝に。もちろん思いがけず突然会話が始まるパターンもあるので、そんな時はその状況を俯瞰して、フラットな視点を持ちましょう。たとえば複数人で会話が始まったら、自分以外のメンバーの立場や状況を把握し、回し役に徹してフォローしながらひとりひとりの言葉を引き出すんです。会話は、量より質。喋る量とそこにいる存在感は決して比例するものではないので、たった一言しか喋らなくとも、その質を高めることで魅力的な人だと思ってもらいやすくなるのではないでしょうか」堀井流の会話術を身につければ、話し下手な人も、会話で魅了することができる!【堀井流会話術ルール1】目をしっかり見てニコニコ笑顔で。会話する時の基本的な姿勢は、目を見ること、そして笑顔を忘れないこと。「昔からよく言われるコミュニケーションマナーです。じーっと見つめなくてもいいので、時折目を合わせながら微笑んだり、相づちを打つことでちゃんと話を聴いているという意思表示になります」【堀井流会話術ルール2】できるだけ相手のペースに寄せる。会話は相手と構築していくもの。心地よい空気感を作るために話し方や声の出し方も重要な要素に。「話すスピード、声のボリューム、声の高低をできる範囲でいいので相手に寄せるように意識しましょう。すると相手から波長が合うと感じられ、好印象を与えやすくなります」堀井美香さんフリーランスアナウンサー。1995年、TBSにアナウンサーとして入社。個性的な先達のアシスタントを長年務めた後、フリーに。著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)などがある。※『anan』2024年3月20日号より。イラスト・山中玲奈取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2024年03月16日休日に家族4人で博物館に出かけたときのことです。誰もが楽しめるはずのストリートピアノで長女が演奏中、見知らぬ女性に絡まれてしまいました……。 博物館展示のストリートピアノを演奏する休日に家族で出かけた博物館には多くの展示物があり、子どもたちは大興奮!展示物のなかに、アップライトピアノの裏側が透明になっていて、後ろから構造を見学できるというおもしろい体験展示がありました。数組の家族が和やかにそのピアノで演奏をしていて、私たちも演奏の順番を待ちました。 ピアノを演奏するわが子の後ろに女性が…順番が来て長女が弾き始めると……。なんと後ろの50代ぐらいの女性が「ヘタクソ早くしろよ……」と言ったのです。私たち夫婦は驚きました。 ピアノを長時間占領していたわけでもないのに、子どもに暴言を吐くなんて! と憤りを感じました。けれども帰宅後、長女はケロッとした顔で「でも私ヘタクソじゃないから、私のことじゃないと思って最後まで弾いた」と言ったのです。私たち夫婦は、へこたれるどころかたくましい長女の発言にもっとびっくりさせられました。 長女の成長を感じることができたものの、世の中には平気で他の子どもに暴言を吐く人がいるのだなと、悲しい気持ちでいっぱいになった出来事でした……。やはり、不特定多数の人が集まる場所ではいろいろな人がいることを実感。短時間でも子どもから目を離さないようにしようと心に決めました。 イラスト/きりぷち著者:中野 迷子
2024年03月16日娘が3歳のころ。スーパーで一緒に買い物をしていたとき、目の前をきれいなスキンヘッドのおじさまが通りかかりました。おじさまのことを見た娘は……。 家の中ではいいけれど…ある日、娘を連れてスーパーへ出かけました。3歳になってからおしゃべりが上手になり、本人も楽しいのかたくさん話していた時期でもありました。 当時はお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀さんの人気が急上昇中で、娘は彼の代名詞である「こーんにーちはー!!」の挨拶を真似するようになりました。元気いっぱいでかわいいのですが、家と外ではまた別の話。 お店の中では静かにするように声かけを行い、買い物に出かけました。無事に買い物が終わり、レジへと向かったそのとき!目の前にはきれいなスキンヘッドのおじさまが!心のなかで「まずい!」と思ったときにはもう遅く……。 娘はおじさまに向かって「あっ!こーんにーちはー!!の人だ!こーんにーちはー!!」と大きな声で挨拶しました。必死に否定して謝る母。気まずそうに笑うおじさん。なぜか挨拶が止まらない娘。もうカオスな状況でした。その後、私はスキンヘッドの人を見かけると娘の視界に入らないよう気をつけるように。5歳になった今は、スキンヘッドの人を見ても反応しなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 子どもは自分が感じたことを正直に口に出すので、ときとして焦りますよね。小さいうちは難しいですが、思ったことをすぐ口に出さないよう声かけをしつつ、コミュニケーションを楽しんでほしいですね。 イラスト/シュー子著者:清水理恵子
