鶏胸肉=貧乏人!?「うちはいつも高級和牛よ」とマウントを取るママ友→肉屋の店主の一言で大慌て!?
共働きの私たち夫婦は、家事・育児をきっちり分担しています。保育園のお迎えや平日の買い物は私の役目。保育園のお迎えではたくさんのママと話ができるので、毎日楽しく保育園に行っています。しかし最近、ママ友・アユカさんのマウント取りがしつこくてウンザリ……。私、何かしたでしょうか。
できるだけアユカさんに会わないようにしたいけれど、お迎えの時間は決まっています。その上、アユカさんはいつまでも園の駐車場でママたちと喋っているので、多少時間をずらしたとしても、顔を合わせてしまうのです。
貧乏だから共働きなのね〜
「低収入の旦那を捕まえたせいで共働きなのね〜」と、アユカさん。
アユカさんは専業主婦で、ご主人は商社マンなのだそう。私たちが共働きなのは、低収入だからというわけではありませんが、言い返すのも面倒で黙っています。
4月になれば別々の小学校に通うことになるので、あと少しの辛抱。私は、何を言われても気にしないことにしました。
そんなある日、いつものように夕飯の買い出しに行くと、商店街のお肉屋さんで偶然アユカさんに会ってしまったのです。
鶏胸肉=貧乏人!?
私が鶏胸肉を買っていると「貧乏人は安上がりでいいわね!」と鼻で笑います。貧乏だから鶏胸肉を買ったわけではないので、アユカさんの発言は心外です。ムッとしている私をよそに、アユカさんは「いつもの高級和牛いただくわ」と注文していました。
するとお肉屋さんが「いつもの無料の切れ端肉も持っていく?」と声をかけました。もちろん私も聞き逃しません。アユカさんの顔を覗き込むと、アユカさんは大慌て。必死で勘違いだと取り繕っていました。
本当に商社マン!?
ちょうどそのとき、1人の男性が登場。私を見て「妻がいつもお世話になっています!」と笑顔で挨拶してくれました。おそらくアユカさんのご主人でしょう。とても感じのよい男性でしたが、本当に商社マンなのか疑問に思うような風貌です。
ご主人はお肉屋さんに「いつも切れ端肉をありがとうございます!僕の稼ぎが少ないばかりにすみません!いつか必ず高級肉を買いにきます」と笑顔で話しています。
嘘の数々がバレてしまったアユカさんは、恥ずかしさからか走って逃げてしまいました。
その後、アユカさんが注文した高級和牛を手渡されたご主人はびっくり! しぶしぶお金を払っていました。