2023年6月11日 19:40
「おい、お前ら…」え?父の病気で夫に子どもたちを任せると子にありえない発言を<毒夫と父の葬式>
「今日はスーパー行けなかったから、一品でごめんね」
瓜田チャリさんが謝ると、
「おい、お前らな、おじいちゃん大変やねんから、メシぐらい文句言うなよ?」
毒太の言葉に静かに頷く子どもたち。
瓜田チャリさんが出かけると、
「あとは俺にまかせとけ!」
毒太はビールを飲みながらそう言いました。
病院に着くと、毒太が帰ったのかとお母さんから聞かれたため、
「いつも通り帰ってきたからすぐバトンタッチして家出てきたよ」
と言う瓜田チャリさん。
みんなから頼もしい旦那さんだと言われ、毒太の株は爆あがり。
毒太の株をあげたくはありませんでしたが、瓜田チャリさんは自分が大事にされていないことをみんなに知られたくなかったのです。
みんなで待っていると、ついにお父さんの手術が終わりました。
集中治療室へ移動することと、意識はしばらく戻らないことを告げられました。
そして運ばれてきたお父さんは……土のように茶色い顔色になり、顔が2倍に膨らんでいたのです。
深夜1時になり、危険な状態の父を残していくのが心残りではあるものの、瓜田チャリさんは帰宅することに。
家に帰ると、テーブルには数本空いたビールの缶が……。さらに毒太はリビングで雑魚寝し、次女ちゃんも制服を着たままで眠っていました。
瓜田チャリさんが毒太へ次女ちゃんがお風呂に入っていないのか問うと、毒太は「知らん」と答えたのです。
大変なお母さんを気遣い、自らお手伝いすると名乗り出た子どもたち。一方の毒太は他人事のように漫画を読むだけ。しかもビールを何本も開けた結果そのまま寝て、次女ちゃんをお風呂に入れていませんでした。
「子どもは俺が見れるし、任せろ」と言った毒太ですが、 家事をしなかったうえに、結局子どもの面倒も見ていませんでした。
瓜田チャリさんはお父さんのことでショックを受けているのに、家に帰ってもこの惨状……。子どもたち3人に加え、自分のことも何もできない夫の世話までしなければいけない瓜田チャリさんの負担は計り知れません……。
著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
「俺は行かねーよ」父親の見舞いを拒否する夫。信じがたいそのワケとは?<毒夫と父の葬式>