うんこ! ちんちん! 子どもの困った下ネタ、どう対処する?
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とくに就学前くらいの年齢の男の子の場合は、「うんこ」や「ちんちん」などの下ネタワードが好きで、大声で叫んだり、替え歌にのせて歌い出すという子も多いと思います。成長すればいずれ言わなくなる…と分かってはいても、所構わずに連呼されたりすると困ってしまいますよね。
でもママが慌てると、反応を面白がってエスカレートする場合も。子どもの困った下ネタには、どう対処すればいいのでしょうか。
■反応は冷静&真顔で
子どもが下ネタを連発するのは、周りに“ウケる”からです。同年代の友達は面白がって一緒に盛り上がりますし、大人が過剰に反応すると「こういうことを言えば周りの気を引ける」と思って逆効果になってしまうことも。
子どもの下ネタをやめさせるには、反応しないことが第一です。繰り返し何度も言われても「ふーん」「へえー」と真顔でスルー。
周りの反応がなければ、子ども本人の興味も薄れていくはずです。
ただ、公共の場での下ネタなど「子どもが言わなくなるのを待っていられない」ということもありますよね。そんなときは優しく諭すより、「ママはそういうの嫌」と真顔でバッサリ否定する方が効果的です。冷静な反応に子どもも不安になり、盛り上がっていたテンションが落ち着くことが多いようです。下ネタをやめたら、ギュッと抱っこなどのフォローをしてあげてくださいね。
■子ども本人に「かっこ悪い」と思わせるコツ
男の子は「かっこいい」ことが大好きです。下ネタでふざけはじめたら、「それはかっこいいことかな?」と質問してみましょう。好きなヒーローやキャラクターがいる場合は、「○○(キャラクター)はそんなことを言うかな?」と聞いてみるのもおすすめです。
子ども自身で考えさせることによって、「かっこ悪いことなのかも」と、発言を止めるきっかけになります。
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■「女の子に嫌われる」は意外と効果的
下ネタで盛り上がるのは、ほとんどの場合男の子。女の子は、嫌がったり恥ずかしがったりすることが多いようです。
「下品なことを言えば友達にウケる」と思ってる男子にとって、「女の子に嫌われるよ」は意外と効果的。幼稚園や保育園で仲のいい女の子がいる場合は、「そんなことを言っていると、○○ちゃんが嫌がって遊んでくれなくなっちゃうかもしれないよ」と言うと、下ネタがピタッと止まることも。
■親子で体のことを話し合うチャンスにも
子どもの「うんこ」や「ちんちん」などの下ネタは、親子で体のことを話し合うチャンスでもあります。体のことが分かる絵本などを使って、それらがどのような意味や働きを持つのか、真面目に話をしてみてください。
照れや笑いでごまかさず、真剣に話をすれば、子どもにも「大切なことなんだ」と伝わるはずです。また、子どもの性別にかかわらず、他人に見せたり触らせたりしてはいけない「プライベートゾーン」について、しっかりと教える必要があります。「水着で隠れるところは体のとても大事な部分だから、他人に見せても見られても、触れても触れさせてもダメ」「他の人がいるところで、プライベートゾーンに関わる話をするのはダメ」ということを、きちんと伝えておきましょう。
子どもが下ネタでふざけるのは、ほんの一時期。ママ友同士では「今の時期は仕方ないよね」で済んでも、公共の場での下品な発言は周りに不快感を与えてしまうことも。大げさに叱ったり照れたりせずに、上手に対処するようにしましょう。
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