まほ:勉強好きなの?
はる:うーん(首をかしげる)。ねえ、パパ、なんか英語しゃべってよ。
父:え〜?ちゃんとインタビューに答えなさいよ。
はる:これは?
父:フォーク。
はる:これ。
父:ナイフ。
はる:これ!
父:ディッシュ。
はる:発音がわるい。
なんかダメ!
父:いま、中間反抗期?っていうヤツらしいです。
まほ:ちょっとわかる気がする。お母さんが同じことしてもイラつかないのに、お父さんだとなんかイヤ!っていうね。
はる:(深くうなずく)
父:そうなの〜?
まほ:英語塾は楽しい?
はる:うん。
まほ:先生は……外国の人?
はる:うん。ソマイエ・メヘリ先生。
まほ:犬種図鑑、ずっと開いて眺めてるね。
はる:うん。
まほ:2年生だと……漢字が難しくない?
はる:うん。読めないのはママに聞いたりして読んでる。
父:でも、字を覚えるのは早かったんですよね。
まほ:そうなんだ。
はる:うん、3歳くらいで絵本読んでた。
まほ:早い!ウチの子、もうすぐ4歳だけどまだまだだよ〜。
お絵かきも得意です。
はる:ねえねえ、絵、描いてみて。
まほ:えーなに?急に?
はる:なんでもいいから〜。女の子とか。
まほ:じゃあ……(カキカキ)できたよ。
はる:身体も描いて!
まほ:え〜身体苦手なんだよな〜。
はる:わかるよ〜。顔は描けてもね〜。あるあるだよね〜。
まほ:(カキカキ)
はる:あ、うまいうまい。
まほ:こんな感じでいいかな?
はる:いいねー。じゃあ、今度わたし描くね。
まほ:絵も好きなんですね。
父:好きですね。自信あるみたいで。
まほ:習ってるの?
はる:習ってない!……けど、ウマイよ!
まほ:自信たっぷり。
はる:目の中の光がね……こっち向いてるから……こっちに……。
まほ:こだわるねえ。
はる:できた!
まほ:お。うまいうまい。
はる:へへへ……。じゃ〜あ〜、今度はぁ、漫画描こ!
まほ:漫画かあ。お話作ったりするのも好きなんだ。よくするの?
はる:しますよ〜、します、します。
ふつうに描きますよ〜。
まほ:(笑)。
はる:じゃあ、4コマ一緒に描こ。順番に一コマずつ描く。
まほ:え〜!難しいよ〜。お題は?
はる:うーんとね、「遅刻」!
……こうして、はるちゃんとの共作4コマ「遅刻」