「俺が死んだらどんな顔するかな?」妻の悲しむ顔が好きな猟奇的夫…妻を追い詰めて
ヒカリさんは、結婚7年目で専業主婦。夫・晴彦と息子・リクとの3人で暮らしています。晴彦はヒカリさんに異常な執着心を持ち、常に自分の管理下におくため、ママ友や友人と付き合わないように言ったり、周囲に噓を吹聴しヒカリさんを孤立化させようとします。そんな中、晴彦がヒカリさんの友人・リツコと不倫をしていることが発覚します。
晴彦とリツコが不倫していることを、共通の友人・ヒナはヒカリさんからとリツコから、それぞれに話を聞きます。
その後ヒナから「晴彦さんに呼ばれたから、離婚の証拠をつかむために会ってくる」と連絡が入ります。
晴彦は、帰宅してそうそうヒカリさんに向かって
「ヒカリのお友だちは本当にそろいもそろってバカばかりだな」
と言い、ヒナが不倫していた経験があること伝えます。
それを知ったヒカリさんは……。
大切な友人が…
晴彦に呼び出されたヒナは、自分の過去の不倫話を持ち出され、
「不倫女の分際で、人様の関係に口出しできるわけないでしょ?」
と言われ、責められなくなってしまいます。
晴彦はリツコから聞いた不倫話を元に、ヒナのことも追い詰めます。
自分の味方として信頼していたヒナが、過去に不倫をしていたことを晴彦から聞き、その話を自分だけ知らなかったことにショック受けるヒカリさん。
悲しんでいるヒカリさんを見て、晴彦は
「俺はヒカリの悲しんでいる顔が一番好き」
「この世で君を愛しているのは俺だけだよ」
などの言葉を喜びながら口にします。
ヒカリさんはさらに洗脳されてしまい、晴彦がいなくなったら自分は……と考え始めます。