赤ちゃんが生まれてからしばらくの間、親は多くの時間を抱っこをして過ごしますよね。そのときに大きな支えとなるのが抱っこ紐です。
値段やデザイン、素材や対象年齢など、その種類はさまざまで、どうやって選べばいいのか、どう使えばいいか悩んでしまう人も多いと思います。生活環境や移動手段、赤ちゃんの性格によって選ぶ抱っこ紐は違うでしょうし、複数を使い分けする人や、買い替えする人も多くいるでしょう。
今回は、そんな抱っこ紐の選び方や使い方についてまとめ、先輩ママたちから支持を集めている商品を14種類、ご紹介したいと思います。
「OMNI 360 クールエア(グレー)」(写真提供:株式会社ダッドウェイ)
■抱っこ紐の形状による分類
抱っこ紐は、さまざまな種類がありますが、まずは形状によってわかりやすく分けて説明していきたいと思います。
▼ベビーキャリア
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抱っこ紐の中でも、腰と肩がベルト状になっていてしっかりと赤ちゃんを支えるタイプのものを、「ベビーキャリア」といいます。
新生児から使えるものもあり、対面抱きはもちろん、前抱きやおんぶ、横抱きもできるようなものもあって、数通りの使い方ができる商品が多く販売されているのが特徴です。使用している人も多く、一番スタンダードな抱っこ紐といえるかもしれません。
筆者もエルゴベビーの「ベビーキャリア」を、子どもが生まれてから3歳になるまで使いましたが、これなしでは生活できないというくらい、愛用していました。
近頃では、メッシュ素材にしたり、保冷・保温材を入れるポケットをつけたりと、快適に過ごせる工夫が凝らされたものも増えています。また、赤ちゃんの体を支えるベルトが付けられるものや、赤ちゃんの股関節に負担をかけないようなものが開発されるなど、安全性を重視した商品も数多く発売されているようです。
価格は高めで、1万円から3万円ほどの商品があります。
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▼スリング
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「スリング」は布でできた抱っこ紐で、たすき状に肩にかけてたわんだ部分に赤ちゃんを入れて使いますが、サイズ調節ができるものとできないものがあります。
「リング・スリング」は、幅が広い布を端につけられた輪っかに通して、サイズを調節できます。使う人の体型や赤ちゃんの成長度合いに合わせて使うことができる点が人気を集めているようです。その他、バックルを使ってサイズを調節するタイプもあります。
また、リングがないものは、「パウチ・スリング」と呼ばれることもあるようです。サイズが調節できないため、体型に合うものを使う必要があります。金具などがまったく付いていないシンプルな布だけの抱っこ紐なので、たすき掛けをしてすぐに使えるという利点があります。ただサイズの合わないものを使用すると、赤ちゃんの安全が確保しづらく重大な事故につながる恐れもあるので、慎重に選ぶ必要がありそうです。
価格は、「キャリア」に比べると安く、3000円~1万円ほどで買えるものが多いです。
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▼ベビーラップ
「ボバラップ」(画像提供:株式会社スマートトレーディング)
「ベビーラップ」は長く幅の広い布を、使用する人と赤ちゃんを覆うように巻き付けて、使うものです。巻き方によって数種類の使い方ができるものもあり、利便性が高いと、注目されています。「ラップ」はサイズがわかれていて、自分の体型に合わせて購入することができるため、安全性も高く確保できますね。
また、布の柄がさまざまなものが販売されていてデザイン性が高く、抱っこ紐でもオシャレをしたいというファッションに敏感なママたちに支持されているようです。
いろいろな巻き方を楽しんだり、オシャレなデザインをInstagramなどのSNSでシェアしたりする人も増えていて、これからますます人気が高まりそうですね。
価格は、5,000から1万円程度のものがありますよ。
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▼ヒップシート
「ポルバン(ゼブラ)」(画像提供:ラッキー工業株式会社)
「ヒップシート」とは、椅子のような台座が付いた抱っこ紐のことです。椅子の部分がウエストポーチのようになっているものもあり、ママたちが小物を入れて使うことができて便利ですね。また、腰の部分だけで販売されていてショルダー部分が別売りになっているものや、そもそもショルダー部分も一緒になって販売されているものもあります。
腰だけで使う場合は、基本的に赤ちゃんの首や腰が据わってからの使用になりますが、赤ちゃんの体重を腰で支えられるので、かなり楽に感じられるようです。抱っこ紐がいらない短時間のお出かけや、歩けるようになっていても、まだ抱っこが必要な月齢の子どもにとってはとても便利な商品だと言えるでしょう。
価格は、7000円~2万円程度で、付属品をつけるかどうかでも、変わってくるようです。
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▼シンプルタイプ(クロス型など)
昔ながらのクロス型の抱っこ紐など、シンプルなタイプのものもあります。こうしたものは、新生児の時期には使用が難しいですが、首や腰が据わって安定してきたら、簡単に使うことができます。
