「俺をバカにしてんのか!?」家事と育児で疲弊した妻が夫の誘いを断るとまさかの!?<99%離婚>
主人公の彩さんは妊娠を機に仕事を辞めて専業主婦になり、娘の柚と大手商社に勤める高学歴エリートサラリーマンの夫の翔と3人で暮らしていました。幸せだと思っていた彩さんでしたが、じつは翔から度重なるモラハラ被害を受けていたのです。もはや彼のどこが好きだったのか、思い出せないようになっていました。
彩さんが翔と付き合い始めたころは、デートを完璧にエスコートしてくれて、とても頼り甲斐があるように見えました。ただ、引っかかるのは店員さんに対する態度が横柄だったり、周りの人を責める発言が多かったりすること……。彩さんはそれらについては目を瞑り、翔と結婚。すると……翔の態度が一変。モヤモヤする結婚生活が始まり……!?
「子どもが生まれたら変わってくれる」と信じていたら…
彩さんと翔が結婚してから1年経ったころ。妊娠した彩さんは、翔の強い希望で退職することになりました。ただ、彩さんは酒乱のお父さんと離婚したお母さんが女手一つで育ててもらった過去がありました。「男を信じず、女も自立して、経済力だけは手放してはいけない」と教え込まれていた彩さん。
しかし彩さんは、「子どもが生まれたら変わってくれる」と信じていたのです。ところが、翔は休日になると子どもとのツーショットを撮ってSNSへ投稿すると、さっさとジムに行ってしまい、子どもの世話をすることはありませんでした。
はじめての育児に翻弄される彩さんに部屋が汚いと責め、ごはんの準備ができていないと怒鳴って自分だけ外食する翔。そんな日が続いても、世のママたちはもっとうまくやっているんだと思い込み、家事も育児も頑張ろうとする彩さん。
しかし、翔は自分の欲求ばかり押し付けてきて……。彩さんが思わず翔の手を払いのけると、翔は高圧的な態度で暴言を吐き捨ててきたのです。悲しくて涙が出るのに、そんな翔が離れてくれたことにほっとする彩さんなのでした。
「子どもが生まれたら変わってくれる」と信じていただけに、寄り添うどころかひどい暴言を浴びせられるのは、心が壊れてしまいそうです。自分だけ外食に出るのではなく宅配を頼んだり、夜の誘いを断られても高圧的な態度をとるのではなく、思いやりの言葉をかけたりしてほしいですよね。
作画/龍たまこ
著者:ライター 中川瑛
「は?何甘えてんの?」嘘でしょ…体調の悪い妻が夫に頼ろうとするとまさかの!?<99%離婚>