2024年03月15日3歳の息子は食べることが大好きで食への関心が高いのですが、そんな息子が買い物中に食べたがったものに、私はわが耳を疑いました。さらに大きな声で何度も食べたがるので、周囲の人も驚いた顔でこちらを見ているのがわかりました。コストコで起きた、息子の仰天エピソードです。食への関心が強い息子息子は離乳食期から食への関心がとても強く、食べ過ぎが心配になる面もありますが、助かっていました。また、3歳を過ぎたころから、食への制限も緩めはじめ、息子が興味を持った食事に対して、加減をしつつですが、挑戦させるようにしていました。 ある日、息子を連れてコストコへ買い物に行ったとき、カートに乗った息子が突然「今日はドッグフードが食べたいな!」と言ってきたのです。 どうしてもドッグフードが食べたい!「ドッグフード!? それは犬のごはんだよ?」と説明するものの、息子は納得がいっていない様子。その後も大きな声で「ドッグフード食べたい!」と連呼し、周囲の人が驚いた顔で息子を見ていました。さすがに恥ずかしくなってしまった私は息子に「ドッグフード食べたことあるの?」と聞くと、「あるよ!」と言うのです。 何かと勘違いしていると思い、似ている食材を想像しては息子に確認していきました。「それじゃない!」と言いながら売り場を知っているというので、なんのことを言っているのかと息子の指をさす方向へ行って確認をしてみることにしました。 息子のさす方向へ行ってみると……息子は何をドッグフードと勘違いしているのかと思い、言われるがままに着いた先はレジの前。すると息子は「ここを出たらドッグフードがあるよ!」と言うのです。ふとレジの先を見ると、そこにあったのはフードコート。そして息子は「ホットドッグ」の看板をニコニコと指をさしていました。 息子は以前、ホットドッグを買って食べたことを覚えていて、それをドッグフードと記憶していたのです。思わず笑ってしまう言い間違いに、「今日はホットドッグを買って帰ろうね!」と購入し、帰路につきました。 たしかに似ているけれど、思わず驚いてしまう発言に、かわいい言い間違いだなぁと思ったエピソードでした。ちなみにもうすぐ4歳になる息子ですが、未だにホットドッグを見ると、ドッグフードが先に出てきてしまうようです。少し考えてから「ホットドッグ食べたい」とちゃんと言えるようになり、息子の大好きな食べ物の1つにもなりました。 著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2024年03月15日娘が生後8カ月のころ、お昼以降何をしても大声で泣き続ける娘を前に、私の心は折れそうになっていました。そんなときに道端で出会った高齢女性がかけてくれた言葉で心が救われた経験をお話しします。いい加減にしてよ…生後8カ月になったころ、お昼以降、何をしても大声で泣き続ける娘。その泣き声を聞いていると、娘に責められているように感じて私は精神的につらくなっていました。 「このまま家にいたら娘に手をあげてしまうかもしれない……」。そう思った私は、娘をベビーカーに乗せて家の近所を散歩することにしました。 高齢女性との出会い30分ほど無心で歩いていると、いつの間にか眠り始めた娘。ようやく寝てくれたことに私は安堵しつつ、「止まると起きるかも」と思いそのまま歩き続けました。1時間以上歩いたとき、前方から手押し車を押しながら歩いてくる高齢の女性が。 道が狭かったため、私はベビーカーを脇によけて待つことに。すれ違いざま、その女性は寝ている娘を見るとにっこり笑って「かわいいねぇ。宝だね。でもお母さんは寝られなくて大変だね。頑張ってね」と声をかけてくれました。 女性の言葉が心の支えにこの女性の温かい声かけのおかげで、いら立ちで波打っていた私の気持ちが少し穏やかになったことを覚えています。 その後も育児をする中で大変なことはありましたが、「宝だね」と言って笑ってくれた女性のことを思い出すと、ほんの少し気持ちが軽くなりました。 見知らぬ高齢女性の言葉が自分の心の支えになるとは思ってもみませんでした。他人の真心に触れると、自分の気持ちも温かくなることを経験し、私自身も周囲に温かい言葉をかけられる人になろうと思っています。 イラスト/森田家著者:下川 美悠監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月14日娘が3歳になったのを機に、家族3人で旅行に行きたいと思っていた私。しかし、夫に相談すると「俺は行きたくない」と言われてしまい……? 家族の思い出を作りたいのに…娘が3歳になりイヤイヤも落ち着いてきたため、家族で国内旅行に行きたいと思っていました。しかし夫に相談するも、「子ども連れで旅行なんて、疲れるから行きたくない」との返事。私は「家族3人の思い出作りとして行こうよ」と言いましたが、それでも行きたくないと反対されてしまいます。 しかし数日後、夫の友人の結婚式に参列したときのこと。夫が「やっぱり3人で旅行に行こう」と急に言い出したのです! 夫は結婚式で新婦が「両親がよく家族旅行に連れて行ってくれて、とてもうれしかった。いろいろな経験をさせてくれて感謝しています。私も新しい家族とたくさんの思い出を作っていきたいです」と涙ながらに手紙を読む姿に感動したそう。そして、自分も娘との思い出を作りたいと思い直してくれたのでした。 結婚式に参列したことで、家族との思い出がかけがえのないものだと気づいてくれた夫。冷たい態度で旅行を拒否されてモヤモヤしていましたが、他の家族の姿を見て心が動くこともあるのだと気づき、今後なにかお願いごとをするときは、夫の気持ちを動かせるようなエピソードなどを添えて話すと良いかもしれないと学んだ出来事です。 作画/yoichigo著者:富安千秋
