初来日ツアーから30周年ブラジル音楽界が誇るピアニスト、12度目の公演が実現一般財団法人民主音楽協会(民音/MIN-ON)は、ブラジルを代表するピアニストにして、世界的作曲家のアマラウ・ビエイラ氏を招聘し、全国11公演を開催します。アマラウ・ビエイラは、6歳でピアノを始め、ブラジルを代表する作曲家・指揮者であるソーザ・リマに才能を見いだされました。8歳で作曲を始め、13歳で単身パリへ。パリ音楽院をトップで合格し、さらにドイツのフライブルク音楽大学を卒業。25歳の時、「メニューイン・スクール」の音楽部長に推薦されるも、ブラジルのために尽くしたいと決意しブラジルに帰国しました。帰国後も「民衆のために本物の音楽を」との思いで活動を続け、これまで「A. オネゲル国際作曲賞」「フランス作曲財団国際大賞」「リスト賞」など、ブラジル国内外より数々の賞が授与されています。初めてのジャパン・ツアーから30周年となる2024年の公演では、1994年のジャパン・ツアーで演奏した名曲をはじめ、日本の唱歌をメドレーにしてビエイラがオマージュした『日本の水彩』も演奏。名曲に彩られた美しい花束のような、温かく心やすらぐピアノの旋律をお届けします。【公演名称】ジャパン・ツアー30周年記念アマラウ・ビエイラピアノリサイタルあなたに贈る名曲の花束【主催】MIN-ON【後援】駐日ブラジル大使館【公演日程】2024年5/23(木) 18:30NHK大阪ホール5/25(土) 14:00千葉市民会館5/26(日) 14:00千葉県東総文化会館5/27(月) 19:00J:COMホール八王子5/28(火) 19:00東京文化会館 大ホール5/30(木) 19:00サンシティ越谷市民ホール5/31(金) 18:30メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎(伊勢崎市文化会館)6/1(土) 15:00須賀川市文化センター6/5(水) 18:30愛知県芸術劇場 コンサートホール6/8(土) 13:30倉吉未来中心 大ホール6/9(日) 15:00三原市芸術文化センター ポポロ【予定曲目】J. S. バッハ:イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971、A. ビエイラ:日本の水彩(故郷~椰子の実~さくら~荒城の月) Op.325、J. マスネ:歌劇「タイス」より 瞑想曲、F. リスト:ハンガリー狂詩曲 第8番 嬰ヘ短調 S.244/8、C. ドビュッシー:月の光、他※曲目は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。◆アマラウ・ビエイラ Amaral Vieira:1952年サンパウロ市生まれ。ブラジルを代表する音楽家、ソーザ・リマおよびアーサー・ハルトマンに音楽を学んだ後、パリ高等音楽院に入学し、リュセット・デカーヴとオリヴィエ・メシアンに師事した。さらにドイツのフライブルク音楽大学を卒業し、ブリティッシュ・カウンシル(英国文化振興会)の招きにより、ロンドンでハンガリー人ピアニストで、フランツ・リストの孫弟子ルイス・ケントナーのもと音楽知識を成熟させた。ピアニストとして10の賞、作曲家として17の賞を受賞し、ブラジル、フランス、ドイツ、イギリス、ハンガリー、日本の各国でその芸術的活動を評価され、50回以上の表彰を受けている。その一群の作品に対して、アメリカのデリアン協会から2008年度「ゴールデンローレル賞」を授与された。世界で最も権威あるピアノ・ブランド「スタインウェイ」(スタインウェイ・アンド・サンズ)公認のアーティスト。アマラウ・ビエイラピアノリサイタル | 民主音楽協会(民音) : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月20日2024年1月21日日曜19時から、東京・中目黒にて、2019年に亡くなったブラジル・サンバの女王ベッチ・カルヴァーリョの追悼サンバライブを、ブラジル人ミュージシャンたちにより企画から4年越しで開催します。アマンダとブラジル人バンド【マツケンサンバも再ブーム、元気になれるサンバが人気】サンバブームがじわじわと広がっています。浅草サンバカーニバルをはじめ、全国各地の自治体や商店街で行われるサンバパレードも盛況です。マツケンサンバも再ブームで、今なお愛されています。和製サンバの名曲、THE BOOM「風になりたい」(作詞・作曲・歌唱:宮沢 和史)が発表されたのは1995年1月に発生した阪神淡路大震災の2ヶ月後。「天国じゃなくても楽園じゃなくても」とサンバのリズムに乗せて歌い上げたこの曲は、被災地の人たちの心や日本中の人々の心を明るく勇気づけました。ついつい体が動いてしまう軽快なリズム、明るく楽しく華やかなサンバには、人を元気にする不思議な力があります。【ブラジル・サンバの女王ベッチの追悼ライブ開催】そんなサンバの女王と呼ばれる、ベッチ・カルヴァーリョの追悼ライブが1月21日に中目黒のライブハウスで開催されます。ベッチ・カルヴァーリョは白人にして黒人ルーツの音楽サンバを世界に広めた功労者です。ブラジル音楽の歴史に不可欠な役割を果たしたとして、女性のサンバ歌手として初めてラテン・グラミー賞の生涯業績賞を受賞しました。日本でもサンバの演奏者やダンサーなら知らない人はいないというほどで、各地のサンバカーニバルでも彼女の曲が使われています。2019年に惜しまれつつ他界されました。企画から4年越しでの追悼ライブとなります。ライブではブラジルのサンバに欠かせない日本では珍しい楽器の演奏が楽しめ、ブラジル人ミュージシャンたちによる本場さながらのブラジルのサンバを堪能できます。メインボーカルを務めるのは日本人サンバ・ボサノバ歌手のアマンダ・コスタ。リリースしたCD「Rio」は、辛口批評で知られるスイング・ジャーナル誌で4つ星評価を受けています。【サンバの明るいパワーで盛り上げたい】これまでのライブ参加者からは「ベッチ・カルヴァーリョがいるから今のサンバがある、凄い歌手だったんだと改めて思った」「最近仕事が大変だったけどライブに来てよかった!元気になった!」などの声をいただいています。サンバは日本では踊り出したくなるほど明るい音楽というイメージですが、実は歌われている歌詞の内容はつらい苦しい気持ち。昔ブラジルへ労働力として連れて来られ過酷な環境の中で働かされていたアフリカ系の人たちが作り出した音楽。サンバにはつらい苦しみを背負った人たちをも明るく元気づける底力があります。アマンダ・コスタより「サンバのライブではみなさん自然と体が動いて笑顔になります。コロナ禍を経てもまだまだ明るい世の中とは言えない今、サンバの明るいパワーで盛り上げていきたいです。」