2023年7月8日 12:20
「合格点に届かなかった」採点結果を聞いて絶望していると、男の子に呼び止められて<犯人にされた私>
「絶対100%合格塾」に通っていた小学生のつむ田さんは、ある日、成績トップの良子ちゃんに悪口の手紙を書いた犯人にされてしまいます。泣きながら「自分じゃない」と否定するのですが、先生は信じてくれず……。そして、先生はつむ田さんに嫌がらせをするようになっていったのでした。そんなある日、オイカリ先生は塾長に良子ちゃんの問題について「早く解決してください」と言われてしまいます。良子ちゃんをいじめた犯人がつむ田さんだと思い込んでいたオイカリ先生は、次のクラス分けテストでつむ田さんを今のクラスから追い出すことを思いつきます。
その翌日、塾の授業が終わり、つむ田さんが帰ったのを確認すると、教室の扉を閉めてテストの範囲の改訂版の予定表を配布したオイカリ先生。つむ田さん以外の全員の生徒たちには「このことは誰にも話さないように」と口封じをしたのでした。
まさかオイカリ先生がそんなことを企んでいるとは知らないつむ田さん。
テスト当日に問題を見ると、顔面蒼白になってしまったのですが、なんとか気持ちを持ち直しテスト問題と向き合ったのでした。
その日の午後、テストの採点結果をオイカリ先生がみんなの前で発表したのですが、つむ田さんだけ合格点に届かず……。合格点が取れなかったことで下のクラス行きは確定し、つむ田さんはすっかり落胆してしまったのでした。
テスト結果を聞いて絶望的に。足元もふらついて…
クラス分けテストの合格的に届かず、
下のクラス行きが確定したことに
ショックを受けたつむ田さん。
ふらふらしながら教室を出て行こうとすると、
ひとりの男子生徒がつむ田さんの腕を掴んできたのでした。
「待って!つむ田。
さっきのテストなんだけど、
俺から聞いたっていうのは内緒で……」
「伝えたいことがあるんだ……
ちょっといいかな?」
(本当はこんな顔だし放っておいて欲しかったけど、
三平くんが何を話すのか気になる……)
そう思ったつむ田さんは、
「空いてる教室行こっか?」と
2人で場所を移動することに……。
自習室に入ると、「で、伝えたいことって何?」