2023年11月5日 10:20
「片付けないなら捨てるよ!」は悪影響!?子どもを叱るときに「言ってはいけないNGワード」とは?
低年齢のお子さんは、まだ自分ひとりでは片づけることができないので、親も一緒に片づけるようにしましょう。
“ダメ!”
子どもが危ないことをするときに必要な言葉は「ダメ!」ですね。とにかくその危険な行動をやめてほしいときに使うにはよいのですが、例えば電車の中で騒いだとき、公園で順番のルールを守らなかったとき、「お菓子を買って!」と駄々をこねたときなど、何でもかんでも使ってしまいがちになるのもこの「ダメ!」です。
では、「ダメ!」ではなく違う言葉で言い換えをしてみましょう。
・電車の中で騒いだとき
⇒小さな声でお話ししてほしい。と伝える。
・公園で順番のルールを守らなかったとき
⇒○○ちゃんの後ろに並ぼうね。と伝える。
・「お菓子を買って!」と駄々をこねたとき
⇒今日は、お菓子を買わない日なの。と伝える。
もちろん、どれもこの言葉だけでは納得いかないこともあるでしょう。その場合は、また別の言葉でしてほしいことや決まり事を伝えます。「ダメ」をたくさん使い続けていると「ダメ」では、子どもが反応しないようになります。
「ダメ」は危険なことが起きたとき(起きそうなとき)のとっておきの言葉として残しておきましょう。
実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎朝、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。
最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
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