《赤ちゃんが生まれてはじめての行事》プロに頼む? 手作りする? 「命名紙」の書き方・飾り方
材料の買い出しは少し手間ですが、インターネットで簡単に買えるものばかり。
心が整う、子どもの名前を書く時間
本番前は半紙に30〜40回練習しました。産後に練習をする余裕などないと思いきや、意外にもちょっとした気分転換になりました。出産を振り返ったり、名前に込めたい思いを再確認したり、なにより赤ちゃんのためになにかをしている時間は充実感があるものです。
命名紙の書き方は「命名●●(←子どもの名前)」「平成●●年●月●日生」の文字を入れる場合がほとんどで、加えて名前にふりがなをふったり、両親の名前を入れたりするパターンもあるよう。わが家では足形を押す空間をつくるため、子の名前と日付のみを書きました。
こうしてつくった命名紙は、後日両家での食事会で両親にプレゼント。どちらの実家に帰ってもリビングに飾られています。
現在息子は1歳2か月になりますが、生後6か月と1歳のときには足形を追加しました。足形は少しずつ大きくなり、色紙もどんどんにぎやかになり、見ているとうれしくなります。
昔は、ご神事として、赤ちゃんが誕生してから7日後の夜に『命名式』なる宴が行われていたそう。子どもの誕生に感謝をし、無病息災を祈願する大切な式だったとのこと。現在では近所や身内を大勢招いて大宴会をするとまではいきませんが、その分思いのこもった命名紙をつくって子どもの健やかな成長を祈りたいですね。