「小汚い犬と出ていけ」私の家に転がり込んできた義両親に追い出された!?お望み通り出て行った結果…
私と夫・ナオヤは、犬を引き取ったことをきっかけに付き合うようになり結婚しました。中卒で就職した私は、祖父が残してくれた古い一軒家に住んでいました。ひとりで生活するには広すぎる家で、中学卒業以来ずっと続けているひとり暮らしに淋しくなった私は、犬か猫でも飼いたいなと考えていたのです。
ちょうどそんなタイミングに、当時友人だった夫が飼っていた犬が子どもを生んだという話を耳にしました。里親を探していると聞き、即連絡したのです。
犬をきっかけに結婚
ナオヤの家からわが家にきたのは、穏やかで人懐っこい小犬。真っ白な子だったので、シロという名前を付けました。
それ以来ナオヤは、ちょくちょくやってきてはシロと遊んで帰るようになりました。
次第に私たちの距離が縮まり、ごく自然な流れで付き合い始めて、3年後にプロポーズ。シロとともに、結婚生活をスタートさせました。
それからしばらくは平穏な結婚生活を送っていたのですが、ある日突然、義両親がわが家を訪ねてきたのです。一体何事かと思っていると、夫は「ようこそ!」と言って、にこやかに出迎えていました。
苦痛しかない同居生活
夫の話によると、どうやら古い義実家はメンテナンスが必要な時期だったそう。さらに荷物であふれ返った実家での暮らしが窮屈だと夫に相談があり、部屋が余っているわが家での同居を提案したと言うのです。
敷地内にある離れに住んでもらえば、私たちの生活は変わらないと夫は言い張りますが、何の相談もなしに決めるなんて信じられません。
最悪なことに、すでに実家は売却の手配をしてしまったとのこと。
もうどうすることもできず、突然の敷地内同居生活がスタートしました。
夫の嘘
てっきり別世帯として完全に別の生活をするのかと思いきや、食事時になるといつもわが家にやってくる義両親……。生活費をくれる素振りも見せません。
一度きちんと同居のルールを決めたいと申し出ましたが「中卒なのに意見するな」と話になりません。家で仕事をする私を無職だと見下し、息子のお荷物だとネチネチ言うので、その都度訂正していましたが、何をいっても「嘘をつくな!」と聞く耳もたず、シロへの対応もひどいもの!
ついには「小汚い犬と一緒に出ていけ」と怒鳴られてしまい、私は荷物をまとめて出ていきました。