2024年03月14日近所に住むママ友Aさんは、何かと私の住むマンションについて口を出してくる人です。はじめはデリカシーのない人もいるものだなと思うくらいであまり気にしていませんでしたが、あまりにも続く嫌みな発言にげんなり。「あのマンション、買う人いたんだ」と言われたこともショックでしたが、また別の日はさらにひどいことを言われ言葉を失いました……。わが家の値段を平気で言うママ友わが家は新築のマンションだったので、そのチラシが地域に住んでいる方々にも配られており、そのチラシには値段も載っていました。 初めてママ友Aさんと会話したとき、「あそこに住んでるの? 家にチラシ入ってて見たけれど、こんなところに〇〇万円なんて値段のマンション建てて、誰が住むんだってみんなで話してたのよね。買う人いたんだ」と言われたのです。私は何だか嫌みな方だなと感じました。自分の家の価格を口にされたことにも不快感を覚えました。 マンションマウントを取るママ友Aさんはその後も、「あなたのマンションって特にオプションとかないでしょ。それなのにあの値段は高すぎる気がする」と度々言ってきました。Aさんが住むマンションは築15年ほどの大型マンションで、プールやゲストルームなどのオプションが充実しているのです。 私個人としてはわが家を悪く言われるのでAさんとはあまり関わりたくないのですが、子ども同士は仲良し。そのため公園で長時間話を聞く機会が多くあり、失礼な会話も笑って流さなければならない日が続きました。 「わたしならそんな家住めない!」公園で子どもたちが遊ぶのを見守りながら世間話をしていたある日、昨日初めて家にゴキブリが出てびっくりしたという話をしました。するとAさんは異様に大きな声で「えっ、ゴキブリ出たの! 気持ち悪い! そんな家、私だったら汚くて住めない、引っ越す!」と言い放ったのです。 ずいぶんあからさまな嫌みを言ってくるなと思っていると、Aさんと同じマンションに住む違うママ友が「うちもゴキブリ出たことあるよ。というか私たちが住んでいるマンション、ゴキブリどころかネズミがすごい出てて駆除してるの知らないの?」と言ってくれました。 他のママ友のフォローでその場はおさまったものの、やはり気分の良いものではありません。こちらに何の非がなくても、何かを見つけ出して攻撃してくる人間はいるのだなと思い、これからはプライベートなことはAさんの前では一切話さないようにと決心。子ども同士が仲が良くても、必ずしも大人同士が仲良くしなくてはいけないわけではなく、じょうずに距離をとることも大切だという教訓になりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:大井絵衣5歳男児の母。「楽しく子育てがしたい!」がモットー。台所育児を実践中で、息子が1歳のころから毎日夕飯を一緒に作るのが日課。自身の育児経験を中心に、子育て関連の記事を多く執筆中。
2024年03月13日私は21歳のとき4歳年上の彼と職場結婚し、2人の子どもを授かりましたが、およそ5年間の結婚生活を経て離婚することになりました。離婚理由は、いわゆる価値観の違いによるもの。慎重に話し合いを重ねたうえで円満離婚となるはずだったのですが、予想外のところで話がこじれることになってしまったのでした。「どうして?」電話口で問い詰める義母義母との関係はどちらかと言えば良好でしたが、遠方に住んでいたこともあり、離婚話について相談はしていませんでした。しかし、離婚の前準備として別居をし始めたころ、とうとう夫が義母に現状を話したようで、すぐさま義母から私に電話がきたのです。 ちなみに夫はマザコン。義母も子離れできていないのでは? と思うような出来事が、これまでにも度々ありました。電話口で突然「なんで? どうして何も話してくれなかったの?」ときつく問い詰めてくる義母はこれまでとはもはや別人で、動揺した私はただひたすらに謝ることしかできませんでした。 最後の話し合い。遠方からやってきた義母別居から約3カ月が経ち、話し合いも終盤に差しかかったところで、離婚届を書くため子どもたちを連れて夫の元へ。あれ以来、義母とは連絡を取っていなかった私。最後にもう一度電話をしないとダメかな⋯⋯そんな風に思っていた矢先でした。夫の家に着くと、なんと呼んでもいないはずの義両親の姿が! 夫からも親がくるという話は一切聞いておらず、「なんで!?」と思いました。義母は最初に「あなたから直接話が聞きたい」と言ってきましたが、実際は私に不満をぶちまけにきただけだったようです。 義母主導!? 私だけが悪者扱い「お前の我慢が足りないからこうなった」「息子は一生懸命働いて頑張っているのに」と、とにかく私を責め続ける義母。