43歳で妊娠、未婚の母になると決意。予想外の連続!いくつもの「まさか!?」を乗り越えて【体験談】
「どうしたんだろう? 何か異常でも!?」と、不安は膨らむばかり。
ようやく診察が終わり、別室で待機していた母も呼ばれて話を聞くと、衝撃のひと言が!「赤ちゃんの頭が筋腫を乗り越えて下がってきているので、帝王切開をする必要はなくなりました。陣痛が来るのを待って、普通分娩でいきましょう。今日は帰っていいですよ」。
「え……!? そんなことってあるの!?」と、思わず母と顔を見合わせました。おなかの子の生命力、外の世界へと向かおうとする力たるや、どれほど強烈なものなのか!と驚きました。
最高のクリスマスプレゼントに
12月25日。何事もなく、自然分娩で娘を出産。
私にとって人生で最高のクリスマスプレゼントとなりました。
妊娠・出産にはお母さんと赤ちゃんの数だけドラマがあるんだなと、身をもって実感しました。先輩ママさんたちからはさまざまなエピソードを聞いていましたが、まさか自分の身にもこれほど衝撃的な事件が起きるとは思いませんでした。娘がこの話を理解できる年齢になったら、「あなたは、いくつものまさかを乗り越えて今ここにいるんだよ」と伝えたいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
著者:ワダムギコ
43歳にして第一子を妊娠・出産したシングルマザー。自称「遅れてきた母ちゃん」。
建築関係の仕事をしており、自分が携わって建てた保育園に娘を通わせるべく、絶賛保活中。