2023年6月23日 23:00
「手術日を決めましょう」え、今!?娘の病気確定後すぐに決断を迫られ<娘がそけいヘルニアで手術>
医師の説明では手術は2通り。1つは今確認できているそけいヘルニアがある右側のみにメスを入れて縫縮(縫い縮める)する日帰りの手術。
もう1つはおへそから内視鏡を入れ、反対側にヘルニアがないかを確認し、ヘルニアが見つかればその時点で反対側も同時に縫縮が可能な2泊3日の手術。
とても早い口調で簡潔な説明でしたが、医師からは即決を求められました。
反対側にもヘルニアがある確率は、約20に1人。まるちゃんはエコーで見て、現状は見当たらないとのこと。しかし、エコーと内視鏡では解像度が異なるため、エコーで見えなくても内視鏡で見たら発見したというパターンもあるとのことでした。
さらに、手術時に発見できなくても、後から反対側がヘルニアになる可能性も充分にあり得ると説明されました。
内視鏡(2泊3日)にした場合、付き添い入院できる部屋自体はあるものの、希望者のなかで重症度の高い患者さん、もしくは年齢や家族の状況によって優先度が異なり、手術の直前にならないと泊まれるかはわからないと言われるのでした。
治療方法や手術日などは持ち帰ってパートナーと相談して決めたいですよね。誰にも相談せず、その場で悩まず即決できる方は少ないのではないでしょうか。どの治療方法がベストか、兄弟がいればパートナーに見てもらう必要があるので仕事を休んでもらえるのはどのあたりの日程か……いろんなことを考慮して決めたいところ。丸田さんのように不安な点はすべて医師に相談・確認したうで、最善の選択をしたいですね。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター 丸田マノ
「ごめんね…」気づけなかった娘の病気でママは自分を責めて<娘がそけいヘルニアで手術>