しまいには「養育費なんて払えない」「学資保険は解約して。解約金は息子のお金よね?」など、夫の金銭の心配をするばかり。そもそも離婚になったのは、元はと言えば夫の金銭感覚の緩さが原因なのに、それを知ってか知らずか、義母は終始「息子は悪くない」の一点張りでした。 おとなしい義父は義母の発言にうなずくのみで、夫は何も言えずにただうつむくだけ。言い返したい気持ちでいっぱいでしたが、子どもたちが見ている前であまり争いたくはなかったのでグッとこらえ、ただただ時間が過ぎるのを待つばかりでした。今となってはあのときどう対応するのが正解だったのかわかりません。 「義母との関係は良好」と思っていたのは私だけで、日ごろから敵意でも抱かれていたのかなと、少しゾッとした体験でした。その後、離婚した元夫には養育費を払ってもらい、子どもたちとも月に一度の面会をしていましたが長くは続かず、音信不通となってしまいました。どちらにせよ、豹変する義母を止められない夫とは別れて正解だったな、とも思っています。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:夏川さほ10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2024年03月11日ある日、押入れを片付けていたときにアニメのDVDが出てきました。息子が好きそうだなと思って見せたところ……。 長男が好きだったDVDを見つけて…次男が3歳になったばかりのとき。押し入れを整理していたら、長男が4~5歳のころによく見ていたアニメのDVDが出てきました。もしかしたら次男も好きになるかなと思い、そのDVDを再生しました。 最初は大人しくアニメを見ていたのですが、急に「これいっぱい見たよね」と言うのです。次男がこのDVDを見るのは初めてのはず。なのに何でそんなことを言うのだろう……と思いました。このときは「面白いよね」と話を流したのですが、その後に次男はびっくりすることを話しました。 なんと、まだ終わっていないのにストーリーの結末を言ってきたのです。さすがに驚いて、「どこかで見たっけ?」と次男に聞くと、「ママのおなかから見てたよ」と話しました。赤ちゃんはおなかにいると教えたことはありませんでしたが、「ママのおなかから観てた」という発言にも驚きました。 胎内記憶はあまり信じていなかったのですが、この出来事をきっかけにあるのかも……と考えさせられました。 ◇ ◇ ◇ ベビーカレンダーでは胎内記憶の体験談をいくつか紹介していますが、みんなそれぞれ違った内容で本当に不思議ですよね。なかには胎内の記憶以前、お空にいた記憶を話す子も。4歳を過ぎると記憶が薄れていくとも言われるので、小さなお子さんがいるママやパパはぜひ一度、聞いてみてはいかがでしょうか。 イラスト/森田家著者:高梨笑美
2024年03月10日私と夫は、いわゆる“カラダの相性”も良いほうで、出産前は「自分たちはセックスレスとは無縁なんじゃないか?」とさえ考えていました。しかし、帝王切開による出産を終え生活も落ち着いたころ、夫との会話の中で性行為についての話題になりましたが、私は気が進まず……。というよりも、「帝王切開によって感覚が変わったのではないか?」という不安が恐怖となって、なかなか一歩が踏み出せずにいるのです……。長い付き合いの中でも飽きない性行為私と夫は学生時代に出会い、交際期間は10年以上。その間、性行為については悩みやマンネリなどはなく過ごしていました。性行為をすればピロートークで感想を言い合い、してほしいこと、チャレンジしてみたいことなどを真面目に話し合うほど。 長く交際しているとマンネリ化してセックスレスに悩むカップルや夫婦もいるようですが、私たち夫婦はそうしたことには縁はなさそうだなと、出産前は考えていました。 産後の体調は問題なし…だけど疑問が!帝王切開から数カ月が経過し、現在は日常生活に影響する痛みなどはありません。しかし、手術の影響なのか、傷口の感覚があまりない状態が続いているので、性行為をするときどうなのだろうかと疑問を抱いていました。 そしてあるとき、近所に住むママ友と夫婦生活の話になり、ママ友が「自然分娩で産後に1〜2回ほど性行為をしたけど、産前と感覚が大きく変わっていてとても驚いた」と話していたのです。 変化した性行為への気持ちどのように変わったのか詳しく聞くと、産前より快感が得られなくなっていたようで、それ以降は性行為をせずにいるそうです。 もし、私も感じなくなっていたら? むしろ不快感が出てきたら? こうした不安から、私は夫との性行為に臨むことができなくなりました。一度、性行為をすることで答え合わせができますが、それも怖くて勇気が出ないままです。 もともと、夫は子どもを2人以上希望しているため、その希望を叶えるなら答え合わせをしなければなりません。幸いなことに、性行為への私の心境を話すと、夫は理解を示してくれました。しばらく我慢してくれている夫のためにも、勇気を出して性行為をしてみようと思いますが、それはまだ先になりそうです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/森田家著者:たなか かな