安価なものが多く、3000~5000円程度で買えるものが多いのが特徴です。また手作りすることもできるので、ハンドメイド派のママの中には自作して使っている人もいるかもしれません。
筆者も、一人目の子どもを産んだときに母が作ってプレゼントしてくれたのを覚えています。安全性には十分注意する必要がありますが、手作りの抱っこ紐を使える充実感が味わえるでしょう。
■抱っこ紐の素材や抱っこの種類による分類
ここまで、抱っこ紐の形状によって分類してきましたが、ここからはそれ以外の部分についてどのようなものがあるかご紹介したいと思います。
▼抱っこ紐の素材
抱っこ紐の素材は綿やメッシュなど、さまざまです。赤ちゃんの肌触りがいいものを選んであげたいというママは多く、抱っこ紐もオーガニックコットンを使用したものも販売されています。
また、赤ちゃんと密着して暑くなることが多いため、風通しのいいメッシュ素材のものが売れ筋のようです。中には、デニムなどの特殊な布を使用していたり、網のような素材を使っていたりするものもあるようですが、何よりも赤ちゃんとママが快適に過ごせるような素材のものを選ぶのがおすすめです。
▼できる抱っこの種類
メーカーによって、抱っこの呼び方を変えている場合もありますが、わかりやすく大まかに抱っこの種類分けしたいと思います。
・対面抱き
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対面抱きは、赤ちゃんを胸の前で使用する人と対面方向で抱くスタイルです。新生児から使用できるものもあり、中にはインサートが必要な商品もあります。首座り前の赤ちゃんの頭がグラグラしないように、注意して使うことが大切です。
赤ちゃんが使用する人と向き合い、おなか同士をくっつけることで、安心感を得られるでしょう。使用する人も赤ちゃんの顔を見ることができるので、様子の変化にも気づきやすいのが特徴です。
・横抱き
「コアラ メッシュプラス」(画像提供:株式会社アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社)
新生児期など首が据わる前の赤ちゃんは、横抱きできる抱っこ紐を使うのもいいでしょう。装着するときは、ストラップやバックルを適切な位置に調整して、赤ちゃんが適切な場所に収まっているかどうか、確認することが大切です。首の部分に安全のためのパッドがついているなど、安全面に配慮した商品も多く発売されています。
・前向き抱き
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赤ちゃんが使用する人と同じ方向を向くのが前向き抱きです。進行方向の景色を一緒に眺めることができて、楽しめる赤ちゃんもいるでしょう。ただ、性格によっては刺激に弱い子もいるため、様子を見て対応してあげる必要があります。
また、前向き抱っこに対応していない抱っこ紐を使用してしまうと、股関節に負担がかかり股関節脱臼を引き起こしてしまう可能性もあります。適切な抱っこ紐で行うようにしましょう。
・腰抱き
腰で抱っこするのが腰抱きです。体の側面で赤ちゃんのお尻を支えて抱っこするため、腰が据わってお座りができるようになった6~7か月ごろから使用できるようになります。
対面抱きに比べると、赤ちゃんにとって周りの景色が見やすいのが特徴で、一緒にお出かけを楽しめそうですよね。
・おんぶ
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抱っこ紐によっては、おんぶができるものもありますが、何よりも手が離せて身動きがとりやすいのがメリットです。シンプルな構造なものから、「キャリア」タイプのような、腰と肩で支えるものまであります。
また、登山やアウトドアでも使用できるようなリュックのように背負える構造のものもあり、使用する環境によって、さまざまな種類の抱っこ紐を選ぶことができますよ。
ただ、おんぶをすると赤ちゃんの様子やきちんとおんぶできているかどうか見えにくいため、鏡を利用して都度確認することが大切ですね。
■抱っこ紐の使い方と選び方とは
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それでは、これらの抱っこ紐はどのタイミングで使用し、どうやって選べばいいのでしょうか。
▼新生児から4歳までが抱っこ紐の使用期限
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抱っこ紐によって、新生児から使えるものから、約4か月の首据わり、そして約7か月の腰が据わってから使えるものなど、さまざまなものがあります。
例えば、2人目などで、新生児期からお出かけする機会が多い場合、0か月から使える抱っこ紐を選ぶといいでしょう。また、家で過ごす時間が長い場合や、ベビーカーでの移動が多い場合は、必要になるタイミングで購入するのがオススメです。せっかく買っても、使用せずに使える月齢が過ぎてしまう場合もあるからです。
また、使用期限は多くの抱っこ紐で3歳~4歳まで、15~20kgまでと定められています。この時期になると、自然と子どもたちが歩ける時間が長くなるため、抱っこ紐が必要なくなる場合もあるでしょう。さらに、どんどん重くなる子どもを長時間抱っこすることが難しく、抱っこ紐が使用できなくなる場合もあります。
必ず決められた使用期限を守って、子どもの抱っこ紐からの卒業を見守ってあげるといいですよね。
▼抱っこ紐はどんなタイミングで使用する?
