子育て情報『「怒ったり、叩いたりして後悔…」保育士が実践している【子どもを冷静に叱る】ための行動とは?』

2022年11月25日 10:30

「怒ったり、叩いたりして後悔…」保育士が実践している【子どもを冷静に叱る】ための行動とは?

目次

・どうして思わず、“やってはいけない対応”をしてしまうのか?
・子どもに冷たい態度を取ってしまったとき
・大きな声を出して怒ってしまったとき
・子どもをたたいてしまったとき
「怒ったり、叩いたりして後悔…」保育士が実践している【子どもを冷静に叱る】ための行動とは?


保育士の中田馨さんが、子どもに強く当たってしまったときの対応について詳しく教えてくれました。自分自身に余裕がなくて、子どもに大きな声で怒鳴ってしまった……冷たい態度をとってしまった……と落ち込んでしまうママやパパもいることでしょう。ぜひ、参考にしてくださいね。

こんにちは! 保育士の中田馨です。子どもに冷たい態度をとってしまったり、大きな声を出して怒ったり、頭をたたいてしまったり……などなど。日々育児をしていく中で、思わず子どもにやってはいけない対応をしてしまった! と後で落ち込んでしまうことってありませんか?

きっと、誰でもあるのではないかと思います。保育の専門家でもある私だって、わが子への対応には「ああ、失敗した!」と反省の日々です。

そこで今回は、できるだけ避けたい子どもへの対応のお話をします。


どうして思わず、“やってはいけない対応”をしてしまうのか?

本当は何度も言いたくないけれど(叱りたくないけれど)、子どもの態度を見ていると思わず“やってはいけない対応”をしてしまいます。どうして“やってはいけない対応”をしてしまうと思いますか? それは、親が子どもに「正しい行動をしてほしい」と思うからこそです。子どものことを思っているからこそなので、「正しい行動をしてほしい」と思うこと自体は決して悪いことではありません。なので、「思わずしてしまう、やってはいけない対応」を変えていければよいですよね。

私の場合、「思わずしてしまうやってはいけない対応」をしてしまいそうになる直前に、大きく息を吸い込みゆっくりと吐きます。つまり、深呼吸ですね。1回で足りない場合は2回、3回と繰り返します。そうすると“頭で考える暇”ができるので、「さて、どう対応しようか?」と考えることができます。
また、前回同じようなことが起きた場合は反省した時に、「次は、こう対応してみよう」と改善策を自分なりに考えていれば、深呼吸の後の対応がしやすいものです。

やってはいけない対応をしてしまった! と後で落ち込んだときは、落ち込むだけでなく次につながる改善策も考えてみるとよいですね。

では次からは、具体的な例を挙げてみましょう。 

子どもに冷たい態度を取ってしまったとき

「子どもに冷たい態度を取ってしまった……」。子どもが何度も同じことを「なんで? なんで?」

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