コミックエッセイ:あり子のワーママ奮闘記
言い出せない…会社で産休育休を取りにくくさせている要因とは…?(第1話)【あり子のワーママ奮闘記 Vol.1】
特に私の部署は女性率が高かったので、今後も産休・育休取得者がでてくる可能性がありました。
人手を増やしてほしいと直訴しましたが、残念ながらその意見は通りませんでした…
「もし誰かが次に産休に入ることになった時、今度こそ交代の人をいれてくれないとみんな倒れてしまう」という不安な声も出ていました。
交代が入らず、仕事を分担する皆に謝りながら産休に入った先輩。
交代として入った人に仕事を引き継ぎ、晴ればれした顔で辞めた同僚。
仕事の引継ぎ相手が新しく入るのと入らないのとでは、こんなにも変わるのだと感じました。
その後なんとかギリギリの人数で仕事を回し、先輩が産休育休を経て復職。
そしてその数カ月後、先輩は二人目ご懐妊で再び産休を取ることになりました。
そんなある日、先輩が参加していない飲みの席で…
空気が凍りました。
そんな意見がでることに衝撃を受けました。
そして産休はおめでたいことのはずなのに、取得することでこんな風に周りに言われることに少なからず怖いと感じました…
共働きの時代で、昔と比べると今は産休育休が取りやすくなっているのだろうと思います。
しかし私も数年後に実感することになりますが、産休育休を取得することはできても
「産休育休が取りにくい」「周りに申し訳なくて産休に入るのが心苦しい」と感じてしまう空気がありました。
あくまでこれは私の職場の話であり、会社によって状況はさまざまだと思います。
しかし、仕事量過多、人手不足、産休育休への理解不足…
このような状況がある場合、産休・育休(男性の育休も含め)を取りにくくさせる要因の一つなのでは…と個人的には感じました。
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