コミックエッセイ:今日もゆる育児日和
子どもを「見守る」ために大切なのは…、自分の中の不安に気づくこと【今日もゆる育児日和 Vol.9】
■子どもを見守るために大切だと思っていること
「子どもを見守る」のは、私の中では
「子どもを信じて手放す」の他に
「自分の中にある不安を受け入れる」ことも大切だと思っています。
というのも、自分の中に不安があると「見守る」とは正反対に、子どもにイライラしたり、いろいろと口うるさくなりがちです。
気持ちは1度に2つを感じることが難しく、「子どもに色々言っている間は不安を感じにくい」状態になります。
さらには子どもが言うことを聞いてくれると「不安が解消されたような感覚」になることも…。
私たち親側が、無意識であれ意識的であれ、
「ネガティブな気持ちを感じたくない」とか、
「これ以上自分が不安になりたくない」というとき、
「見守る」の難易度は上がりやすくなります。
不安だと感じるポイントは人それぞれですが、「不安があるからいつも頑張ってきた、無理していた、本当は辛かった」と感じるとき、自分の気持ちに寄り添って「つらかったんだな…」と受け入れてあげる方が、子どもを何とかしよう! と口うるさくならず、平和に子どもを見守ることができます。
子どもを何とかしようとした場合、子どもが言うことを聞かないときに怒りが湧きやすいので…。
なので、ママがママにとって心地いい環境を整えるのは、子どものためにもなるんですよ!
子どもの自発性が育ったら、後々自分がラクになる思い(私としては絶大なメリット!)できるだけ「見守る」方を選んでいます。
今、姉弟喧嘩が増えている我が家のような「子どもの心が整えば問題に見えることは問題じゃなくなるかも」と思えるときなどは、見守る一択。
ただ、見守ったからと言って、親が満足する結果になるとは限りません。
これもまた不安の一種ですよね。
でもその不安も受け入れて…。
子どもと一緒に「気持ちと折り合いをつける」の練習かな…と。
日々、目の前のことをこなしながら過ごしています。
※この記事は2019年7月の記録から書きました。
その後、学校に慣れた娘のコメントはインスタでマンガにしています。
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