予定日が近づいた妊婦さんのなかには、病院から「陣痛間隔が〇分になったら連絡してくださいね」といわれている方も多いでしょう。でも、いざ陣痛がきたときにちゃんと時間が計れるのか不安ですよね。
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そんな妊婦さんにおすすめなのが「陣痛アプリ」です。最近はスマホで使える無料の陣痛アプリがいろいろありますが、今回はそのなかから5つをご紹介します!
そもそも陣痛アプリとは?
陣痛アプリとは、スマホやタブレット端末を使い、陣痛の間隔をストップウオッチのように計って記録できるアプリです。
「陣痛時計」「陣痛カウンター」などと呼ぶこともあります。iOSとandroidの両方に無料で提供されている陣痛アプリが多数あります。
「陣痛間隔を計る」という基本的な機能だけでなく、アプリによっては緊急連絡先の登録・発信や医師からのアドバイスコーナー、妊娠中の体重記録や胎動カウンターなど、さまざまな機能がプラスされています。
それぞれにメリットやデメリットがあるので、次からは具体的に人気のアプリをチェックしてみましょう!
おすすめ陣痛アプリ1:『陣痛きたかも』
陣痛がきたら「陣痛きたかも」ボタンにタッチ、おさまったら「おさまったかも」ボタンにタッチするだけのシンプルな操作で、陣痛間隔を自動で計測・記録してくれます。
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「きたかも」ボタンが大きいので押しやすく、ボタンとログ(記録)が1つの画面になっているから見やすいのもグッド。全体にピンク色のかわいらしい雰囲気です。
緊急連絡先の登録&発信機能や、先輩ママや妊婦さんどうしで交流・相談できる「相談ひろば」、体験談コーナーなど、コンテンツも充実していて便利と口コミで人気です。
ただし、アプリ起動時などに広告がポップアップされます。陣痛がきたから急いでボタンを押そうとしたのに、広告をタップしてしまって「イラッ!」となるかもしれません。
▼陣痛きたかも -今スグ使える陣痛計測アプリ-
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おすすめ陣痛アプリ2:『陣痛時計』
陣痛間隔を計るという機能に特化した、シンプルさが最大のポイントです。広告のポップアップなどもなく起動と動作がスムーズなので、「陣痛がきた!」と思ったらアプリを起動するワンアクションだけですぐに計測できます。
計測ボタンとログが1つの画面になっていて見やすく、データをメールで添付して送ることもできます。また、陣痛間隔の計りかたを「前の陣痛の始まりから」もしくは「前の陣痛が終わったときから」の2パターンから選べることも特徴です。
デザインがそっけない印象なこと、連絡先登録などの機能がないことはデメリットですが、「シンプルな機能さえあればいい」という妊婦さんたちから口コミで高評価を得ています。
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▼陣痛時計
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おすすめ陣痛アプリ3:『妊娠・Sprout』
胎児についてのアドバイザーとしてアメリカで信頼されている「Med ART Studios」が開発した、妊娠・出産情報アプリの日本版です。日本でもたくさんの妊婦さんが利用しています。
陣痛カウンターだけでなく、妊娠中の体重記録や胎動カウンター、医師からのアドバイスなど機能が充実していて、妊娠初期から長く付き合えるようになっています。
なかでも口コミで人気なのが、胎児のリアルなイメージ画像。妊娠週数によって変化していくので、お腹の赤ちゃんが今どんな状態なのか、妊婦さんやご家族がイメージしやすいと好評です。
画面には広告もなくシンプルで見やすいですが、陣痛カウンターを表示するにはトップ画面からいくつか操作が必要です。
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▼妊娠 ・Sprout
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おすすめ陣痛アプリ4:『たまひよの胎動・陣痛カウンター』
人気の妊娠情報誌『たまごクラブ』による胎動・陣痛計測アプリです。
カウント中にキャラクターの『たまちゃん』がかわいい声でつぶやいてくれて、癒し系のBGMが流れることが最大の特徴。産院の連絡先を登録でき、陣痛が事前に設定した間隔になると自動的に産院の連絡先を表示してくれる機能もあります。
ただし、ポップアップの広告が出てくるのはちょっとうるさく感じるかもしれません。また、BGMなど機能が複雑なためか、動作が重いという口コミも多く挙げられています。