《ベッチ・カルヴァーリョ追悼ライブ概要》出演: アマンダ・コスタとブラジル人バンド日時: 1月21日(日)開場18時、開演19時。※21時頃終了予定会場: 中目黒の料理も美味しいライブレストラン楽屋(らくや)中目黒駅から徒歩5分。東京都目黒区上目黒2-15-6。電話03-3714-2607料金: 店内音楽チャージ4,400円 ※別途飲食代各自負担予約: お店へ電話または下記リンクからお店のwebサイトで予約 ●当日以降も視聴可能な有料動画配信あり料金:3,300円ライブ当日以降も1/29(月)まで購入可。2/4(日)まで視聴可能申込: 《アマンダ・コスタ プロフィール》日本人サンバ・ボサノバ歌手。ブラジル・リオデジャネイロでボサノバの巨匠カルロス・リラとホベルト・メネスカルと共演録音したCD「Rio」は、辛口批評で知られるスイング・ジャーナル誌で4つ星評価を得ており、透明感のある優しい歌声でリラックス効果抜群と国立防衛医大の皮膚科の手術のBGMにも使われている。ぐっすり眠れると評判である。----------------------------------------------------------------------当社ではマスコミの方の取材を随時お受けしております。是非一度お問い合わせ下さい。【会社概要】会社名 : 愛川企画(代表=愛川あみ)本社 : 〒359-0004 埼玉県所沢市北原町 904-1-103事業内容: 音楽イベント企画等 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月10日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサの知られざる過去を描く『マッドマックス:フュリオサ』よりティザービジュアルが解禁。また、ブラジルコミコンにはアニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース、ジョージ・ミラー監督が登場しファンを沸かせた。アニャ・テイラー=ジョイが若きフュリオサを演じる本作。『マッドマックス』創始者、ジョージ・ミラーが監督を務め、世界の崩壊から45年後の世界を舞台に、家族から引き離されたフュリオサの、人生を懸けて故郷へと帰ろうとする“修羅の道”が描かれる。US版予告編映像が解禁されるやいなや、その圧倒的なビジュアルと迫力満点のアクションに「予告見ただけでテンション上がる!」「若きフュリオサ見て圧倒された!」「絶対に死ぬほど面白いことが確定している!」など世界中のファンが大熱狂。公開が待ち望まれる本作から、この度、迫力満点のティザービジュアルが到着。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でもお馴染み、“出陣”のためにエンジンオイルで目の周りを黒く塗った勇ましいフュリオサの姿が印象的な本ビジュアル。アニャ演じる若きフュリオサの見つめる先には、一体何が映っているのか?新たなキャラクターとして注目を集める、クリス演じるディメンタス将軍の腰元には、銃と共にクマのぬいぐるみのようなものが…。一体彼はどんなキャラクターなのか、その謎は深まるばかり。ほかにも、前作で悪役ながら強烈な存在感と圧倒的カリスマで多くのファンを魅了したイモータン・ジョーや、白塗りが印象的なイモータンの私設軍隊「ウォーボーイズ」など、ファンにはお馴染みの面々も。早くもフュリオサの物語に期待が高まるビジュアルとなっている。さらに、US版予告編映像初お披露目となったブラジルコミコンでは、ファンたちの熱烈な歓迎を受け、アニャ、クリス、そしてミラー監督がステージに登場。ジョージ・ミラー監督は、「フュリオサの物語は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』撮影時からあったんだ。『怒りのデス・ロード』がうまく行けば、次は『フュリオサ』と考えていた。やっと、ここまで来たんだ」と、本作が念願の企画であったことを告白。「今回のフュリオサの物語は『怒りのデス・ロード』の15年前を描いていて、色々な乗り物とか、『怒りのデス・ロード』で見た多くのものが登場する。物語は、互いに戦うに値すると信じる主人公と敵対者を求めていくんだ。作品を見てもらえば、それがそこにあるという僕の意見に同意してくれると思う」と、自信をのぞかせた。若きフュリオサに大抜擢されたアニャは、「アクションシーンを演じることにワクワクしました。監督から最初に、アクションを全部自分でやることに抵抗はないか、と聞かれたので、コーチをつけて欲しい、全部自分でやるからと答えました。スタントチームが温かく迎え入れ、段取りを丁寧に教えてくれたけど、あれは『荒っぽいライド』だった」と、興奮気味にコメント。クリスは「『マッドマックス』の物語はオーストラリアで生まれて、45年もの間語られてきた。僕は子供の頃、俳優になるずっと前に『マッドマックス』を観て、あの空間にいたいと思ったものです。興奮を求める、あのクリエイティブな旅に、あの混乱の世界の一部になりたいと思ったのを覚えています。今ここにこうして、この映画に関われたことは、夢が叶ったということなんです」と、年季の入った『マッドマックス』ファンとして興奮を隠せない様子。監督・キャスト陣共に並々ならぬ思いで作り上げたフュリオサの物語。いまだ謎に包まれたキャラクターや、シリーズ最大の見どころである過酷なリアルアクションの数々、荒廃した砂漠の大地で繰り広げられる究極のスリルライドは、どのような仕上がりになっているのか?期待が高まる。『マッドマックス:フュリオサ』は2024年公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年、全国にて公開© 2023 Warner Bros.Ent. All Rights Reserved
