「やったこともないくせに!」育児に口出しする実父や叔父にイライラ。その原因がわかって…スッキリ!
初めての妊娠だったこともあり、里帰り出産を選択した私。田舎で穏やかに過ごし、無事出産することができました。母子ともに健康で、産院から退院してしばらくは実家で生活。父と母、そしてたまに遊びに来てくれる姉に助けてもらいながら、初めての子育てに奮闘していたのですが……。
「なんで怒鳴ってしまうんだろう…」自分でもわからない
初めての妊娠で、産前産後は実家で過ごすことにした私。早めに実家に帰り、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんの服や備品などの準備をしていました。そして、無事に娘を出産。退院後スタートした育児は、入念に下調べをしていても初めてのことばかりで不安がいっぱい。
ある日、母に付き添ってもらいながらベビーバスで娘の体を洗っていると、近くからのぞいていた父が「ぎこちないな~!」と大きな声で笑いながら言ってきたのです。私はその言葉にカチンときて「口出ししないで!」と大声で怒鳴ってしまいました。
また別の日には、生後1カ月未満の娘を真夏の日差しにさらしたくない私に対して、実家の母屋に住む叔父が「たくさん日光を浴びさせたほうが良い」と言ってきたり、娘のお世話で忙しいときに「赤ちゃんの服のタグが外側についているのはなんで?」など質問してきたり……。何度も同じ質問をしてきたので「自分で調べなよ!」と私はまた怒鳴ってしまったのです。
出産から2カ月後、娘と夫が待つ家に戻った私。ふと、「父も叔父も娘をたくさんかわいがってくれていたはずなのに、なんであのとき父と叔父にあんなに怒ったのだろう?」と不思議に思いました。インターネットでなぜイライラしていたのか調べてみると、産後はホルモンバランスの乱れから母親が怒りっぽくなりやすいガルガル期(※)と呼ばれる時期があるのだとか。
後日わかったことですが、母や姉が産後はイライラしやすくなることを父や叔父に伝えてくれていたのです。そのため、怒鳴ったことに対し、父や叔父が私に何か言ってくることはありませんでした。産後の態度を反省するとともに、家族に支えられていたのだなと感じた出来事でした。
(※)ガルガル期:産後にガルガル期が起きる原因は明らかにはなっていません。しかし、産後のホルモンバランスや環境の変化によって起こると言われており、マタニティブルーズの一種であると考えられています。