結婚式をドタキャンして義両親と旅行にいく夫「俺がいなくてもいいだろ?」→娘が笑顔で送り出したワケ
空港まで迎えに来いというのです。
しかし、私は今娘夫婦とホテルにいます。今まで住んでいた家から荷物を処分し、机の上には記入済みの離婚届。私は娘夫婦とパリに行きます。このパリ行きこそが、娘夫婦からの提案だったのです。
どうやら娘は、今まで家事も育児も仕事さえも丸投げで、好き勝手生きていた夫に嫌悪感を抱いていたのだそう。せっかく子育てを終えたというのに、まだ夫に振り回され続けるところを見たくないと言って、夫からの卒業を提案してくれたのです。
同情できない夫の末路
想像もしなかった提案に戸惑いましたが、今まで仕事と育児に精一杯でずいぶん狭い世界を生きていたので、チャンスだと感じました。
息子も同意してくれたので、第2の人生をスタートさせるべく、仕事も早期退職したのです。
夫は電話の向こうで「誰のおかげで暮らせていると思ってるんだ!」と怒っていますが、夫はほぼ家にお金を入れていなかったので、そんなことを言われる義理はありません。むしろ、浪費家の夫ひとりで家賃が払えるのか疑問です。
それを伝えると夫は逆ギレ。あっという間に離婚が成立しました。しかしすぐ後に、両親の介護が頭をよぎったよう。すぐに電話で謝罪されましたが、時既に遅し。家事のスキルもなく金銭管理もできない夫と、非常識な義両親の生活がどうなるかは知ったことではありません。
せめて子どもが巣立つまでは、両親が揃っていないと……と、離婚に踏み切れずにいる人も少なくないでしょう。しかし、今は人生100年時代。そうやって生きてきた人も、遅いことなどありません。いくつになってもやり直しはできるのですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
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