▼たまひよの胎動・陣痛カウンター【たまカウンタ】
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おすすめ陣痛アプリ5:『陣痛ナビ』
助産師の川田町子先生監修の陣痛カウンター&出産情報アプリ。助産師からのアドバイスや、安産お守りを購入して待ち受け画面にできる機能など、妊婦さんの気持ちをケアする姿勢が特徴です。
陣痛が事前に設定した間隔になると、病院へ連絡するようアラートしてくれる機能もあります。
カウント用のスタート・ストップボタンは大きくて押しやすいものの、ログが別画面なので、陣痛間隔がパッと見て把握できないというデメリットがあります。広告も出てくるので、画面は少しごちゃごちゃした印象です。
▼無料 陣痛ナビ ~助産師のアドバイス付き~
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おすすめ陣痛アプリ6:『陣痛/お腹の張りカウンター』
スタート・ストップボタンを押すだけで陣痛とお腹の張りを計測してくれるラクラク操作。記録するのを忘れても、後から追加、編集、削除できるから安心です。
日付ごとに「回数」、「平均陣痛間隔」、「平均継続時間」を表示し、さらに折れ線グラフで過去の記録も一目で把握できるようになっています。ステータスバーにアイコンを常駐できるので、痛くなったらすぐに起動させて使用できるのも魅力。
▼陣痛/お腹の張りカウンター
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おすすめ陣痛アプリ7:『胎動〜陣痛時計』
水彩画風のやわらかなタッチのデザインが目を引く陣痛アプリ。陣痛が始まった時と終わった時それぞれボタン押すだけで、「開始日時」、「陣痛間隔」、「継続時間」を自動的にリスト化してくれます。
さらに赤ちゃんが10回動くまでに何分かかったかを時間を計ってくれる「胎動計測機能」もついているので、事細かに赤ちゃんの様子を記録できます。妊婦生活の癒しにもなるかわいいデザインをお探しの方にはおすすめのアプリです。
▼胎動〜陣痛時計
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おすすめ陣痛アプリ8:『陣痛ログ』
その名の通り、陣痛の記録をとるのに特化したシンプルなアプリ。開始・停止ボタンをタップするだけで、陣痛日時や持続時間、陣痛間隔を記録してくれます。
痛みごとのメモも入力できるので、痛みの強さなど陣痛ごとの状況を残しておくことも可能。記録したデータは、データ出力してメール送付できるので、家族への状況連絡にも便利です。
また陣痛の間隔があらかじめ設定していた時間よりも短くなると赤字表記されるアラート機能も。余計な機能やデザインのないシンプルに使えるアプリをお探しの方にぴったりです。
▼陣痛ログ
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おすすめ陣痛アプリ9:『陣痛・胎動カウンター』
陣痛と胎動、それぞれを計測できるアプリ。陣痛が始まったら『きたかも!』ボタンを、おさまれば『おさまったかも…』ボタンをタップするだけで、陣痛間隔を計測してくれるシンプル設計。
陣痛履歴を確認すれば、「陣痛開始時刻」、「持続時間」、「陣痛間隔」を表示できるので、病院に連絡した際もスムーズに状況を伝えることができます。また事前に連絡先を複数登録しておけば、いざという時はワンタッチで電話がつながる設定です。
▼陣痛・胎動カウンター
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おすすめ陣痛アプリ10:『妊娠・出産アプリBabyプラス』
日本産科婦人科学会によって監修された本アプリは、胎動カウンター、陣痛カウンターのみならず妊娠中の体の変化や症状、妊娠中の食事管理、出産育児一時金といった出産にまつわるお金についての情報もまとめられており、妊婦さん向けの便利な機能が全てそろっています。
そのなかのコンテンツの一つである陣痛カウンターは、『陣痛がきたかも』ボタンと『おさまったかも』ボタンをタップするだけで、自動的に「陣痛日時」、「陣痛間隔」、「持続時間」をわかりやすくリスト化してくれます。
▼妊娠・出産アプリBabyプラス
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いざ陣痛がくる前にいろいろ試しておこう
このように、陣痛アプリにはそれぞれ特徴があります。
ほとんどのアプリが今回ご紹介したように無料なので、いざ陣痛がくる前に、いくつか気になるものをダウンロードして試してみてもいいでしょう。自分に合ったアプリを選んでくださいね。