2023年12月15日ブラジルコミコンで開催された『アクアマン/失われた王国』のパネルディスカッションに監督&キャストが登壇した。ジェームズ・ワン監督とジェイソン・モモア主演で大ヒットを記録した『アクアマン』の続編となる本作。公開に向け世界中のファンが注目する中、ブラジル・サンパウロで開催されたブラジルコミコン(CCXP23)にて『アクアマン/失われた王国』のパネルディスカッションが行われた。前作に引き続き主人公・アクアマンを演じるジェイソン・モモアをはじめ、アクアマン弟・オーム役のパトリック・ウィルソン、アクアマンの宿敵ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世など豪華面々が集結。さらに、海底アトラクション・エンターテイメントという新境地でファンを魅了するジェームズ・ワン監督も登場し、会場を熱狂の渦に包んだ。会場には、アクアマンのシンボルである三叉槍・トライデントを高々と掲げ、会場全体に歓喜を響かせるファンがずらりと並んだ。全ての海の生物を率いる海底アトランティスの王“アクアマン”を演じるジェイソン・モモア(『ジャスティス・リーグ』、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』)は、王を出迎えるに相応しいファンの熱い歓迎に「この舞台に戻って来られてワクワクしている!とても嬉しいよ!」と喜びを語った。さらに、本作の構成にも関わったモモアは「もう8~9年アクアマンを演じているから、前作が完成したすぐ後から俳優としても“アクアマン”としてもやりたいことのアイデアがどんどん浮かんできたんだよ。だからたくさんリサーチして、考えをまとめた膨大な資料をジェームズとDCに渡したんだ。いいアイデアもあったみたいで、ジェームズがこの映画で形にしてくれたんだ」と最新作に対する熱い思いを明かした。また、本作の舞台を海から陸・空にまでも広げ、前作以上のアトラクションムービーに仕上げたジェームズ・ワン監督は「アクアマンは3Dや4Dで観ると格別に楽しいんだ。まさにそういったラージフォーマットで観てもらうために作られた完璧な映画とも言える!僕たちが作り上げた世界観を表現するのにとても適しているから、是非豊富なラージフォーマットで観ることをオススメしたいと思っているよ!」と世界中で公開を待ちわびているファンに向け、自信を語った。そんな監督が絶大な信頼を置いているのが、前作で海の世界を汚す人類の壊滅を狙い、それを阻むアクアマンと史上最大級の兄弟喧嘩を繰り広げたアクアマンの弟・オーム役を演じるパトリック・ウィルソン(『インシディアス』シリーズ、『ウォッチメン』)。本作では、世界を滅ぼすほどの邪悪な力を秘めた敵から海底世界と人間界を守るためアクアマンとともに立ち上がる。そんな自身が演じるオームについてパトリックは「これはオームの贖罪の物語でもあり、自分との戦いでもあるんだ。僕は彼の物語を見守りたいと思うよ」と解説し、反発し合いながらも助け合う凸凹兄弟コンビに注目したい。また、父を亡くしたことでアクアマンを恨み、古代兵器“ブラック・トライデント”の力によって世界最大の脅威となるアクアマンの宿敵ブラックマンタを演じるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(『グレイテスト・ショーマン』、『マトリックス レザレクションズ』)は、「ブラックマンタは復讐に取りつかれている。今回はブラック・トライデントのおかげでアクアマンを追いつめるほどの能力を手に入れたんだ」と前作をも超える邪悪な敵がアクアマンを待ち受けていると明かした。会場は終始公開を待ちわびるファンの声援に包まれ、公開に向け本作に勢いをつける大盛況のイベントとなった。『アクアマン/失われた王国』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アクアマン/失われた王国 2024年1月12日より全国にて公開(c) 2023 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved. TM&(c)DC
2023年12月07日日本クラブユース連盟(JCY)所属のジュニアユースクラブには、トップレベルを目指すだけでなく選手の人間的な成長にフォーカスして育成しているチームもあります。そのひとつが千葉県千葉市を拠点に活動するアベーリャス千葉FCです。より良い選手を育成するために、様々な角度からアプローチするアベーリャス。今回の記事では、サッカー面での取り組みを紹介します。(取材・文鈴木智之写真提供:アベーリャス千葉FC)円陣を組むアベーリャス千葉FCジュニアユースの選手たち写真提供:アベーリャス千葉<<前編:育成に力を入れるジュニアユースが日本の育成年代の課題解消のために取り入れたブラジルのサッカー文化とはサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーが楽しいから好きになる、好きになるから自分で上手くなるの順番を忘れてはいけない砂のピッチでは落ちても痛くないので思い切ってオーバーヘッドやジャンピングボレーに挑戦する選手も写真提供:アベーリャス千葉人工芝や土のグラウンドに加え、ビーチサッカーやフットサルなど、様々な環境でサッカーを楽しみ、選手を上達に導くアベーリャス千葉FC。ジュニアからジュニアユースへ上がる際に、Jクラブから声がかかる子や、全国出場経験のある高校でレギュラーとして出場する選手が出てくるなど、育成面での成果も残しています。とはいえ、大切にしているのは「サッカーは楽しいものなんだと感じてもらうこと」だと、代表の古川亮介さんは言います。「まずは子どもたちに『サッカーは楽しいものなんだ』と、感じてもらうことを大切にしています。コーチに言われてやらされてるうちは、上手くなりません。サッカーが楽しいから、好きになる。好きになるから、自分で上手くなる。この順番を間違えてはいけないと思っています」サッカーを始めたばかりのジュニア年代では、楽しむために技術を身につけたいもの。アベーリャスでは、ブラジルサッカーに指導のルーツを持つ古川さんのもと、様々なボールを使ってトレーニングをしているそうです。「小学生のときは、小さくて柔らかいリフティングボールを使って、技術を磨いています。昔は日本で売っていなかったので、ブラジルに行ったときにまとめて購入したこともありました(笑)。いまはリフティングボールのほかに、テニスボールを使って、思い通りにボールを扱えるようにトレーニングしています」■ブラジル人コーチが選手に求める「ハッサ」とは身につけた技術を試合で活かすために、フットサルにも取り組んでいるとのこと。「私が学生の頃は、体育館で"サロンフットボール"をしていました。狭いスペースで小さくて硬いボールを扱うことで、技術や相手と駆け引きする力が身につきます。フットサルも同じなので、原理原則を教えながら、選手自身がプレーする中で、判断や技術を身につけていってほしいです」アベーリャスにはブラジル人のコーチもいて、彼からは「ハッサを大事にしよう!」と言われているそうです。「ペドロコーチは『サッカーにはハッサがないとダメだ』と常に言っています。ハッサとは、日本語で『魂を込めてやる』という意味があり、体を投げ出してでもゴールを守るとか、球際を強く行くことなど、選手たちに言い続けています」サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■小学生と中学生を混ぜた練習は、中学生側にもいい影響があるアベーリャス千葉FCジュニアユースの選手たち写真提供:アベーリャス千葉ブラジルには年齢関係なく、ストリートでサッカーをする文化がありますが、アベーリャスでも、小学生と中学生を混ぜて練習する機会を月に2回設けているそうです。