2024年03月08日いつも笑顔で何かと良くしてくれる義両親。とてもありがたく思っていたのですが、義父からのLINEにほとほと困ってしまい……。 義父からのLINEに変化が…!結婚1年目。義両親との関係は良好だったのですが、義父との距離感に悩むようになり……。 義父とLINEをやりとりするようになり、最初は他愛のない挨拶だけの文面でした。そこから家庭での出来事など世間話をするように…...。面倒だなと思うこともありましたが、LINEを返していました。 そんなある日、義父から「子ども待ってるね、かわいい子でお願いします」「胸が大きい女性は母乳が出づらいと聞くけど、嫁ちゃんはミルクで育てるのかな?」という文面が送られてきて……。さすがにゾッとしました。 どうしようかとひとりで悩んでいましたが、友人に相談。友人からのアドバイスで、その日から適当なスタンプを返すようにしました。それでも同じような内容のLINEが続いたため、夫に相談。義父からのLINEを見せ、夫から注意してもらいました。 ◇ ◇ ◇ 義父の問題をひとりで抱え込まず、友人や夫に相談できたのは良かったです。ハラスメントに対して“不快”という意思表示が難しい場合は、周りの人の力も借りて対処していきたいですね。 作画/さくら著者:大葉真由美
2024年03月08日マイホームを建て、引っ越しをした私たち家族。私も夫も馴染みのない土地だったので、引っ越し当初はご近所付き合いも当たり障りなく対応する程度でした。しかし、しばらく経ったころから状況が変わり始めたのです。 隣人の小言に悩まされる日々に…あるときから、なぜか隣に住む高齢の男性から顔を合わせるたびに小言を言われるように。男性は「最近ごみ捨て場が汚いから、掃除をするように」「お宅の庭の木の落ち葉がうちまで入り込んでくるから、木を切れ!」など、自分の言いたいことだけを散々まくしたてます。男性のあまりの剣幕におののいた私は、男性の指示通りにできることはすぐに対応しました。しかし、小言は一向に止むことがありません。 そんな中、家の前でその男性とバッタリ鉢合わせてしまったときのこと。まだしゃべり始めたばかりの3歳の娘がたどたどしく「あ〜、おあよ~!(おはよ〜)」と男性に声をかけました。そのあとも男性に向かってしゃべり続ける娘。「また何か言われるんじゃ……」と内心ヒヤヒヤしていた私ですが、男性は娘に「かわいいね。おしゃべりじょうずだね」と言ってくれたのです。 その日から男性は急にやさしくなり、小言を言ってくることもなくなりました。今思えば、男性も私たち家族にいろいろ教えるつもりが、うまく話せなかっただけなのかもしれません。男性の小言を止めてくれた娘には感謝の気持ちでいっぱいです。あれから数年経ちますが、そのあと生まれた息子のことも一緒にかわいがってくれています。 作画/ひのっしー著者:結城すみれ
2024年03月08日保育園のママ友で、1歳、3歳、5歳、8歳、と4人の子どもがいる方がいます。ある日、そのママ友と話をしていると、お互いの夫の夜勤の話になりました。ママ友の旦那さんの驚きの出勤方法に、勇気を出して物申したお話です。「夫はペーパードライバーだから」ある日、4人の子どもがいる保育園のママ友と夫の仕事の話になりました。私が「夫が夜勤の日のワンオペ、きつくて……」と言うと、ママ友は「わかる! うちも夜勤あるから。しかも、夫はペーパードライバーで私が送迎をしてるから、そっちもきつい」と言いました。 「子ども4人もいて、乗せ降ろしだけでひと苦労だよね」と私が言うと、ママ友はあっけらかんと「子どもたちが寝てる時間だったら、置いていってるけどね。うちの子たち絶対に起きないし」と答えたのです。 勇気を出して指摘した結果!?ママ友から詳しく話を聞くと、旦那さんの夜勤のシフトによっては、子どもたちを寝かせたあとに、ママ友が旦那さんを車で職場まで送ったり、仕事を終える早朝に、まだ寝ている子どもたちを家に残して迎えに行ったりしているそう。 ママ友が「1時間ちょっとだし、まぁ何かあっても8歳の子が対応してくれるよ。鍵はちゃんとかけてるしね」と言うので、私はびっくり。 私は、さすがに危険だと思い、「1時間の間に何もないことのほうが多いかもしれないけど、もし何かあったら一生後悔しない? 万が一何か起きて、下の子たちが『ママを探しに行く』と言って、8歳の子で対応しきれなかったら? 鍵をかけていても、それが壊されて外から人が入ってきたら?」と伝えました。 するとママ友は、「……。鍵が壊されることまで考えてなかった。ほぼないだろうけど、そうなったときに子どもたちを守れないね」と納得してくれました。 あれからママ友の旦那さんはペーパードライバーを克服すべく、運転の練習をし、今では自分で車を運転して夜勤に行っているそうです。家庭の事情はそれぞれだとは思いますが、いくら子どもたちが起きない子で、鍵をかけているからと言っても、小さい子どもたちを家に残して外出するという話に非常に驚いた出来事でした。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:鈴木 沙智
