2018年12月30日 09:00|ウーマンエキサイト

子育て世帯「休めている」のは4%…ママに休みはない? 残る夫婦の不公平感


■ママに「休み」は存在しない!?

子育て世帯「休めている」のは4%…ママに休みはない? 残る夫婦の不公平感

© polkadot - stock.adobe.com


アンケートのコメントにもママの立場から「休みなんてない」という声がたくさん寄せられました。なぜママは休めないのか…? コメントを見ていくとその理由がわかるような気がします。

自分が休むには、旦那には子どもの世話のして欲しいことを全部説明し、下準備してからでないとお願いできないので、頼まない。家事なんかはなおさら。なので休みたくても休めない。旦那はそんなことにも気づいてない。

パパがしっかりと子どもと向き合ってくれれば…と思う。子どもが癇癪(かんしゃく)を起こして「パパ、イヤー!」と言った瞬間に全部ママに丸投げするのをどうにかしてほしい。

うちの旦那は夜は飲み会。お風呂に入れても「着替えどこ?」と毎回聞いてくる(越してきて5年、服の配置は変えていないのになぜ覚えない!?)。休みの日、たまった家事をやろうとバトンタッチしても自分だけすぐ寝て結局私がすべて行う。共働きなのにこんなの不公平でイライラするので旦那は最近当てにしてません。


世の中のパパ、もうちょっとがんばって! と、いいたくなるような内容です。もう少しだけでも、妻を思いやる気持ちをもってくれたら…と思いたくなるコメントばかり。なかには「家事スキルをみがいてほしい」という具体的な要望もありました。

パートナーがこの状況では、子育て中のママは休んでいるどころではありませんね。


■夫に「察して」は効かない。必要なのは?

子育て世帯「休めている」のは4%…ママに休みはない? 残る夫婦の不公平感

© 祥司 岩村 - stock.adobe.com


でも、家事育児の戦力にはならないからと「夫に対して諦める」のもちょっと寂しい。かといって、少し前によく言われていた「夫を育てる」というのも腑に落ちない…。だって子育て中の身で、正直夫まで育てている余裕はない! というのが正直なところ。

そこでバランスよくとまでは無理でも、夫婦がお互いに休むために、どんな工夫をしているのかアンケートで聞いてみたところ、いろいろな意見が集まりました。そのなかでも、比較的に休めている夫婦が意識しているのは「話し合い」のようでした。
話し合う。「休みたかったのに…」と思っているだけでは旦那は察してくれない

素直にしんどいときはしんどいと言う! 不機嫌に八つ当たりするのが、1番良くない! 「気づけ!」「察しろ!」は無理!

夫ばかりが休むのでなく、「お互いに休む」ようにしないと、妻は過労で倒れそうになるよと言葉を工夫しながら、少しずつ伝えている。


たとえば、夫がフルタイムで働き、妻が産休育休を取得している場合、「日中に家事と育児を平行して行う」ということの大変さがなかなか伝わらないこともあります。コメントにもあるように「察してほしい」と思っているだけでは、すれ違いが生まれてしまうかもしれません。


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