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抱っこ紐が必要になるのは、どのようなタイミングなのでしょうか。赤ちゃんの性格にもよりますが、抱っこが大好きな赤ちゃんの場合、家の中でも抱っこ紐は必要になる可能性があります。
筆者自身も1人目を出産後、子どもの首を支える抱っこを長時間していたため、腱鞘炎(けんしょうえん)になってしまいました。そこで、自宅でも抱っこ紐を使用して、なんとか乗り越えたことがあります。このように、お出かけしなくても抱っこ紐は必須のアイテムだと言えるかもしれません。
お出かけ先では、例えばベビーカーに乗せていてぐずってしまった場合、短時間のお出かけなど、抱っこ紐が活躍する場はさまざまです。
筆者は、1人目が生まれた時に移動手段は車が多かったのですが、車のベビーチェアから降ろして抱っこ紐で抱っこして買い物を済ませていました。どこに行くにも、抱っこ紐は必ず携帯していたので、そういった場合はコンパクトなものが活躍するかもしれませんね。
▼抱っこ紐は必要あり?必要なし?
出産準備品のリストに入ることもある抱っこ紐、その必要性が高いと考える人も多くいます。多機能な抱っこ紐やデザイン性の高い抱っこ紐、スリングやラップなど、使用する人に合わせて多様な抱っこ紐が販売されているため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
筆者の知り合いのママに取材したところ、出産前に購入していて、実際試してみたら使いにくかったという声や、出産祝いでもらった抱っこ紐が綿素材で暑くて使えなかったという声が聞かれました。
妊娠中に早く準備しておきたくなる気持ちはよくわかりますが、抱っこ紐は使用する人の着用感と、赤ちゃんの居心地の良さが重要です。生まれてから購入するのでも全く遅くはないので、ぜひ生まれた赤ちゃんを連れて、店舗で試すことをおすすめします。
抱っこ紐なしでの抱っこは、万が一手を放してしまったら赤ちゃんが落下してしまう危険性があります。そのため、抱っこ紐はどんな生活環境においても、1つは持っていると安心でしょう。
▼安全性に重視して抱っこ紐を選び使おう
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抱っこひも安全協議会によるインターネットでのアンケート調査によると、31%の人が「ヒヤリハットや事故があった」と回答しています。その多くが落下の危険で、抱っこ紐に赤ちゃんを乗せるときや、使用している人がかがんだときに、危険を感じた人が全体の6割以上を占めていました。
赤ちゃんを乗せるときはベッドなどの柔らかい場所や、低い位置で行う、かがむときは、膝を折って腰を曲げずに、上体を保つようにするなどの注意が必要ですね。
また、抱っこ紐を購入する前に、安全基準が十分に守られているか、確認しておくことが大切です。抱っこひも安全協議会によると、抱っこひもが定められている安全基準は「EN基準」というヨーロッパ連合で任意の基準、「ASTM基準」というアメリカの強制規格、「SG基準」という日本の任意の安全基準などがあります。
それぞれに、耐久テストなどに合格した製品だけが基準をクリアしているため、購入するものがどの基準を合格しているのか調べておくと安心ですよ。赤ちゃんの全身を支える抱っこ紐は、ぜひ安全基準が守られたものを選び、事故がないように十分気を付けましょう。
■定番の抱っこ紐「キャリア」おすすめ5選
次からは、具体的にオススメの抱っこ紐をご紹介していきたいと思います。まずは、大手ベビー用品メーカーが販売している定番の抱っこ紐について見ていきましょう。
▼「OMNI 360(オムニスリーシックスティ)」 /エルゴベビー
「OMNI 360 クールエア(グレー)」(写真提供:株式会社ダッドウェイ)
「OMNI 360」は、エルゴベビーの最上級モデルで、赤ちゃんの体重を腰と肩にバランスよく分散して楽に支え、前向き抱っこもできるベビーキャリアです。赤ちゃんの体をそのまま抱ける超立体のシートが特徴で、さらに「OMNI 360クールエア」は、通気性に優れた素材で快適に過ごすことができます。
そして、肩紐をクロス型に装着することができるので、より赤ちゃんとのフィット感を高めることができます。新生児期から4歳になるまで、どんな状況でも活躍すること間違いなしですね。
