フェルトは破れにくく、扱いやすいので、赤ちゃんが手指を動かすトレーニングにもなります。
ありさんが『ばあ!』
「子どもたちも『ばあ!』って言いながら、フェルトをめくるのが好きで。『ここにいるのは、かたつむりだよ』って、丸暗記しているくらい。フェルトがすごくしっかり貼られていて、子どもが引っ張っても取れたりしないのがさすがですね。絵本の最後、ぴよちゃんがいなくなって、いろんなものをめくるページが一番盛り上がります。最近、娘が歩くようになったんですけど、ドアをバーンと開けては『ばあ!』って言うんですよ(笑)」
上野の森親子ブックフェスタ2019
5月5日(日・祝)13~14時
上野恩寵公園中央噴水池広場周辺学研ブースにて
ぴよちゃんの新刊にちなんで、ワークショップといりやまさとし先生のミニサイン会を開催します。
妹という存在ができた長男が共感!
ママが読んでも涙がこぼれる感動作
『ちょっとだけ』
作:瀧村有子絵:鈴木永子¥900/福音館書店
弟が生まれ、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。「ちょっとだけ」しかできないけれど、お姉さんだからと、がんばるなっちゃん。
でも、眠くなったときだけは、どうしてもお母さんに甘えたくなって……。姉になったことで感じるせつなさ、そして、それを乗り越えることで成長していく子どもの姿を、母親の深い愛情とともに描いた物語。
Illustration:Kashiwai
「この絵本は、ちょうど下の娘が家に来た頃に、たまたま息子の保育園の先生が読み聞かせの時間に読んでくださったんです。息子は主人公のなっちゃんの気持ちにすごく共感したらしくて、先生に『もう1回読んで!』って、せがんだそうなんですよ。その話を聞いて、うちにも1冊ほしいと思って買いました。息子はなっちゃんみたいに立派じゃ全然ないんですけどね。赤ちゃん返りするところだけ共通している(笑)」
里親制度や養子縁組についても学べる古泉さんの作品!
『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』
著:古泉智浩¥1296(税込み)/イースト・プレス
『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』
著:古泉智浩¥1296(税込み)/イースト・プレス
Illustration:Hidemi Ito/KashiwaiText:Keiko IshizukaConposition:Shiho Kodama