嫌なことを回避するための嘘を覚えた2歳娘⇒「これはマズイ」と夫に相談すると、衝撃的なひと言が!?
娘は2歳4カ月。イヤイヤ期真っ最中のため、何をするにも「嫌だ!」と言って、お風呂に入れるのも一苦労です。ある日、風邪で高熱が出た娘は、お風呂に入らずに体を拭くだけで済ますことに。すると風邪が治ったあと、娘の言動に「おや……?」と思うことが……。
嫌なことがあると、娘は…
風邪が治って1週間経ったころです。「お風呂に入るよ」と娘に声をかけると、「しんどい」とひと言。その日はまた風邪かな? と思ったのですが、翌日も「お風呂だよ」と声をかけると「しんどいから嫌だ」と言う娘。しかし、どちらの日も娘に体調が悪い様子はありませんでした。
どうやら娘は、お風呂が嫌で嘘をつき始めたようです。
後日、夫に相談したところ、夫は「もう嘘がつけるようになったの!? 娘なりにどうしたら嫌なことをしなくていいか頭を使って考えたんだね。賢くなったね~!」と娘の嘘に感心するのです。嘘をつく娘に不安ばかり募らせていた私は、自分にはない考えを語る夫に「えぇ!?」と耳を疑います。「そうか……そういう考え方もあるのか!」と、まさに青天の霹靂でした。
「簡単に嘘をつく子になったらどうしよう……」と私は娘の嘘にマイナスな印象しか持てませんでしたが、夫のおかげで見方がガラッと変わりました。自分の中の考え方を見直すきっかけをくれた夫には感謝しています。しかし、夫の言うように頭を使って対策を考えらるようになったことは良いことですが、嘘をついてばかりではいけないので、今後も根気強く「いつも嘘をつくのはいけないよ」と教えていこうと思います。
作画/Pappayappa
著者:井上なお
発達検査で判明!空気は読めるのに集団行動ができない娘の「生きづらさ」の理由