子育て情報『【体験ルポ】体育家庭教師が、ジャンプ嫌いな息子を一変!』

【体験ルポ】体育家庭教師が、ジャンプ嫌いな息子を一変!

両足は離れていませんが、上に向かって跳ぼうとしているのがよくわかります。
最後は、厚さ3〜4cmのマットのへりからジャンプに挑戦。かたまってしまった息子の両手を先生が優しくにぎり、ジャンプを誘いますが、段差があると、やはり躊躇(ちゅうちょ)してしまうようです。

「ちょっとだけ足りないところ」を見極めてサポート

「Hくん(息子)の場合、平らな場所で両手をつなぎ、跳ぶ瞬間に、ちょっとだけ上に引き上げてあげれば、自分の力で跳んでいるような感覚がつかめそうですよ。これに慣れたら、今度は片手だけつないで…ほんの少しずつ難易度をあげてください」と、安藤先生。どこまでなら無理なくでき、どの段階から怖いと感じるのか。無理なく乗り越えられる「一線」を見極めてくれたところで、終了となりました。

驚いたのは帰宅後です。
なんと息子が夫に「見て見て〜」と、ぴょんぴょんジャンプして見せたのです。自分からジャンプするのは、初めてのこと。まだ両足が完全には離れていませんが、体験前とは比較にならないほど様になっています。
これまで私は、平らな場所でジャンプするとき、息子が私の手の力をはっきりと感じる強さで、上に引き上げていました。また、その段階をクリアしないうちに段差でもジャンプさせようとしていました。慎重な息子にとっては、高すぎるハードルだったのです。

どこまでも「子どもの感覚」に寄り添い、どんなに小さな一歩でも「自分で乗り越えられた」という感覚をつかませてあげることが大切なのだと痛感。ジャンプに限らず、子育て全般に活かしたい貴重な体験となりました。

「子どもの可能性は無限大です。スタートラインでは『最後の最後までできない子』が、運動嫌いを克服できる指導を追求しています」と、安藤先生。
一般的な教室では人数が多過ぎてついていけない、できない種目だけをマンツーマンでみてほしい、希望の日時や場所で指導してほしいといった場合、1人ひとりに寄り添ってくれる体育家庭教師は、非常に心強い存在だと感じました。

<取材協力>
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<文・写真:フリーランス記者安藤陽子>
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