連載記事:ママのうっぷん広場

アレルギーの子どもに「高級な牛乳よ」と飲ませようとした…! 義父母の自己中行動【後編】【ママのうっぷん広場 Vol.4】


■「アレルギーあるからやめて!」食卓での自己中行動

子どものお世話の中でも、特に多くコメントが集まっていたのは、アレルギーやおやつを与えるタイミングなど、食事に関するエピソードです。

「子どもが小さくてまだチョコを食べさせていない時期、義母の家に行くと『ママに内緒ね』と言って口の中にチョコを放り込まれていた。話のわかるお義母さんだったからはっきり言ったら、了解をとってくれるようになりました」

「保育士の義母はミルク信者なのか、10ヶ月で断乳した息子に対して、『ミルクをあげろ。それが過ぎたらフォロミをあげろ』などとしつこく言ってくる。あげなければ私が虐待をしているかのような言い方をしてきます。すごく傷つくので早く離乳食の期間が終わってほしい」

アレルギーのことを理解しない。子どもに牛乳アレルギーがあると病院から診断を受けているため、除去したりしているのに、『これは〜〜牧場の濃厚な高級牛乳なのよ〜』と義母がパックの牛乳を与えようとしていた」

「義母の箸で勝手にカニを与えられた。初めて与えるものは平日の午前中の方が何かあっても病院に駆けつけられるのに。
義母は何も考えず休日の夜に与えた。旦那にも伝えたら、義母に帰りの車の中で『神経質だ』と散々言われた」

「義母は息子が生まれてから、ミルクを与えたがる。私にも『量が足りないのでは?』と言ってきて、『適量なので大丈夫』と返事をしていたが、ある時勝手に飲み終えた哺乳瓶に白湯を足して息子に飲ませていた。注意しても無視してやるので困る」


命に関わるリスクのある食事の場面で自分勝手な行動を取られると、子どもを守りたいという気持ちから、さらに反発心を抱いてしまうのも無理はありません。

コメントを読んでいると、「はっきりやめてほしいと言った」「疎遠になった」など、強目の対応をしている人も多いように感じました。確かに、自分勝手な行動ばかりとる義父母とは、できるだけ距離をおきたいと思うのも頷けます。

ただ、義父母との関係も、たどってみれば人と人との関係ですよね。「親子」という関係性から、ついつい距離が近くなりすぎて、遠慮がなくなってしまいがちですが、そもそも世代や価値観、生活環境が全く異なる他人同士ですから、互いに理解し合うのは簡単なことではないでしょう。


子育ての常識が変わっているという背景もあるので、こちら側も親世代の子育てについて理解を深めることができると良さそうです。すれ違いそうなところでは、義父母への理解を示した上で、自分たちのやり方を伝えるなど、ワンクッションがあると、モヤモヤを減らすことができたり、大きなトラブルを避けることにもつながりそうです。

また、子育ての世代間ギャップを埋めるためには、祖父母と親の育児心得について書かれた『祖父母手帳』という書籍も活用できそうです。さりげなく義父母にプレゼントして、子育て情報のアップデートをしてもらといいかもしれません。

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