2024年03月07日12時間かかった出産を無事に終えた私の元に、義父母が面会に来てくれました。しかし、義母は生まれたばかりの息子を見ると、開口一番に信じられない発言をしてきて……。 義母の無神経な発言を聞いて…妊娠39週目の朝方から陣痛が来て、分娩室に入ってから12時間で息子を出産しました。生まれたての息子の体重は約4,000g。出産中の上の血圧は200を超えて出血多量。とても大変なお産でした。 しかし出産の翌日に義父母が病院に来てくれたのですが、息子を見た義母が「ねぇ、2人目はいつ?」とまさかのひと言……。長時間の大変な出産を乗り越えた直後の私に対してねぎらいの言葉もなく、次の子どもを望む言葉を投げかける義母にひどく驚いてしまいました。息子を産んで1日しか経っていないのに、次の出産のことは考えられません。 義母には「今は目の前のこの子との時間を大切にしたいので、しばらく予定はないですよ」と答えました。純粋にかわいい孫がたくさん欲しいというおばあちゃん心から出た言葉なのかもしれませんが、私への配慮をもう少ししてほしかったです。 作画/森田家著者:内田 あや
2024年03月07日生後1カ月ごろから、息子は夜寝るとき誰かに抱っこをされないと眠りにつかなくなりました。そのまま習慣になってしまい、生後3カ月ごろになっても息子は抱っこをしないと寝ませんでした。誰かが抱っこをしないと寝られなかった息子だったのですが、ある日私は驚きの光景を目の当たりして……!? 抱っこをしないと寝ない息子は生後1カ月ごろから夜は寝ぐずりするようになり、誰かが抱っこをしないと深く寝つけなくなってしまいました。私は、まだ生まれて1カ月だから抱っこされているという安心感がないと眠れないのかなと考えて、抱っこをしながら息子を寝かせていました。 息子は私が抱っこをしてから10分ほどで目を閉じるのですが、そのままベッドに寝かせると泣いて起きてしまいます。そのため、毎晩1時間ほど息子を抱っこして深い眠りについたことを確認してからベッドに寝かせていました。 寝かしつけをラクにしたい息子が生後3カ月になったころから、私は大きくなってきた息子を抱っこして寝かしつけることが大変だと感じるようになりました。私はこのままでは息子は抱っこをしないと寝ない子になってしまうと思い、抱っこをしなくても寝かしつけられる方法を探しました。 まず私がはじめに試した方法は、動画サイトで検索して見つけた心音を息子に聞かせることです。私は心音を聞かせるだけで寝かせられるなんてすごいラクになると思いましたが、息子には効果がありません。次にバウンサーで息子を寝かしつけたあと、ベッドに移動させてみようとしましたが、バウンサーでも寝ませんでした。 試行錯誤の末に見つけた方法良い方法が見つからない中、私は息子を抱っこして寝かしつけることに疲れてしまいました。ある晩、疲れた私はただ息子とともにベッドに横になり、息子が好きな手遊びをしながら遊んでいました。いつものように手遊びを見始めた息子ですが、ふと気付くと寝ていたのです。次の日も私は息子と一緒にベッドに横になり手遊びをしてみました。 遊び始めてから30分くらいで息子は泣き始めてしまいましたが、そのあと抱っこをするとすぐ寝ついたのです。ベッドで一緒に横になり、遊びながら息子が寝るのを待つようにしてみるとラクに寝かしつけられるようになりました。そして、生後4カ月には抱っこをしなくても息子は寝られるようになりました。 今思い返すと、息子を寝かせられれば自分の時間ができるので、頑張って寝かせようとし過ぎていたなと思います。部屋を暗くして、一緒に遊びながら息子が眠くなるのを待つべきだったと気付きました。赤ちゃんに合った寝かしつけの方法を見つけられると、ラクに寝かせられるようになると学んだ出来事です。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/Michika著者:佐藤ふみ
2024年03月06日男性を傷つけない“コミュニケーション術”4選なにげない一言で相手を傷つけてしまうことってありますよね。今回は男性を傷つけない為に気をつけたい「コミュニケーション術」を紹介します。「いつものことじゃん」はやめて彼が失敗や落ち込んでいるときに「いつものことじゃん」と言うのは避けましょう。意外と彼を傷つける原因になるかもしれません。穏やかな口調でサポートする姿勢を見せるとよいでしょう。やる気をそぐ「大丈夫?」彼がやる気満々なときに「大丈夫?」と心配する言葉は、彼を不安にさせることも。ポジティブな言葉や励ましの方が彼のやる気を引き立てます。気をつけて伝えましょう。「どうせ~」で話さない彼が他の女性に優しくしているとき「どうせかわいい子だから」と冷たい言葉はNGです。彼の気持ちを尊重し、肯定的な言葉でサポートすることが大切です。親しい仲だからこそ注意が必要彼氏との関係が親密な分、言葉選びが重要です。心を傷つけないようにリクエストや提案をするときは、丁寧でわかりやすいコミュニケーションを心がけましょう。(愛カツ編集部)