ただ値段は高めなので、ぜひ試着して納得してから購入することをオススメします。
価格:31,320円(税込)
対象:0~48か月、3.2kg~20kg
抱っこの種類:対面/腰/おんぶ/前向き
素材:ポリエステル100%
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▼「ベビーキャリアONE KAI」/ベビービョルン
「ベビーキャリアONE KAI Air(グレージュ)」(写真提供:ベビービョルン株式会社)
スウェーデンの会社「ベビービョルン」の「ベビーキャリアONE KAI」は、新生児から約3歳まで使うことができ、おんぶや前向き抱っこをすることができる多機能な製品です。
さらに、「ベビーキャリアONE KAI Air」は、梅雨もあってジメジメしやすい気候の日本に合わせて、2種類のメッシュを組み合わせて作られた特別な素材が使用されています。
夏にはかなり重宝する抱っこ紐です。
通気性の良い素材が使用されていることから、快適に過ごすことができそうですね。対面、おんぶ、前向き抱っこができて、機能性も十分です。
価格:22,000円(税別)
対象:0~約36か月、3.5kg~15kg
抱っこの種類:対面(首据わり前は高い位置で)/おんぶ/前向き
素材:ポリエステル100% レッグ用ファスナーカバー 綿100%
▼「コアラメッシュプラス」/アップリカ
「コアラメッシュプラス(ブラックオニキスBK)」(画像提供:アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社)
子ども用品を多く手がけるアップリカが作る抱っこ紐は、「コアラ」と名付けられています。2枚の花びらで赤ちゃんを包むような構造で、装着のしやすさと安全性の両立が可能に。また、肩パッドには特別なクッション材を使用し、長時間使っても負担を軽減することができるそうです。
特徴的なのは、横抱きを「ママうで抱っこ」としていて、ママの抱っこを再現していること。横抱きに慣れないママでも、普段の抱っこを再現すればすぐに実用することができそうですよね。
ネットに入れて洗濯機で丸洗いできるなど、多くの機能が兼ね備えられた抱っこ紐です。
価格:23,760円(税込)
対象:0~36か月、~15kg
抱っこの種類:横(ママうで抱っこ)/対面/おんぶ/前向き
素材:ポリエステル100%
▼ジョインEL-E/コンビ
「ジョインEL-E(ネイビーブルー)」(画像提供:コンビ株式会社)
コンビが販売している抱っこ紐は、「ジョインEL-E」の1種類のみ。それだけに、こだわりが詰まった商品になっています。
ホールドベルトとホールドカバーで赤ちゃんの落下を防ぐ構造になっていて、安全性も守られています。新生児用の「インファントシート」を使うときも、本体とホールドベルトで固定することができます。
ただ、素材はメッシュなどではないため、暑さ対策が必要になってくるかもしれません。肩のベルトはママの肩にちょうどフィットするように作られていて、負担を減らすことができそうですよ。
価格:15,000円(税別)
対象:4か月~36か月、首据わりしてから15kgまで
(別売りの専用インファントシートを使用すれば、1か月から使用可能)
抱っこの種類:対面/おんぶ/腰
素材:主要部 ポリエステル100%、おやすみフード 綿100%
▼ルーポップゼロ/グレコ
「ルーポップゼロ(キュートスターNV)」(画像提供:アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社)
「グレコ」は歴史あるアメリカの育児用品ブランドです。「ルーポップゼロ」は、リーズナブルながら新生児から使える、コスパの良い抱っこ紐といえます。腰ベルトや「おくるみインサート」など、機能性も抜群です。
「おくるみインサート」を使うと、上半身を包み込み、足の動きを妨げないおくるみ方式で、ママが抱っこしているような安心感で包み込んで赤ちゃんを落ち着かせることができるといいます。
さらに、赤ちゃんが汗をかきやすい場所にはやわらかメッシュ素材を使用していて、ペットボトル1本分程度の軽さで楽に携帯できるのも魅力です。
価格:11,880円(税込)
対象:生後14日以降~3歳ごろ、3.5kg~15kg
