コミックエッセイ:スイスで出会った3さいからの性教育
幼い子どもでも自分を守ることができる、「性教育」の大切さを痛感【スイスで出会った3さいからの性教育 Vol.7】
■前回のあらすじ
少しずつ性教育授業で習ったことを話してくれた息子。私が想像していたものではなく、子どもが自分の体を守るための具体的な方法でした。私はその内容に胸が熱くなり…
私はこの時まで「母親の自分が息子のことを守る」ことだけを考えていました。だけど、少しの知識で、こんなに小さな子でも、自分で自分を守る事が可能なんだと、その事実にとても感銘をうけたのでした。
その後ノンノンと叫ばれ大変だったので、どうして親は触っても大丈夫と授業で言ってくれなかったんだろう、と思っていました。
後日幼稚園の先生と世間話のついでに聞いてみると、
「性犯罪の大半は親や親しい人からが多いからなのよ。親だから大丈夫とはあえて教えてないらしいのよ」
私には衝撃的だった。そんな犯罪この世から消えてしまえと、切に思うのでした。
息子のための性教育だったけど、母親の私もとても教育された良い機会となりました。
長いお話、最後まで読んで頂きどうもありがとうございました!