2024年03月06日娘のオムツを替えたあと、夫に娘を任せて近所のコンビニへ出かけたのですが、夫はなぜかさっき替えたばかりのオムツをまた替えようとしていました。理由を聞いてみると、まさかの返答が……。 夫の面倒も見なきゃいけないの…?近所のコンビニに用事があった私は、生後2カ月の娘のオムツを替えて母乳をあげたあと、娘を夫に任せて家を出ました。しかし、買い物を済ませて帰宅すると、なぜか夫がオムツを替えていたのです。出かける前に替えたばかりなので「さっきオムツ替えたばかりだよ」と伝えると、私が家を出てから娘が泣き出し、どうしたら良いのかわからずとりあえずオムツを替えてみたとのこと。 私の行動を見てなかったの? さっき替えたじゃん……とドン引きしつつも、「なんとかしようとしてくれてありがとう。でもオムツじゃないよ、抱っこしてあげてくれる?」と言いました。 するとあろうころか夫は、ゴチャゴチャと聞こえない声で文句を言ったあと、機嫌をそこねて家を出て行ったのです! コンビニでポテトチップスを買ってすぐ帰ってきたものの、さすがにこの行動にはカチン! ときた私。大きな赤ちゃんのような夫の面倒まではもう見られないなと思い、この一件のあとは夫に育児のことをあまり頼まなくなりました。 ◇ ◇ ◇ 少しでも気に入らないことがあると機嫌が悪くなってしまう夫……。確かに、大きな赤ちゃんのように思ってしまうのも無理はありませんね。しかし、夫に頼らず1人で育児をするのはママの負担になってしまうので、「こういう場合はこういうことを試してみて」というように、育児の仕方について日頃から伝えておくと良いかもしれません。どちらかが1人で頑張るのではなく、夫婦二人で支え合ってお子さんを育てていけると良いですね。 作画/森田家著者:わたなべ みか
2024年03月06日3歳のころから人見知りで、保育園に通い始めてもなかなかお友だちに自分から話しかけられない息子。そこで私は、人見知り克服のためにある作戦を実行することに……。 人見知りが激しい息子のために…私は息子の人見知りを克服するために、子ども連れで参加できるイベントに息子を連れて積極的に参加することに。息子自身はあまり乗り気ではありませんでしたが、「楽しいから行ってみよ!」という私の押しに負けてしぶしぶついてきてくれていました。しかし、努力の甲斐もなく、息子の人見知り気質にあまり変化は見られず……。 それからしばらく経ち、息子が小学4年生になったある日のこと。ママ友とその子どもたちが集まるランチ会に行ったとき、息子が「名前、なんていうの?」と他の子に自分から積極的に話しかけているではありませんか! いつの間にかコミュニケーション力がアップしていた様子の息子に衝撃を受けた私。帰宅後、「どうして自分から話しかけたの?」と息子に聞くと「仲良くなりたかったから。それに自分から話しかけたら早く仲良くなれるってわかってきたんだ」と言うのです。 そんな息子の成長に私はとても感動! 親としては、子どもの人見知りが心配で、あれこれ世話を焼こうとしてしまいますが、時間がかかっても子どもは子どものペースで人付き合いを覚えていくのだなと感じた出来事でした。 作画/Pappayappa著者:佐野千佳
2024年03月05日遠方に住んでいる義両親とはなかなか会えないため、私と夫は3歳の娘の写真を頻繁にメールで送っていました。しかし、毎回反応はなし。誕生日やクリスマスにも特に連絡はなく、「孫に興味がないのかな……」と不安に思っていました。 娘は嫌われている?義父母の本心は…ある日、娘が長距離移動を頑張れる年齢になったこともあり、連休を利用して義実家へ行くことに。娘は義両親と初対面です。「娘に会っても喜んでもらえるかな……」と心配していた私と夫でしたが、義両親は娘を見るやいなやテンションMAX! いつも寡黙な義父も、娘にメロメロです。思ってもみなかった歓迎ムードに、私も夫もぽかんとするばかり。すると、「いつも送ってくれる写真を楽しみにしてるのよ~!」と義母。義父も「何枚か印刷して飾っているんだよ」と教えてくれました。夫が義父に「そんなに楽しみにしてくれているなら、なんでメールの返事をくれなかったの?」と尋ねると「返事をしたほうがよかったのか?」と不思議そうな顔をされました。どうやら写真を送ったメッセージに対して、特に返事をする必要はないと思っていたようです。誕生日にメッセージを送ったりしなかったのも、そもそもその発想がなかったからなのだそう。娘が義両親に嫌われていたわけじゃないとわかり、ほっと一安心。それと同時に、メールではなく一度直接電話をして話してみればよかったと反省しました。これからも義両親と一緒に娘の成長を見守っていきたいです。 作画/Pappayappa著者:井上かえ
