「居留守使わないでよね〜」在宅仕事の私を託児所代わりにする義姉→そのころ私は外出中で
義姉は最初、私が告げ口をしたと思ったようですが、それは間違い。私はその日、朝から母とでかけていたのですから。母は、大切な孫を任せられないと判断し、義姉に対して子育てする資格はないとものすごい剣幕でした。
無責任な行動の果てに…
実を言うと、甥っ子たちはマンションの管理人さんに保護されていました。私が戻ろうと思っていたところ、管理人から連絡が来て保護したとの連絡が来ていたのです。そして、管理人さんは「幼い子どもの面倒を見ることは難しい」と、管理人さんの娘さんに助けを求めたと言います。
なんと奇遇なことに、娘さんのお子さんと甥っ子たちは同じ幼稚園でした。そこで娘さんは、即警察に通報。
じつは義姉、幼稚園で問題を起こしていたのです。私と同じようにあちこちのママ友に子どもたちを預けては、飲み歩いたり、男性に会ったりしていたと……。
後日調べると、やはり義姉には不倫相手がいたそう。義姉が自分の遊びを優先するために甥っ子たちを人に預けていたと知った私は、当たり前ですがもう協力できないと思いました。
兄は義姉との離婚を望み、子どもたちの親権を持つことを要求。義姉の行動が行動だけに、兄の願いは簡単にかなえられたようです。「母親を奪うな、両親がそろっていないとかわいそうだ」と義姉は最後まで抵抗していたそう。
泣いて暴れる義姉でしたが、今では細々とアルバイトをして慰謝料と養育費を何とか支払っているそうです。
現在兄は両親と同居しており、平日の育児に協力してもらっているよう。休日は、以前と同じように子どもたちとの時間を大切に過ごしているそうです。放任されることがなくなった甥っ子たちは、いくぶん前より表情が輝いている気がします。
育児中に誰かに頼ることは悪いことではありません。ただ、そのやさしさにつけ込んだ義姉の行動は許されたことではありませんよね。今回は、管理人さんが甥っ子たちを保護をしてくれていたから事故や事件に巻き込まれなかったものの、最悪の場合が起きる可能性もあります。義姉には「自分の行動が子どもたちを危険な目に遭わせていたかもしれない」と事の重大さを知ってもらい、自分の考えの甘さも反省してほしいですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班