「誰もいないよ」事故に遭い病院に搬送された娘。一緒にいたはずの夫は?→信じられない行為が明らかに
父親がこんなありさまだと言うのに、娘の奈々は、自分が康太の誘いに乗ったこと、そのうえ事故にまで遭ってしまったことを謝ってきました。そして「でもやっぱり寂しい。私より釣りをとったんだもん」と心細くしている本音を漏らします。
約束を破ったのは康太で、事故は相手の車の信号無視によって起きたこと。「奈々は悪くない」と伝え、真里菜は腹立たしい気持ちでいっぱいになりながらも、急いで病院へと向かったのでした。
ウソを重ねる夫
「奈々は大丈夫だから、ゆっくり帰ってこいよ」
「もう病院に着いてます」
「え……」
真里菜がわざと娘の様子を聞く連絡をすると、康太はウソの上塗りをし始めました……。そして自分が病院にいないとバレぬよう、急いで帰ってこなくても大丈夫と言ってきたのですから、真里菜の怒りは頂点に。
「今回のことで釣りと娘、どっちが大切かよくわかった」
「絶対許さないからね」
その後、真里菜と奈々は家を出ました。
康太は釣りに行ったことを反省し、真里菜に家に戻ってきてほしいとお願いしました。「病院にいるから大丈夫だと思って……」「ちょっとしたケガだと思ってた」という康太の言い訳を聞いた真里菜は、「娘を愛してるって言える? 私なら事故に遭ったって聞いたらかすり傷でもすぐ帰る」と言い放ちます。そしてもう離婚しか選択肢がないと、康太に伝えました。
すると……。
康太は釣り道具をすべて売却。毎日真里菜たちのもとに来ては、土下座をして謝罪するようになりました。何度チャンスを与えても、家庭をかえりみることはなく、家族を裏切ってばかりいた康太ですが、今度こそは変われるかもしれないと思った真里菜。離婚を保留にし、今度家庭を二の次にしたら離婚すると話し合いで決めたうえで、1度奈々と一緒に自宅に戻ることに。
康太は、家事をするようになり、土日は奈々を連れて出かけるなど、良い夫、良い父親へと変わっていきました。夫から趣味を奪うことを考えていたわけではなかった真里菜は、ほどほどに楽しむならいつか許可しようと奈々と話しているのでした。
趣味はあくまでも趣味。うつつを抜かして、家族を裏切ったり、家庭をかえりみなかったりするようでは困りますね。