「一番下は小学3年生、上は中学1年生までが一緒に練習しています。体育館で練習するのですが、サッカーに比べてコートが狭いので、時間やスペースがありません。小学生同士であれば通るパスも、足の長い中学生と試合をすると引っかかることもあります。それは、私がブラジルに行って、ブラジル人とサッカーをする中で経験したのと同じことなんですよね」フットサルの場合、フィジカルやスピードの優位性が出にくいので、技術や判断、駆け引きといった要素が重要になります。「小学生と一緒に練習をすると、中学生にもいい影響があります。うちのジュニアから上がってきた子は、小学生のときにボールコントロールの練習をしているので、ボール扱いができる子が多いのですが、他のクラブから来てくれた子は、技術的にまだ足りない子もいます。そうすると『小学生ができているのだから、自分もやらなくちゃいけない』という気持ちになるんですよね」■トレーニングと食事と睡眠はどれも同じぐらい大切サッカーの技術や戦術に加えて、成長期の中学生を預かる上で、生活リズムも大切にしているアベーリャス千葉。古川さんは「トレーニングと食事と睡眠は三位一体。全部同じぐらい大切です」と話します。「基本的に、練習時間は夜の6時から8時で、遅くとも9時には食事がとれるようにしています。希望者にはグラウンドでプロテインを飲ませていますし、おにぎりを持ってくる子もいます」成長期の子どもたちにとって、栄養摂取のタイミングや睡眠時間の少なさは大きな課題です。ジュニアユース年代は、身体が一気に大きくなる時期でもあるので、栄養や休息に目を向けるのは理にかなっています。■勝ちを目指す以上に大事なものがある前編で紹介した畑作業などサッカー以外の体験も大事にしている写真提供:アベーリャス千葉アベーリャスでは、前編の記事でも紹介したように、ピッチ内外における様々な取り組みをもとに、選手を成長に導いています。古川さんは「勝ちを目指すことは大前提ですが、それ以上に大事なものがあると、長年指導をしてきて感じます」と、優しいまなざしで語ります。「何より大切なのは、サッカーが好きな子を一人でも増やすこと。プロになれる子はほんの一握りです。それ以外の子に、大人になってもサッカーを楽しめるようになってほしい。そのためにはボールを扱うことができて、自分で判断する経験をたくさんすること。その積み重ねが、サッカーを生涯スポーツとして楽しむことにつながるのかなと思います」ブラジルと日本のハイブリッドを目指し、育成に携わる古川さん。ホームグラウンドの「カンポ ドマルシマ」からは、今後もたくさんのサッカー小僧が巣立っていくことでしょう。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年09月26日日本クラブユース連盟(JCY)所属のジュニアユースクラブには、トップレベルを目指すだけでなく選手の人間的な成長にフォーカスして育成しているチームもあります。そのひとつが千葉県千葉市を拠点に活動するアベーリャス千葉FCです。より良い選手を育成するために、様々な角度からアプローチする、アベーリャスの育成方針を紹介します。(取材・文鈴木智之)アベーリャス千葉FCジュニアユースの選手たち写真提供:アベーリャス千葉サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■チーム名に込められた想いアベーリャス千葉FCは2010年、ブラジルサッカーにルーツを持つ、古川亮介さんが中心となり、創設されたクラブです。クラブ名の「アベーリャス」はポルトガル語で「みつばち」を意味する言葉。古川さんは名前の由来を、次のように説明します。「みつばちは人間が生まれる前から地球に存在しています。なぜ長い間、生き残れたかというと、それぞれが役割分担をしっかりしているからだと言われています。アベーリャスという名前は、みつばちの持つチームワークとブラジル代表のカラーでもある黄色からイメージしてつけました」みつばちは仲間とコミュニケーションとる際に、8の字ダンスをします。8の字ダンスは、ブラジルサッカーのキーワードでもある"ジンガ"の動きに似ているほか、8の字を横に倒すと"∞"(無限)になります。古川さんは「子どもたちの可能性は無限なんだという意味も込めています」と穏やかに語ります。■育成を考えると受験のためにサッカーをしない約1年の空白は見過ごせない代表の古川さんがサッカーの指導を始めたのは、大学生のとき。当時の恩師がブラジルと深い関係を持っており、大学時代に2週間のブラジル指導者研修に参加。その後、教員を経て、サッカー指導の勉強をしに、再びブラジルのサンパウロに渡ったと言います。「私がブラジルにいた1990年前後、日本の中学年代は部活が盛んでしたが、3年生中心で1年生はあまり試合ができませんでした。夏の総体予選が終わると、高校受験のために引退することもあり、3年のうち1年程度はサッカーをしていないことに気がつきました」学校制度にサッカーが紐づいている日本ならではの文化ですが、サッカー選手の育成を考えると、3年間でおよそ1年間の空白を見過ごすことはできません。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■ブラジルには「4つのグラウンドから選手が生まれる」という言葉があるアベーリャス千葉FCの砂のコートサラサラして足につかない写真提供:アベーリャス千葉FCその課題を解消するために、古川さんはブラジルから帰国後、サッカークラブ(ジュニアユースのチーム)を立ち上げることにしました。それがFCクラッキス松戸です。「私が指導していた頃、篠崎隆樹(元フットサル日本代表、湘南ベルマーレ、ペスカドーラ町田でプレー)や原一樹(清水、京都、北九州等でプレー)がいました。当時からブラジルの指導スタイルを取り入れていたので、幼稚園のグラウンドに小さなビーチコートを作り、裸足でサッカーをしていました。ブラジルからたくさん良い選手が生まれる背景には、子どもの頃からフットサルとビーチサッカーをやっていることが影響していると感じたので、その2つは取り入れました」その後、2010年に立ち上げた、アベーリャス千葉でも、ビーチサッカーを取り入れ、2021年と2022年にはビーチサッカーの関東大会で優勝。翌2022年には、自前のグラウンド『カンポ ド マルシマ』に、人工芝グラウンドのほか、ビーチコートを持つに至りその直後の2023年3月にはビーチサッカー全国大会優勝。「カタールW杯でブラジルのリシャルリソンがすごいオーバーヘッドを決めていましたが、子どもの頃にそのような動きを経験しているかは、ものすごく大きいと思います。ブラジルの選手が浮き球の処理が上手なのは、ビーチサッカーで培ったところもあるのではないでしょうか」ブラジルには「4つのグラウンドから選手が生まれる」という言葉があります。4つのグラウンドとは、芝、土、硬いコート(ストリートやフットサル)、そしてビーチです。アベーリャス千葉では、自前の人工芝のグラウンドに加えて、体育館でのフットサル、ビーチサッカー、中学校のグラウンド(土)と、あらゆる環境でボールを蹴ることを大事にしています。■畑作業などサッカーを通じた様々な体験も重視また、サッカーを通じて様々な体験を積ませることも重視しており、2010年から"畑サッカー"というイベントを開催しているそうです。「千葉県の特産は落花生です。子どもたちに土の中から抜いて収穫させて、茹で落花生にして食べたり、畑の空いているスペースでサッカーをするイベントをしています。昔はうちのチームだけだったのですが、最近は『畑サッカーがやりたい』と、千葉の柏や松戸、流山、茨城のつくばなど、様々なところから来てくれています」中学生になると、イベントを運営する側に回るそうで、落花生の他にさつまいもを収穫して、焼き芋にして食べたりと、サッカーを通じた経験の場をたくさん作っています。「みつばちは花粉を運ぶ生き物です。彼らの活動によって、果物や野菜に実りをもたらします。アベーリャスには『人と人をつないで、人生に実りをもたらせるよう』にという思いも込められているんです」■ジュニアからオーバー40まで何歳でもサッカーができる環境があるアベーリャスはジュニア、ジュニアユース、トップチーム、オーバー40のチームを持つほか、親子サッカーやビーチサッカーなど、地域の人達がサッカーを中心につながることのできる活動を続けています。近年はジュニアの選手がJクラブのジュニアユースに声をかけられたり、ジュニアユース出身の選手が、千葉県の強豪校で活躍するなど、個の育成面でも成果を出しつつあります。サッカーだけでなく、様々な経験ができるアベーリャス千葉FC。このようなクラブが増えることは、日本サッカーの土壌を芳醇にする一因になるでしょう。次回の記事では、アベーリャス千葉のサッカー面での取り組みを紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年09月25日義兄が結婚することになり、急遽顔合わせが決定。なんと結婚相手はブラジル人ということで、国際結婚の顔合わせにドキドキで臨むアミだったが、なぜか夫が義姉にメロメロに!いったい何が起きたのか!?...最初はイザベラのド迫力ボディに夫婦そろって釘づけになってしまったものの、無事に打ち解けることができました。太陽のように明るい彼女がいれば、ずっとにぎやかな家族になりそうですね!原作:mamagirlWEB編集部作画:わかまつまい子
2023年08月21日義兄が結婚することになり、急遽顔合わせが決定。なんと結婚相手はブラジル人ということで、国際結婚の顔合わせにドキドキで臨むアミだったが、なぜか夫が義姉にメロメロに!いったい何が起きたのか!?....スーパーボディのイザベラに圧倒されるアミたち。顔合わせはいったいどうなるのか!?原作:mamagirlWEB編集部作画:わかまつまい子
2023年07月07日パンデミックが起きる前に制作されていたにもかかわらず、「まるで映画が現実になったようだ」と世界に衝撃を与えている話題作がいよいよ日本でも公開。今回は、ブラジルから届いた驚きの映画をご紹介します。『ピンク・クラウド』【映画、ときどき私】 vol. 551ジョヴァナとヤーゴは一夜の関係のつもりで過ごしていると、けたたましい警報に襲われる。その原因は、突如として世界中に発生した正体不明のピンクの雲。それは「ピンク・クラウド」と呼ばれ、10秒間で人を死に至らしめる毒性の雲だという。緊急事態によって外出制限が設けられ、人々の生活は一変する。家族や友人とオンラインで連絡は取れるものの、いつ終わるかわからない“監禁生活”によって状況は悪いほうへと傾き始めていた。そんななか、ジョヴァナとヤーゴも現実的な役割を果たすことを迫られ、子どもを持つことになる。しかし、ジョヴァナのなかで生じた歪みが徐々に大きくなろうとしていた……。2017年に脚本が執筆され、パンデミック以前の2019年に撮影したという本作。そうとは思えないほど私たちが経験してきた出来事が数多く描かれていると大きな反響を呼んでいますが、今回はこちらの方にお話をうかがってきました。イウリ・ジェルバーゼ監督本作で念願の長編デビューを果たし、ブラジルの新鋭として注目を集めているジェルバーゼ監督。そこで、物語が誕生した背景や映画と現実が重なったときの心境、そしてキャラクターを通して女性たちに伝えたい思いなどについて語っていただきました。―非現実的なロックダウン下で共同生活をする2人のキャラクターを描きたかったということですが、その理由から教えてください。監督まずは、「作品のなかに制限を設けたい」というのが最初にありました。それを実現させるために考えたのは、登場人物の数を少なくし、舞台はずっと同じ場所にすること。さらに“強制された結婚”にすることを思いつきました。「現代的かつシュールな状況での強制的な結婚とは何か?」と考えたときに、一夜限りの関係だった相手と予期せぬ出来事によって一緒にいなければいけなくなるという設定が浮かんできたのです。―“強制された結婚”というテーマに興味を持ったのはなぜですか?監督それは、自由について考えたかったからだと思います。自由といっても、人によってさまざまなカタチや意味がありますよね。たとえば、ジョヴァナはこの男性と結婚したかったわけではないし、子どももほしくはなかったのにピンク・クラウドが出てきたことによって、社会が女性に求めるステップを踏まざるを得なくなってしまいます。特に、結婚や出産、キャリアということに関しては本人の意思が尊重されるべきなのに、周囲が「しなさい」と言うのは女性にとっては社会的圧力になるのではないかなと。そんなふうに、女性は多くのプレッシャーを与えられている傾向にあるように感じています。女性たちは社会的な女性の規範に囚われている―それはありますね。劇中では、その圧力を意味するものとして描かれているのが雲ですが、通常だと脅威の対象は人に恐怖を感じさせるようなもので描かれることが多いなか、それとは真逆のイメージがある雲を選ぶというのは珍しいのではないかなと。監督まずは、「科学的に解決できそうなリアルな設定にしたくなかった」というのも理由の一つ。そのために、雲が10秒で人を殺してしまうというシュールでよくわからない要素が必要だったのです。そうすることによって、観客は「なぜ雲があるのか?」ということを意識しなくなり、キャラクターにフォーカスできると思ったからです。