感動の再会から、家族の大冒険へ!ブラジル旅日記[マカパ・イグアス編]
マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。
[行きの飛行機編]はこちらから。
「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)
「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。
赤道直下のアマゾン、マカパ
ブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。
家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。
茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。
(大河アマゾン川を眺める)
(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)
(寝るときはハンモック)
アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。
(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)
ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)
しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!
あれだけ注意した野良犬に…
マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。
もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!
吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”
反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。