子育て情報『「ウチにもよこせ!」野菜のお裾分けを要求する近所の若夫婦→断ったら「自分で貰うから!」と畑へ!?』

「ウチにもよこせ!」野菜のお裾分けを要求する近所の若夫婦→断ったら「自分で貰うから!」と畑へ!?

楽しみにしている子どもたちを連れて畑へ行くと、なんだか様子がいつもと違います。

慌てて近寄ってみると、なんとほぼすべての芋が掘り起こされているではありませんか。どれだけ掘っても何も採れず、子どもたちは泣き始めてしまいました。

幼稚園の畑には、動物被害の対策としてカメラを設置しています。泣いている子どもたちをなだめて幼稚園に戻り、映像を確認することにしました。すると、予想通り犯人はあの若夫婦でした。

若夫婦の家を訪ねると、あっさり罪を認め「野菜なんていくらでも育つのだから分けてくれてもいいだろう」と開き直ります。そんな態度に呆れつつも、この畑は幼稚園のもので、私はお世話を任されているだけだと説明しました。


園長のカミナリが!

すると「幼稚園のもの……?」と2人は顔面蒼白に。そこに園長も登場して「そういうことだ! なんてことしてくれたんだ、オマエたちは」と、2人を叱り飛ばしました。

話を聞くと、若夫婦はもともとこの幼稚園の卒園生。園児のときから園長は手を焼いていたようで、今でも頭があがらないのだそう。大の大人だというのに、子どものように怒られていました。

若夫婦は幼稚園にやってきて園児に謝罪。盗んだジャガイモを全部持ってきて、予定通りじゃがバターパーティーを開催しました。さらに、改めて芋掘りができるように、休みの日を使っての畑仕事を引き受けたよう。
さすがの卒園生、手慣れた手つきで畑を耕し、さつまいもの苗を埋えていました。秋には無事、さつまいも堀ができそうです。

畑で実際に野菜が育っている様子を見るのは、子どもたちへの食育として非常に大切です。そんな機会を自分たちの欲のために奪っていった若夫婦の罪は大きいですね。子どもたちのために畑仕事をしっかりやり、立派なさつまいもを育てて欲しいものです。

著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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