子育て情報『毎日の料理がラクに!離乳食と幼児食の両方を作るときのポイント』

毎日の料理がラクに!離乳食と幼児食の両方を作るときのポイント

目次

・食材は下の子が食べられるものを選ぶ
・幼児食からのとりわけ離乳食の方法
・幼児食からのとりわけ離乳食のポイント
・大人は幼児食と同じものを食べる
離乳食と幼児食


赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士・離乳食インストラクターの中田さんからメッセージです。

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。上の子がいると、離乳食と幼児食の両方を作らなければいけない時期があります。私も、娘の離乳食がスタートしたとき、息子はまだ4歳。いかにカンタンにおいしく、短時間で家族全員の食事を作るかを考えて調理していました。

今日は、幼児食と離乳食の両方をラクに作れるコツを話します。


食材は下の子が食べられるものを選ぶ

メニューを決めるときに、下の子が食べられる食材を選びましょう。例えば、5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんがいる場合は、1~2品は5~6カ月ごろ(離乳食初期)の赤ちゃんが食べられる食材中心に考えます。

食材が決まったら、幼児食からのとりわけ離乳食を作りましょう。


【どの時期にも共通する食材選びの3つのポイント】
・主食(おかゆ、麺など)があること
・豆腐、魚、肉などがあること
・野菜があること

幼児食からのとりわけ離乳食の方法

では、具体的に幼児食から5~6カ月ごろ(離乳食初期)の離乳食を取り分けるにはどうすればいいかをお伝えします。

【メニュー例】
・ご飯
・みそ汁(豆腐、にんじん、たまねぎ)⇒離乳食に取り分ける
・かぼちゃの煮物(かぼちゃ)⇒離乳食に取り分ける
・唐揚げ⇒幼児食のみ
・ブロッコリーのサラダ⇒取り分けられる食材だが今回は幼児食のみ

こうして、離乳食期に食べられる食材を幼児食メニューから取り分けるのです。

幼児食からのとりわけ離乳食のポイント

赤ちゃんが食べられない食材を入れることと味つけは最終工程にします。例えば、肉じゃがを5~6カ月ごろ(離乳食初期)の離乳食用に取り分ける場合は下記のようにします。

【1】牛肉は2cm幅に切る。じゃがいも、にんじんは一口大に切る。たまねぎは縦半分に切り繊維に沿って1cm幅に切る。

【2】鍋に昆布だし、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを入れ沸かし、やわらかくなるまで弱火~中火で煮る。

⇒ここで、5~6カ月ごろ(離乳食初期)

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