や「スマブラ」に慣れているとそうかもね〜。
ハジメ:3Dのマリオの方が好き。
ヒフミ:ねえねえねえ〜まだ〜?
誰にも言えなかった習い事。
退屈そうだったヒフミくんは、迎えに来たお父さんに連れられて習い事のプールへ途中退席。あんなにグズっていたのに、店を出る時は「帰りたくない」とギャン泣きしていました……。
ハジメ:ふぅ……。
まほ:ヒフミくんはどんな子?
ハジメ:ヤなやつ。
まほ:でも、いないと寂しかったりするでしょ?
ハジメ:まあね、ちょっとさみしい。
まほ:でしょ?
ハジメ:でもさあ、最初からいなかったらさみしくないのに。
まほ:いやあ、それはそうなのかもしれないけどさあ。
ハジメ:3人(親子)がよかった……。
まほ:まー、そう言わずに……。
普段、ハジメくんは5歳のヒフミくんのわがままにグッと我慢しているそう。「お兄ちゃんだから、弟に手をださない」と決めているそうなのです。
まほ:習い事はしているの?
ハジメ:テニス。
まほ:珍しいんじゃない?どうして始めたのかな。
ハジメ:……(お母さんを見る)。
母:あ、わたしの……(笑)、わたしが……やらせたかったんです。
まほ:そうなんですね!
母:サンプラス選手が好きで……(照)。
まほ:ふんふん。
母:テニスの、孤独な感じも好きで。一人で考えて……強い子になれるんじゃないかって思って……。
まほ:なるほど。
テニス以外では習い事してない?
母:えっと、前に……。
ハジメ:(母を睨む)。
母:やめよっか、ね。この話は……。
ハジメくん、習い事に関してどうやら触れられたくない過去をもっているらしいのです。それは、軽いノリで聞けないくらいその場に気まずい雰囲気を漂わせるものでした。
まほ:聞いてもいいのかな?
ハジメ:……。
ハジメくんを一瞬にして暗い気持ちにさせるある習い事。
お母さんの念願だったそれを、2年半続けて辞めました。男の子なのにタイツをはくこと、発表会でお化粧しなければいけなかったこと……。友だちには絶対に言えない習い事だったそうです。
母:踊っている最中は楽しそうにしていたんですけどね……。
ハジメ:無理矢理はヤだ。
母:今もやっていたことは誰にも言っていないんです。
まほ:そうかー。
ハジメ:「ヒー(ヒフミ)くんにもやらせる」って言ってたのにさ。