(付属のおくるみインサートを使用すれば、2.5kg(新生児)から7kg(4か月ごろ)まで使用可能)
抱っこの種類:対面/おんぶ
素材:本体、おくるみインサート ポリエステル100%
■人気急上昇中の「キャリア」おすすめ4選
次は、口コミなどで評判の「キャリア」をご紹介します。定番商品に比べると、リーズナブルで細かい気配りが感じられるのが特徴です。
▼napnapBASIC(ナップナップベーシック)/napnap
「napnapBASIC(新生児パッド装着時)」(画像提供:株式会社ナップナップ)
「肩こりと腰痛に悩む妻をなんとかしてあげたい!」という一社員の思いから生まれたのがnapnapの抱っこ紐です。軽くて、楽な抱っこ紐を作ろうと、保育士や保育園に通う子どもたちのママへのアンケートなども行い、開発を行ったそうです。
そうした声を受けて、例えばおんぶをするときはおんぶホルダーに赤ちゃんを入れて、落下防止の安全ベルトを付けることで、リュックを背負う感覚でおんぶができます。また、背あて部分をファスナーで全面メッシュに切り替えができるため、その日の気温や赤ちゃんの様子に合わせて対応することができるのです。
148cm~198cmまで対応できて、小柄な人から大柄な人まで幅広く使えるのもうれしいポイントですね。
価格:9,050円(税込)(新生児インサートとセットで11,620円)
対象:4か月~36か月、首据わりから15kgまで
(別売りの新生児パッドを使用すれば、生後10日ごろから使用可能)
抱っこの種類:対面/おんぶ
素材:本体、新生児パッド 綿100%
▼サンクマニエル プレール/日本エイテックス
「サンクマニエルプレール(フラワーブラック)」(写真提供:日本エイテックス株式会社)
値段が安くて軽い、そして多機能でうれしいのが「サンクマニエル プレール」です。国内の工場で作られていて、日本製というのも安心できますね。
380gと軽いながらも、寝かせ抱き、首据わり前のしっかり抱き、首据わり後の対面抱き、前向き抱き、おんぶと5通りの使い方ができるという部分でママから支持を集めています。ウエストベルトがないため、肩で赤ちゃんを支えることになりますが、その分コンパクトになって持ち運びに便利ですよ。
二つ目の抱っこ紐として、また新生児用の抱っこ紐として活躍しそうな商品ですね。
価格:6,950円(税別)
対象:新生児~36か月、15kgまで
抱っこの種類:横/対面/おんぶ /前向き
素材:表 ポリエステル65%、綿35% 柄 綿100%、裏 ポリエステル100%
▼アーバンファンオールメッシュ/buddybuddy
「アーバンファンオールメッシュ(ネイビー)」(写真提供:ラッキー工業株式会社)
buddybuddyは、抱っこ紐の老舗メーカー「ラッキー工業株式会社」が手がけるベビー用品ブランドです。なんとその創業は1934年、抱っこひもメーカーとしては日本で一番長い歴史を持っているそうです。その経験を活かして、さらに新しい挑戦を続けています。
「アーバンファン」は、シンプルでおしゃれな抱っこ紐を目指して製作されました。オールメッシュのタイプは、綿の従来製品と比べて通気性が20倍にもなったとのことで、赤ちゃんも快適に過ごせそうです。
また、日本メーカーならではの細かい気配りが行き届いており、例えば肩掛けカバンを留められるマルチホルダーが肩部分についているなど、ママがうれしいポイントがたくさんちりばめられています。
価格:12,960円(税込)
対象:生後10日以降~36か月、15kgまで
抱っこの種類:横/対面/前/おんぶ/腰
素材:メッシュ(本体) ポリエステル 100% テープ ポリエステル100%
▼bobaキャリア4Gプラス/boba
「bobaキャリア4Gプラス(ダスク)」(写真提供:株式会社スマートトレーディング)
「ボバキャリア」は、アメリカの夫婦がラップを嫌がるようになったわが子のために開発した抱っこ紐です。股関節にいいとされているM字抱っこが保てるよう、足置きストラップを開発し、素材も柔らかくて高品質なコットンにこだわっているそうです。
キャリアの見た目もスタイリッシュで、さらにポケットが3か所についていて収納にも困りませんよ。付属のインサートを使えば新生児から使用できるため、長く愛用できる商品です。
価格:16,000円(税別)
対象:0か月から、3.2kg~20kg
抱っこの種類:対面/おんぶ
素材:本体 綿100%