あと、ブラジルは夕焼けが有名なので、本作に登場するような色の雲はよくあるんですよ。そういったことも理由だったのか、初めから私の頭の中にはずっとピンク色の雲があったように思います。色にもこだわっていたので、VFXアーティストの方には、「まったく危険を感じないような美しくてソフトなピンクにしてほしい」とお願いしました。―ピンクという色にも監督なりの思いが込められているとか。監督ほかの国もそうかもしれませんが、ブラジルでは男の子がブルーで、女の子がピンクとされているので、ジョヴァナは社会的な女性の規範に囚われていることを意味しています。特に、「完璧な女性とはこういうものですよ」と見せられると、ついそれが魅力的に感じてしまいますよね?でも、その裏にある大変な部分や恐ろしいところは見せていない場合が多いだけですから。そういったこともあり、私たち女性はジョヴァナと同じように、気がつかないうちに自分の意志に反したことを“社会のピンク・クラウド”によってさせられてしまっていることもあるのです。つまり、私たちは“女性に対するプロパガンダ”につねに囲まれているとも言えるのではないでしょうか。ブラジル映画界でも、女性監督の意見が通るのは難しい―なるほど。ちなみに、ブラジルの映画界でも女性監督ならではの苦労などを感じていることもありますか?監督そうですね。素晴らしい女性監督もどんどん出始めていますが、まだまだ男性監督のほうが多いので、自分の意見を聞いてもらうことが難しいという場面はよくあります。実は、今回の映画を作る過程でも、監督である私の声に男性たちが耳を傾けてくれないことがあったくらいです。―自身の監督作でさえも起きているとは……。そういった状況に陥ったとき、意識していることがあれば教えてください。監督すでに何名かの男性には伝えましたが、「あなたは私の話をいつも遮っていることに気がついていますか?」と言うようにしています。とはいえ、これはお互いに良い関係にある状態であれば問題ないですが、敵対関係にある人や目上の人であれば言い方に気をつけないと大変なことになります。ただ、そういう状況に追い込まれてしまっているのであれば、相手に気を遣いながら「私の話を聞いてください」と伝えることは大切なことです。ほかの女性たちも、そういうことが言えるようになったらいいなと思っています。―その通りですね。また、劇中では同じ状況下でもジョヴァナとヤーゴは正反対の反応を見せています。2人のキャラクターを作り上げるうえで意識したことはありましたか?監督すべての男性とすべての女性が2人と同じようになるという意味ではなく、あくまでも自分の経験から分析して作りました。私からすると、女性のほうが求めることが多く、男性のほうがその場の状況になんとなく適応してしまうような気がしています。そういったことを踏まえて、ジョヴァナが息苦しさを感じているいっぽうで、ヤーゴは「むしろ雲があってハッピー」みたいな感じにしました。実際、カップルのケンカでも「まあいいんじゃない?」と言う男性に対して、「きちんと解決しなければいけない」と考える女性のほうが多いのではないかなと。全員とは言いませんが、そういう傾向にあるように感じていたので、それを基にキャラクターを設定していきました。SFとして作ったものが現実となり、奇妙な感覚だった―そのあたりは、鑑賞後に男女で話し合ってみるのもおもしろいかもしれませんね。本作は現在のコロナ禍を予期していた作品としても話題になっていますが、観客の反応はいかがでしたか?監督実は、私はみなさんがどんな反応をするのかに関して、上映前はすごく神経質になっていました。特に、私がこの状況を利用して利益を得ているように思われたくなかったからです。そんななか、初めてお披露目したのは2021年のサンダンス映画祭のとき。上映後には多くの人が「最初はどう感じるかわからなかったけど、自分でも理解できなかったパンデミック中の気持ちがわかるようになった」といったポジティブな反響があったので、すごくうれしかったです。―とはいえ、自分が書いた映画がどんどん現実とリンクしていく様子を目の当たりにしたときはどのような心境だったのでしょうか。監督すごく心配しました。もちろん、世界中の方が心配したと思いますが、私にとってはもう一つレイヤーがかかっているような感覚だったかなと。というのも、私は自分の作った映画のなかに生きているような気がしていたというか、SFとして作った物語が現実になってしまってすごく奇妙な気分でした。それは私だけでなく、本作に関わる俳優たちやスタッフたちも同じで、みんな信じられない気持ちだったと思います。初めは1か月くらいでパンデミックが収まると考えていたので、「私たちはこの作品でリハーサルしたようなもんだよね」と冗談を言っていましたが、そんな状況ではないとわかって本気で心配になったほどです。誰もが自分らしく生きたいともがいている―編集中にパンデミックを経験したということですが、実際に映画と同じような状況になってからご自身や作品に影響を与えたことはありましたか?監督以前から撮影以外は自宅で脚本を書く生活をしているのであまり変化はありませんでしたが、とはいえ「人生は本当に予期できないものだ」と感じました。そしてこういった奇妙な状況でさえも、人は適応していかなければいけないのだなと。あとは、友達に会ったり、パーティをしたりといった当たり前のことに対して感謝するようにもなりました。意外かもしれませんが、作品に関して変更したのは1点のみ。雲が発生しているのはブラジルだけという設定を世界中で起きていることにしたという部分です。それ以外は変えていないので、これだけ似ていることはクレイジーなことだなと思いました。―確かに驚きですね。では、日本についておうかがいしますが、どういった印象をお持ちですか?監督日本は行きたい国リストのトップに入れているのですが、ブラジルからあまりにも遠いので、残念ながらまだ行ったことはありません。日本に興味を持っている理由としては、いろんなことがブラジルとはあまりにも違うから。ブラジル人はうるさくて大げさですけど、日本の方はデリケートな印象です。あとは、静かな田舎とテクノロジーが発展している都会がどのようにミックスされ、バランスを取っているのかも見てみたいなと。食べ物やアートワークも魅力的なので、そういったものも気になっています。―それでは最後に、ジョヴァナのように仕事や恋愛に悩む日本の女性たちにもメッセージをお願いします。監督周りの人たちを喜ばせなきゃいけないとか、完璧な女性に見られたいとか、いろんなプレッシャーがあるかもしれません。でも、ジョヴァナという女性を通して、「自分らしく生きようともがいているのは自分だけじゃない」というのを感じてもらえたらうれしいです。他人を満足させるためではなく、自分なりの幸せや自由について考えるきっかけにこの作品がなったらいいなと思っています。抑えていた欲望が込み上げる!コロナ禍で女性たちが抱いてきた生きづらさや葛藤を描き、まるで自分の姿を見ているかのような錯覚に陥る本作。この状況のなかでどう生きていくべきか、自身のこれからを考え直す意味でもいま観ておきたい1本です。取材、文・志村昌美胸がざわつく予告編はこちら!作品情報『ピンク・クラウド』1月27日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開配給:サンリスフィルム️© 2020 Prana Filmes
