「うちは無料ゲーセンじゃない!」息子のゲーム機で遊びまくるママ友の子⇒状況を伝えるとまさかの発言
小学6年生の息子は、近所に住む同い年のAくんと仲良し。Aくんはよくうちに来て息子のゲームで遊びたがります。どうやらAくんのママは教育熱心なタイプで、勉強やスポーツをさせたいためゲーム機を一切与えていないらしく……?
ゲームを与えない理由は?
Aくんは、わが家に遊びに来ると一目散にゲームに飛びつきます。「ゲームしてもいい?」と聞くなり、帰るまでずっとゲームざんまい。息子とゲームの取り合いをすることもないし、迷惑をかけられているわけではないのですが、うちは無料のゲームセンターではありません。
なんだかモヤモヤするので、Aくんママに「親が管理すればいいし、ひとつくらいゲームを買ってあげてもいいんじゃないかな……」と伝えてみると、「ルールなんてあの子に絶対守れるはずがない。私が子どものころも家にゲームはなかったし、いらないでしょ」と言うのです。すかさず私は「でも、うちに遊びに来たときはずっとゲームばかりしているよ……」と伝えたところ、Aくんママは「えっ!? そうだったの……? 息子には必要ないと思ってた……」と驚いた様子。
この日はそれ以上話すことはありませんでしたが、後日、Aくんがわが家に遊びに来るとゲームに飛びつくことはありませんでした。あとからAくんに事情を聞くと、Aくんママから「買ってあげるから、人のおうちのゲームで遊びすぎないで」と注意をされたようです。
教育方針は人それぞれですが、親が子どものためにと思っていることが、必ずしもそうなっているとは限らないと今回の一件で感じました。Aくんのためを思ってゲームを与えてこなかったAくんママと、本当はゲームで遊びたいAくん。そんな親子のすれ違いを目の当たりにしたことで、わが子に我慢をさせていないかしっかり気づいてあげられる母親でいたいと思えた出来事です。
作画/Pappayappa
著者:谷 ふみ
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug