子育て情報『安全・防犯のために子どもに伝わる約束の仕方』

2016年3月4日 09:00

安全・防犯のために子どもに伝わる約束の仕方

子どもは身長が低く、運転席から見えにくいので、注意しなくちゃと思いました。埼玉県/年少ママ
信号が赤なのに渡ろうとしたことがあります。「赤は止まる」と理解していると思っていたのですが…。岐阜県/年長ママ連れ去り・迷子
駅で上の子をトイレに連れていくため、「荷物を見てて」と下の子を少しだけ一人にしました。その間に見知らぬおばちゃんに話し掛けられ、「ママはあっちだから」と連れていかれそうになったことがあります。東京都/年中ママ
子どもがトイレに一人で行くと言うので、出入り口で待っていたのですが、知らないうちに子どもが出てきていて、お互い見つけられず焦りました。宮城県/年中ママ

アドバイス
買い物中の見失いを防ぐために子どもを退屈させない工夫を
今回のアンケートでは、「買い物中に迷子になって青ざめた」という声がとても多くありました。ショッピングモールやデパートなど、子どもにとって誘惑の多い場所では、そこに入る前に「手をつなごうね」など、その場であらためて約束をしましょう。

できれば、「最初にママの洋服を買って、ご飯を食べて、最後におもちゃのコーナーに行こうね」など、子どもに予定を話してあげるといいですね。何をするのか分からない状態で引っ張り回されていると、子どもは楽しくありませんし、暇な状態です。興味を引くものがあったら、見に行ってしまう気持ちになるのも分かります。
「ここでは長靴を買うよ」など、子どもに話し掛けながらの買い物は、見失いを防ぐ一つの方法になります。(宮田さん)

お話を聞いたのは:宮田美恵子さん
みやた・みえこ日本こどもの安全教育総合研究所理事長、順天堂大学医学部協力研究員。幼児・児童・生徒を対象にした安全教育の他、成人を対象とした市民安全のための生涯学習活動にも力を入れている。

illustrationFUJII Megumi

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