2023年01月26日ブラジル現地時間2022年12月29日、サッカー界のレジェンド、ペレさんが亡くなったことが分かりました。82歳でした。サッカー元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレさん(本名エドソン・アランテス・ド・ナシメント)が29日、大腸がんの進行などによる多臓器不全のためサンパウロの病院で死去した。82歳だった。1958、62、70年のワールドカップ(W杯)で史上唯一の3度優勝を経験したサッカー界のレジェンドだった。産経ニュースーより引用ミナスジェライス州トレスコラソンエスで生まれたペレさんは、サッカー元ブラジル代表として、『FIFAワールドカップ』で三度の優勝を経験。その圧倒的なプレースタイルや、確かな実力から『サッカーの王様』として人気を博しました。日本でも高い知名度を誇るペレさんの訃報に、ファンからは別れを惜しむ声が寄せられています。・自分が子供の頃は、サッカーといえばペレが代名詞のような存在だったな。・現在活躍しているサッカーのスーパースターが魅せるプレイの数々は、王様であるペレが全部やっていた。それくらい影響力がある人だった。・1つの時代が終わってしまった感覚…。2021年に大腸の腫瘍を取り除く手術を受けて以降、入退院を繰り返していたペレさん。ファンが待ち望んだペレさんの完全復活は叶わぬ願いとなってしまったものの、生前に築いた偉大な功績は消えません。これからも、サッカー界のレジェンドとして、多くのサッカーファン、そして未来のスーパースターたちに影響を与え続けてくれることでしょう。ペレさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2022年12月30日親のほとんどは、離れて暮らしている子供のことが心配なもの。「きちんと食べられているだろうか」と考え、野菜などを段ボールに詰めた仕送りをすることは、よくあります。ほぼ日本の反対側!ブラジルから届いた仕送り日系ブラジル人のCarolギマ(eclaircarol)さんも、両親から仕送りをもらっています。ある日、ブラジル在住の両親から、食料が詰まった段ボールが届きました。Carolさんは20年ほど日本に在住。そんな娘に合わせたかったのか、ダンボールの中身について、ブラジルポルトガル語と日本語が併記されていました。娘想いな行動に、ジンと胸が熱くなりそうですが…日本語を読んだCarolさんは、思わず笑ってしまったのです!@eclaircarol そんなことなる??いつも笑わしてくれるブラジル両親に感謝。#ブラジル人#ブラジル#ブラジル人あるある #親は日本語ができない #日本に20年は住んでるけど #こういうのも可愛い #ブラジルの食材 #brasileirospelomundo #aprendendojapones #両親 #天然 #日本語勉強中 #おもしろ #面白い間違い ♬ オリジナル楽曲 - Carol ギマ日本語に不慣れな父親は、苦労しながら訳したのでしょう。書かれた文字を読んでいくと、『カボチャン(KABOTIAN)』や『トロコモシ(TOROKOMOSHI)』など、ところどころおかしなことになっていました!書き間違いがツボにはまってしまった人たちからは、こんな反響が上がっています。・笑いながら泣くやつ。・『カボチャン』がかわいい…!・送料を考えても、どれほど大きな愛が詰まっているかが分かるな。・うちは方言が強い手紙が仕送りについて来ますが、それ以上にクセが強いですね!愛情が詰まった仕送りは、Carolさんだけでなく、多くの人たちに笑いを届けてくれました。今後の仕送りも、楽しみで仕方がないですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月01日ブラジルの現在を生きる、17歳のトランスジェンダーの少女を描いた劇映画『VALENTINA』が、邦題を『私はヴァレンティナ』として4月1日(金)より公開決定。日本版ポスターと場面写真が解禁された。ブラジルの小さな街に引っ越してきた17歳のヴァレンティナ。彼女は出生届の名であるラウルではなく、ヴァレンティナとして学校に通う手続きをするために蒸発した父を探している。新しい友人や新生活にも慣れてきた中、参加した年越しパーティーで見知らぬ男性に襲われる事件が起きる。それをきっかけにSNSでの誹謗中傷や、匿名の脅迫、暴力など様々な危険が襲い掛かる…。LGBTQ+の権利保障に前向きに動き、同性婚が認められているブラジル。だが、その一方でトランスジェンダーの人々の中途退学率は82%、平均寿命は35歳といわれている。そんな現在のブラジルに生きるトランスジェンダーの少女が、「私として生きる」ことの難しさと、力強さを描いた本作。ヴァレンティナ役はトランスジェンダーの当事者であり、著名なYouTuberでインスタグラマーとしても活躍中のティエッサ・ウィンバックが演じる。監督はショートショートフィルムフェスティバル&アジア2009でオーディエンス・アワードを受賞した『秘密の学校』(08)のカッシオ・ペレイラ・ドス・サントス。「本作の制作では、多くのトランスジェンダーの方にインタビューを行いました。映画製作の全過程でトランスジェンダーの方に参加してもらうことが重要でした。もしこの映画の物語が軽い内容になってしまうとブラジルでの過酷な現実に対してフェアでないと感じた」と語る監督。「悲しいエンディングやネガティブな思いを起こす映画もたくさんありますが、もし自分がトランスジェンダーの10代だとしたらそういった映画を観るのは辛いと思いました。苦しい状況の中でもトランスジェンダーの若者たちにとってポジティブで希望のある物語を贈りたい」という想いから生まれた、未来に捧げる1作となっている。『私はヴァレンティナ』は4月1日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:私はヴァレンティナ 2022年4月1日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2020 Campo Cerrado All Rights Reserved.
