子育て情報『買取は当たり前!でも世知辛い…?子どもが商品を触って売れない状態に。ママの本音を聞いてみると…』

買取は当たり前!でも世知辛い…?子どもが商品を触って売れない状態に。ママの本音を聞いてみると…

 

それ以降も何だか申し訳なくて、何度もそのお店で買い物をするようになりました。そのたびに次男は『アヒルを壊したところやな! 』と言っていました。

わざとでなくても子どもがお店や他のお客様に迷惑をかけたことは、やはり親の責任であると思います。何より、子どもは大人の思い通りに動く生き物ではない、ということを十分に理解し、子どもが起こしうる危険やリスクに対して、親は意識や配慮などのリスクヘッジをおこないましょう」

親ができるリスクヘッジとは?

ーー具体的にどのようなことをすれば良いのですか?

小崎先生「まずは、そのような危険やリスクを避ける行動や環境を意識しましょう。つまり、危険を親が避けるということです。壊れやすい物があるお店に近寄らない。あるいは壊れやすい物がある場所では、手を繋いだり抱っこしたりします。

その上で、何かあったときのために、普段から備えておくことも一案です。
例えば、子どもが物を壊してしまったときに使用できる対物保険に加入する、特約をつけるなどしておくと、金銭的なダメージは緩和されるのではないでしょうか。

ときには、高価な物を壊してしまい、お店や社会にとって大きな損害につながることもあるのです」

「触っちゃだめ!」どうやって教える?

ーー子どもに「やってはいけないこと」を教えるには、どうすれば良いでしょう?

小崎先生「少しずつで良いので、子どもに伝えておく必要があります。

『触ってはいけない物がある』
『大切に扱わないと壊れてしまうこともある』
『時には他の人に迷惑をかけてしまう』
『相手や自分が悲しい気持ちになる』

もちろん、子どもの年齢や性格、状況により、教える方法は千差万別で良いと思います。

何もしない・教えない、諦めるなど、子どもだけを守って、社会に対して迷惑をかけることをヨシとする姿勢を持つことは大きな間違いです。また、それらを教えられないことは、子どもにとって不幸なことだと考えます。

子育てにおける最大のリスク要因は「子ども」そのものです。子どもは突然親が予想できないような行動をとります。物を壊す、花をちぎる、物を落とす、投げつける、飛び出す、落ちる、叩く……。
大人からすると、本当に気が抜けない状況が続くでしょう。

しかしそれが子どもの特性であり、だからこそ子育てや保育が存在し、大きな意味があるのです。

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