2024年03月05日土日や祝日にも出勤日のある職場で、保育園に預けられないときは義母にお願いしていました。その日も義母に娘を預けて会社へ。すると勤務中に電話があり、娘が救急車で運ばれたというのです……。 目を離した隙に起こった事故3歳になる娘を義母に預けて仕事をしていたとき、義母から連絡がありました。話を聞くと、娘は救急車で運ばれて病院にいるとのこと。どうやら、2人で買い物へ行ったとき、義母がレジで袋詰めをしているときに目を離してしまったようで……。 近くにあった階段をひとりで降りた娘はそのまま転んで頭を打ち、嘔吐して救急車で運ばれたとのこと。びっくりして病院に駆けつけるとグッタリした娘が。嘔吐の原因は「脳しんとう」によるものとのことで、様子見で一泊入院することに。頭も縫うほどの傷ができており、とても動揺しました。 それから義母と話し合い、娘と出かける際は家の近くの公園までなど行動範囲を狭めてもらいました。また1〜2年の間だけ、週末の出勤を減らしてもらえないかと会社に相談。義母とは子育ての情報を共有しつつ、今も協力してもらいながら働いています。 ◇ ◇ ◇ 事故が起こるのは一瞬ですが、子どものことをずっと見ているのも難しいですよね。子どもの性格や日頃の行動を考慮しつつ、その子に応じた対策をとっていきたいですね。 作画/さくら著者:石坂らん
2024年03月04日ママ友との会話中、夫の職業の話になり「デザイナーだよ」と話すと、「タダでチラシを作って欲しい」と言われた私。やんわりと断ってもしつこく頼んでくるため、再度きっぱり断ると、後日まさかの展開に……。 そんなこと言われる筋合いはない…!ある日、家族でお店を営んでいるママ友と立ち話をしていたとき、夫の職業の話になりました。「夫はウェブデザイナーをしてるよ」と伝えると、「良いな〜! ねぇ、うちのお店のチラシ作ってよ!」と言われた私。身近にデザイナーがいるとわかるとつい頼みたくなる気持ちは理解できますし、このように人から頼まれることもたまにあるので特に気にはしませんでしたが、そのあとの話をよく聞くと、どうやらタダでデザインしてほしいということらしく……。なんて図々しいだろう……と驚くと同時に呆れてしまいました。夫もタダで作って! なんてお願いは嫌がるだろうなと思いやんわりと断ったのですが、「お願い!」としつこく頼まれ、さらに困惑。 結局その日はきっぱり断って解散しましたが、そのあと「ケチだね。デザインするなんて簡単なことじゃん。もう良いです」と怒りのメッセージが送られてきました。 知り合いだからと言って、タダで仕事の依頼をしてくる人には驚いてしまいます。しかも断ったらケチ呼ばわり……。自分の中の常識が通じない人というのは一定数いるんだなぁと学んだ出来事でした。 作画/森田家著者:高橋 裕子
2024年03月04日何かと理由をつけて、親戚が集まることの多い義実家。そのたびに私もお手伝い係として駆り出され、子どもたちを連れて出かけます。そんな中で、私がしてしまった失敗。義母と親戚が私の失敗を取り上げて責め立ててきました。そんなとき私を救ったのは……。親戚の集まりで痛恨の失敗……!「親戚が集まるから、お弁当注文しておいて」と言われたのは、集まりがある日の前日でした。しかし、頼まれたその日は忙しく、わが家のことだけでいっぱいいっぱい。返事だけして、すっかりお弁当の注文を忘れてしまっていました。 集まりの当日、義実家に手伝いに行くと「お弁当は?」と言われ、そのときにやっと「あっ! 忘れた!」と気づいた私。「すみません! 今すぐ買ってきます! 」と慌てて予定とは違うお弁当屋さんに子どもたちとともに行き、人数分のお弁当を両手にかかえて義実家に戻りました。 私の失敗をみんなの前で笑う義母何とか集まりに間に合いホッとしつつ、集まった親戚の対応をしていると、義母が「今日は本当は○○屋さんのお弁当を買ってくるつもりだったのよ」とわざわざ言いました。続けて「でもね、お嫁さんが忘れてて、さっき慌てて買いに行かせたのよ。ごめんなさいねー、まったく」とケラケラ笑うのです。 私は「忘れた私も悪いけれど、何とかなったのだから言わなくてもいいのに」と心の中で思いつつも、「すみません、忘れちゃってて……」と謝りました。そんな私に親戚たちは「もっとしっかりやるんだよ」「ボーっとしちゃって、まあ」と義母側の発言を口にしました。 親戚を黙らせた娘の言葉なじるような義母や親戚の言葉にイライラしながらも「気をつけますね」と受け答えしていると、遠くで遊んでいた娘が私のそばにやってきました。そして私に向かって「いいんだよ。まちがってもいいんだよ。誰でも失敗するんだから」と私をなでなで。そして親戚に向かって「まずはお弁当買ってきてくれてありがとうだよね?」と促すように言いました。 娘のまっすぐな視線に、気まずそうにする義母と親戚たち。1人の親戚が「嫁ちゃんの子どもはいい子だね!」と取り繕うように言い、「さ、食べよう食べよう」と親戚たちはそそくさと逃げていきました。娘の言い方は、私がたまに娘にする言い方そのもの。義母や親戚に責められている私を見て、「自分が言わなければ」と思った娘をとても誇らしく思いました。 義母や親戚が感謝や謝罪の言葉を口にすることはありませんでしたが、娘が私のために行動してくれたことで心が救われました。娘には「ありがとう」と、思い切りハグ。私は人の失敗を責める義母や親戚とこれから付き合っていくことに一抹の不安を感じつつも、娘が芯をもって成長してくれていることをうれしく思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:山口花田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。
2024年03月04日