義母の同居宣言!夫「家賃を払っている俺に決定権がある」と許可→「嫌なら出て行け」と言われたので…
夫と賃貸マンションに住んでいた私。私たち夫婦はお金のかかる趣味も物欲もないので、生活に必要なお金があればいいと考え、私は仕事を辞めました。派手な生活はできなくても、平穏な毎日を送っていたのですが、ある朝生活が一変します。
夫が仕事に出かけたすぐあとに、インターホンが鳴りました。ドアホンを見ると、そこには遠方に住んでいるはずの義母の姿。もちろん遊びに来るなんて聞いていません。
とりあえずドアを開けると、義母の隣には大きなキャリーバッグが置いてありました。
同居は嫌!
「今日から一緒に住むわ。
大丈夫、迷惑はかけないから!」義母は笑顔でそう言うと、混乱している私を押しのけ、家の中へズカズカ入ってきました。
リビングをひととおり見まわした義母はため息をつきながら「何これ? 家の中がぐちゃぐちゃじゃない!」と呆れ顔。今から掃除をするところだったと説明しても、こんなにぐちゃぐちゃな状態でよく玄関に出てこられたものだとか、こんなところを義母に見られたら普通は嫌でしょうとか、小言が止まりません。
義母は思ったことを正直に言う性格で、おそらく悪気はありません。それでも私は義母が苦手です。一緒に住むなんて冗談じゃありません。
話を聞くと、どうやら義父と喧嘩をして飛び出してきたよう……。なんとか仲直りして連れて帰ってもらおうと、すぐさま義父にメッセージを送りました。
面倒くさがりな夫
義父は仕事の後すぐに駆けつけてくれたようで、夫が帰宅してから程なくしてわが家に到着しました。しかし、義父が何を言っても義母は帰ろうとしません。
自分は迷惑をかけていない、帰れと言うのならお金を渡せ! と繰り返すばかり。夫が一体何にお金を使うのかを聞いても、恥ずかしいから誰にも言うなと義父に口止めされているそう。
それは本当のようで、義父も気まずそうにしているものの、実際に何にお金が必要なのかは教えてくれず、埒があきません。
ついに、痺れを切らした夫が「しばらくここにいれば?」と、同居を許可。いつまでも平行線の話し合いを面倒に感じたのが手に取るようにわかります。どうせ部屋も余っているので、迷惑をかけないのであれば構わないと思っているようです。
私が抵抗しても、家賃を払っている自分に決定権があると言い張り、夫は話し合いを強制終了。