<僕たちは親になりたい>「俺、妊娠のこと何も知らなかったって反省したよ」謝る夫に妻の反応は?
結婚してからすでに3年が経過した美咲と拓也。ある日、拓也の帰りが遅くなったことがキッカケで、今まで妊活を後回しにされてきた不満が爆発した美咲。一方で妊活がプレッシャーになっていた拓也は、心の中では(なんで家でも圧をかけられなきゃいけないの? )と思いながらも、本音を話せずにいました。
しかし紆余曲折を経て、拓也は妊活に向き合うことを決意。
今まで妊活を後回しにしてきたことを謝罪すると、「まずはこの1年、一緒に頑張って見ない?!」と美咲に提案したのでした。
夫の話を聞き終わると、妻は口を開いて…
「調べてみたんだ。
なんで美咲がこんなに焦ってるのか」
「俺……妊娠のこと、女性の体のこと……
何にも知らなかったって反省したよ……」
そう言うと、妊活について
どこか他人事に思っていたことを伝えた拓也。
すると、美咲も口を開きます。
「毎月毎月必死になってたけど、
私は子どもを産むために拓也と結婚したんだっけ? って」
「……違う。拓也となら、歳を重ねても
笑い合ってるだろうなって思えたから結婚したんだ……」
そう言い終わると、今まで拓也を責め立ててきたことを
謝罪したのでした。
◇◇◇
自分の考えや言動を振り返り、反省点をお互いに謝罪し合った拓也と美咲。今までそれぞれが自分の気持ちで精一杯だったわけですが、相手の気持ちに立って物事を考えられるようになったのは、2人にとっては大きな一歩だったのではないでしょうか。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
<僕たちは親になりたい>「私は愛した人の子どもを育ててみたい」そう言うと、妻は夫の手を取って