子育て情報『「お宅の子、花壇にボールをぶつけたわよ」毎回息子を犯人扱いする隣人の態度が、突然変わったワケ…』

「お宅の子、花壇にボールをぶつけたわよ」毎回息子を犯人扱いする隣人の態度が、突然変わったワケ…

目次

・証拠もないのに…
・著者:堂本 晴
「お宅の子、花壇にボールをぶつけたわよ」毎回息子を犯人扱いする隣人の態度が、突然変わったワケ…


息子が7歳ぐらいのころ、うちの近所には同じくらいの年の子が多く、お隣は4人兄弟、前の家は3人兄弟、その隣は2人兄弟の兄弟児が多いところで、一人っ子なのはわが家ぐらいでした。しかし、ことあるごとに、隣人の女性から、わが家の息子がトラブルの犯人扱いをされるようになったのです……。

証拠もないのに…

隣人の女性は、度々「子どもの声がうるさい」とか「ボールが花壇の花を潰した」と言いに来ます。

しかしうちの息子は一人っ子だからなのか、とても大人しく、外で遊ぶより家のなかで折り紙や図鑑を見たりするのが好きなタイプで家で遊んでいました。言いに来るたびに「うちの子じゃないです」と話しているのに、なぜか毎回うちの子だと決めつけて言いに来るのです。

近所のママたちに聞くと誰も文句を言われたことはないと言います。なぜうちにだけ文句を言いに来るのか?他にも子どもはたくさん住んでいて、うちの息子がやったという証拠もないのにと、不思議に思っていました……。

ある日、いつも朝早く出て夜遅くまで仕事している職人の夫も一緒に、家族で買い物に行くことに。
家を出たところでいつも文句を言いに来るおばさんと出くわしたので、挨拶をして夫も軽く自己紹介しました。すると……。

その日以降、文句を言いに来ることがパタッとなくなったのです。

職人の夫はどちらかというと見た目に貫録があるので、インパクトが強かったのかもしれません。また、私の普段のファッションが少し派手なので、見た目だけで「だらしない人」と思われていたようにも思えました。

これまでは何かにつけて息子のせいにされてきましたが、一切なくなり、今は普通に挨拶する関係に。せっかく良い関係が築けてきたので、実は根にもっていることは心の内に秘めておこうと思います。

イラスト/ふくふく

著者:堂本 晴


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