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―「本が苦手な子」に興味をもってもらうには、どんな工夫をすると良いですか?
「しばらく飾っておく」という方法です。子どもの目に入るところに絵本を飾っておくと興味を示してくるんです。それだけで本を楽しむための効果的な“導入”になります。
―家庭で「本を読む時間」を増やすには、どんな方法が有効ですか?
3つのポイントがあると思います。まずは、「親が読書をすること」「その子の年齢や発達段階に合わせた本を選ぶこと」「とにかくゆっくり読むこと」です。
―保育園では、どんなタイミングで読み聞かせをされますか?
園では主に、2つの狙いで絵本を読む時間をつくります。ひとつは純粋に“楽しみ”として、もうひとつは、物事の“導入”として活用しています。
― 家でも身体を動かしながら楽しめる、おすすめの絵本はありますか?
最近の絵本でいえば、『ベジベジベジベジ・ベジタブル!』という本はどうでしょうか。本格的な歌が3つも入っていて、どれもキャッチーなメロディ。歌詞も覚えやすくて良いと思います。自然と体が動くようなメロディなので、ジャンプしたりクルクル回ったり子どもが好きそうな動きを、ご家庭で自由に振り付けするのも楽しめると思います。