子育て情報『おむつかぶれと思ったら実は細菌に感染…娘が蜂窩織炎で入院して【体験談】』

おむつかぶれと思ったら実は細菌に感染…娘が蜂窩織炎で入院して【体験談】

目次

・おむつかぶれじゃない? 急な発熱に驚く
・初めて聞く病名「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」
・初めての入院。長かった5日間
・著者:長谷川モリジ
入院のイメージ


長女が1歳5カ月のとき、腰にできものがありました。おむつかぶれだと悠長にかまえていたら、翌日の明け方に高熱が出てしまったのです。急いで救急に行くと皮膚に細菌が感染する「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」で即日入院と診断されました。そして、地域の大病院へ移動し、治療を受けたときのことをお話しします。

おむつかぶれじゃない? 急な発熱に驚く

1歳5カ月の娘の腰にポチッと虫刺されのような膨らんだ跡がありました。おむつかぶれかな? 虫刺されかな? さして驚くこともなくワセリンを塗って様子を見ることに。そして、夜寝る前の授乳時に少し熱っぽいかなと感じましたが、娘は機嫌も悪くないし普段通りだったのでそのまま寝かしつけました。

明け方の授乳時、ぐずった娘に寄り添っただけで「熱がある!」とわかりました。
熱を測ったら40度もあったので、すぐに救急へ行きました。

初めて聞く病名「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」

蜂窩織炎


ぐったりして寝たり起きたりを繰り返している娘。背中は、膨らみを中心に赤く、熱を持って広がっていました。診断名は「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」。皮膚に細菌が感染し炎症を起こしたものでした。すぐに対処しないと全身に広がってしまうし、熱も下げないといけないということで即日入院することに。

そんなに大変な病気だったのかとショックを受けながら、先生の話を聞いていました。救急でかかった病院では小児の入院施設がないため、近くの大きな病院まで1時間かけて移動。
その間もぐったりしている娘が心配でした。

初めての入院。長かった5日間

まず手の甲に静脈留置針を入れました。寝ていても、昼間違う部屋で遊んでいても、きっちり6時間おきに細菌感染症を抑える薬剤を注射して、患部の様子を確認。

熱は入院当日の夜に下がりましたが、患部が痛いのか仰向けに寝ることができませんでした。赤く広がった患部は3日目になってようやく少しずつ小さくなり、色も薄くなっていきました。そのころになると、娘も仰向けに寝るようになったので、やはり違和感があったんだなと感じました。

患部の症状以外はとても元気だった娘は、キッズルームで1日の大半を過ごすまでに回復。
5日目に赤みも引いて、患部も小さくなったので、自宅での投薬治療でOKとのことで退院することができました。

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