「終わった…」婚約中に親友の夫と不倫していたことが婚約者にバレた女が逆恨みをし＜夫が親友と？＞

主人公のユキさんは、大学の同級生のヒロさんと結婚して2年。同じくゼミの同期で、親友のリンさんの家に夫婦で遊びに行きました。初めて行ったはずのリンさんの家のwifiに、パスワードも入れていないのにヒロさんのケータイが繋がったことから不信感を持ったユキさん。その頃からヒロさんはユキさんにモラハラ発言を繰り返します。後日、大学のゼミのOB会に2人で参加した時も、ヒロさんはリンさんと消えて朝帰り。さらに結婚記念日には出張と言い、リンさんと京都へ。リンさんには本命の婚約者がいるのに、ユキさんが不倫しているような合成写真をヒロさんに見せて、ヒロさんと不倫。だまされているとは知らないヒロさんは離婚を切り出して家を出ます。さらには、SNSに「ユキさんと離婚し、リンさんと再婚します」と書き込むと、婚約者が怒鳴り込んで来て、やっと遊ばれていたことに気づきます。

SNSに自分で不倫の証拠をあげてしまったヒロさんに、ユキさんから離婚と慰謝料を請求するメールが届きます。さらに、部長からも「リンさんの婚約者が、ヒロさんが勤めている会社の社長の息子」だと電話で聞かされ、後日会社で話を聞かれることに。リンさんの婚約者である後輩からも、慰謝料を請求すると告げられ……。

全て終わった…

「まだいたの！？あんたがバラしたのが悪いんじゃない！ユキのことが気に入らなかったからあんたをそそのかしただけで、再婚なんて1ミリも考えてない！

彼はあんたの会社の御曹司で将来が約束されているの。私は彼と結婚する！出て行って！」リンさんはヒロさんを追い出します。

「これで邪魔者はいなくなったわよ。結婚前に清算もできたし、これからも私たち」と言うリンさんの言葉をさえぎり、

「何言ってるんだ！婚約中の浮気がなかったことになるわけないじゃないか！

慰謝料請求！式場のキャンセル料！指輪代金返金！両家集まって話し合おう」婚約者が言い放ちます。

“え……、親にバレるの？

ただ、ユキを痛い目に合わせたかっただけなのに、私が全て失うの？

終わった……”リンさんも絶望します。