中々帰ってくれないママ友に夕飯作らなきゃと言うと「うちはまだ大丈夫!」⇒さらにまさかの行動を!?
息子が幼稚園年長のころの話です。公園で遊んでいると、息子と同じ年の男の子と出会い、子ども同士が仲良しに。その後、ママ同士も仲良くなってママ友になることができました。ある日、子どもたちが「家で遊びたい」と言い始めます。私の家で遊ぶことになったのはいいのですが、何時になっても帰ってくれなくて……。
気の合うママ友だと思っていたのに……
いつもは公園で遊んでいたものの、あるとき子どもたちが「家で遊びたい」と言い始めました。親子を家に招くと、子どももママも大盛り上がり。私は「長くても17時くらいには解散かな」と思っていましたが、17時30分になっても帰る気配がありません。私が「そろそろ夕飯の準備をしなきゃ」と言っても、ママ友は「うちは夫が遅いから、まだ時間は大丈夫!」とひと言。
さらに、夫が帰宅しても帰るそぶりもありません。18時になるとママ友はようやく「そろそろ帰ろう」と言いますが、今度は子どもが「帰りたくない!」と言い出し結局帰ってもらえず……。私が困っていたところ、「そろそろお開きにしませんか?」としびれを切らした夫が言ってくれたので、やっとお開きになりました。
その後もわが家に何度か遊びに来ることがあり、その度に18時過ぎまで居座られます。
時間の話を私から切り出しても、ママ友は平然と居座るのです。しかも、ママ友のお宅に呼ばれたことは一度もなく、毎回わが家。「次は○○くんのおうちで遊ばない?」と提案しても、ママ友は「うちは散らかっているから」と言うだけ。幼稚園は違うものの、進学すると同じ小学校に通うことになるので、トラブルにしたくなくてわが家で遊ぶことを断れずにいました。しかし、やはり困っていたのでママ友にではなく子どもたちに「遊ぶのは外にしようね」と提案してみることに。すると意外にも、子どもたちは「家で遊ぶ」と言わなくなり、以前のように外で遊ぶようになったのです。
人によって、時間の感覚やよその家にお邪魔する際のマナーについての考え方が違うのは当然ですが、配慮がないと大変だと感じました。今後は相手が自分の感覚と同じだと思い込まず、家で遊びたいと言われた場合は「◯時まで」と事前に約束してから招こうと思います。
作画/Pappayappa
著者:さとうきみ
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug