育児に悩み、人生に惑う親たちに贈る「他人を羨んで苦しいときの心の処方箋」
▼ママ友作りに悩む在宅フリーランスママ「峰ゆかり」
1歳半の息子を子育て中の「ゆかり」は、校正や執筆の仕事を手がける在宅フリーランスママ。4年の不妊治療を経て、ようやく息子そうすけを授かります。
しかし、学生時代から人付き合いが苦手だったゆかりは、母親となりママ友作りの壁にぶつかることに…。ママ友の輪に入れない自分、そして内気な自分にそっくりな息子に不安をおぼえるのでした。
思えば、いつも何かが足りないと欠乏感を抱えて生きてきた人生。ライフステージの変化とともに、幸せになれると信じていたけれど…。
「今度は何が足りないの?」
他人を羨み、ないものねだりを繰り返すゆかりは「社交的な姉との比較」「ママ友の2人目妊娠」を通して、ますます追い詰められていくことになるのでした。