2023年8月1日 22:40
「え、はしゃいでる?」夫に父の訃報を告げるとまさかの発言が飛び出し!?<毒夫と父の葬式>
今までの毒太のおこないを思い出した瓜田チャリさんは、ある人に電話をかけました。
「あ、ごめん仕事中じゃない? あのさ……今お父さん亡くなって、すぐに病院行きたくて……。ほんとごめん……ヒナコのお迎えと、フミも頼んでいい?」
「いいよ! 気にしないで! 任せて」
電話をかけた相手はたっくんママ。
瓜田チャリさんのお願いを快く引き受けてくれました。
そして病院でリョウくんと落ち合った瓜田チャリさんは、お父さんの元へ……。
リョウくんは涙を流し、瓜田チャリさんも泣きながら手術の日に見送りへ行かなかったことを悔やみ、心のなかでお父さんに謝りました。
すると、病院の医師から医療ミスで亡くなった扱いになるため、後日遺族に向けて手術当日から亡くなるまでの経緯をまとめて説明すると言われました。
しかし、お母さんは、手術はお父さんが強く希望したため、医療ミスがあっても裁判にしないことを事前に決めていました。
それを聞いた瓜田チャリさんも、「お母さんが決めたらいいと思うよ」と納得しました。
そして瓜田チャリさんは、毒太にもお父さんが亡くなったことを報告。
「えっ……! そっか……まだ会社いるし、社長に話して何日か休みもらうわ」
忌引き休暇をもらうと言う毒太は、さらに続けて……
「ていうかそれ……どうなんの? 医療ミスやろ!? ヤバイな! 裁判とかなるやん!!」
なぜか、興奮してはしゃいでいる様子。
瓜田チャリさんが、お母さんには病院を訴えるつもりはないと伝えると……
「えーっ! もったいなー!」
と毒太が言ってきたのです……。
手術当日のひどい留守番状態を見れば、家事も育児もできない毒太より、ママ友を頼るのは当然ですよね。そして頼りにならない毒太は、自身にとっての義父が亡くなったにも関わらず他人事のようにはしゃぎ、お父さんの無念を晴らしたいというより、慰謝料がもらえるはずなのに裁判しないなんて……と考えているようです。人の心に寄り添った考え方、発言ができない人が夫だと、瓜田チャリさんもしんどいですね……。
著者:マンガ家・イラストレーター 瓜田チャリ
「信じられない…」父親が亡くなり悲しむ妻に夫が信じられない言葉を言い放ち<毒夫と父の葬式>