2022年01月11日2019年、ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で初公開され、アムネスティ・インターナショナル映画賞と平和映画賞を受賞したブラジルのドキュメンタリー映画、原題『Espero tua(re)volta』(英題:Youe turn)が邦題『これは君の闘争だ』として11月よりシアター・イメージフォーラムにて公開されることが決定した。2013年6月、ブラジル・サンパウロの路上で公共交通料金賃上げに対する大規模な抗議デモが起きた。初めはバス料金20セントに対する要求だったものが、次第に政治に対する深い嫌悪感のなかで、物価上昇や重税、LGBTQ+や女性の権利、人種差別など、様々な問題に対する抗議へと広がっていくことに。そして2015年10月、サンパウロの高校生たちが公立学校の予算削減案に抗して自らの学校を占拠し始めた。この運動はブラジル全土を巻き込み、翌月には200以上の学校が占領されるまで発展、ブラジル社会で高校生たちによる大きな変革が起きようとしていた。しかし、その期待は学校占拠から3年後、ブラジル初の極右政権が成立するとともに裏切られることになる。たび重なる汚職や治安悪化によって、14年間続いた左派政権は群衆の支持を失い、「ブラジルのトランプ」と称されたジャイル・ボルソナロにその座を明け渡したのだった。本作はそんな激動の2010年代ブラジル社会を学生たちの視点から描いたドキュメンタリー。当事者である3人の高校生が当時の運動を振り返りながら、それぞれの意見をヒップホップ・ミュージックに乗せラップバトルのように衝突させていく。進歩的な公共政策の下で育った最初の世代である彼らが、混迷化し、そして急速に右傾化していくブラジル社会を糾弾していく過程で、学生たちの社会に対する希望と不安とが浮き彫りになっていくーー。解禁となったビジュアルは、本作の核として声を発信している当事者3人の高校生と、タイトル『これはきみの闘争だ』が力強く打ち出されたもの。さらに、ブラジル激動の2010年代を学生として生きた彼らの輝かしい表情をとらえた数々の場面写真も到着。本作は、ベルリン国際映画祭の後も、各国の映画祭で上映を重ね、2019山形国際ドキュメンタリー映画祭にて優秀賞を受賞している。『これは君の闘争だ』は11月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年09月04日ブラジル片田舎の村で起こる不可解な出来事と暴力の災禍を描き、世界最高峰の第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しブラジルに初めての栄冠をもたらした怪作『バクラウ地図から消された村』。公開に先駆け、壮大な宇宙から南米大陸に次第にフォーカスしていく印象的なオープニング映像が解禁された。前作『アクエリアス』で映画界を席巻したブラジルの俊英クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が本作で描くのは、現代に警鐘を鳴らす暴力に彩られた寓話的世界。今回特別に解禁されたオープニング映像は、宇宙から始まり、カメラはそこから見下ろした美しい星=地球、やがて南米大陸にフォーカスしていく。その先に映し出されるのは、ブラジル北東部の田舎町バクラウに向かって走る車。テロップには「今から数年後…」の文字。印象的なこのオープニングについて、フィリオ監督は「普通は映画の中でこのように地球から何処かの土地へとフォーカスされる(SF的な表現を使う)としたら、殆どの場合、その先は北米かヨーロッパでしょう。そこが(今のブラジルの地域的な視点を突き詰めたいと考えていた本作にとって)面白いアイデアだと思いました」と、ブラジル北東部という土地の地域性が本作の重要なポイントであると語る。そして予告編映像でも観られるように、謎の飛行物体が飛び交う不可思議な世界観が日本の観客からも注目を集めていることについて、「この映画で最も安価な特殊効果は<今から数年後…>のテロップですね。観客はそれによって脳内のダイヤルを未来の方へ回し、スクリーンの中に未来的な要素を見出そうと意識してくれます」と、この作品が近未来を舞台にしたSFであることも示唆している。『バクラウ地図から消された村』は11月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクラウ 地図から消された村 2020年11月28日よりシアター・イメージフォーラムにて公開© 2019 CINEMASCÓPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINÉMA
2020年11月24日令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。今年78歳となる井田勝通総監督にとっては96年の鹿児島実業との両校優勝以来、24年ぶりの選手権優勝となりました。テクニックと個人技を大事にし、見る者を魅了する「静学スタイル」を確立させた井田総監督が、今だからこそ若い指導者たちに伝えたいことは何か。指導者として大事なことを伺いました。(取材・文:元川悦子写真:森田将義)(C)森田将義■負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立てる「清々しい青空、満員の観客の中で、美しく華麗で見る者を魅了する学園らしいサッカーを見せて、選手権の単独制覇を果たす。それが俺の夢なんだ」96年1月の第74回高校サッカー選手権大会で鹿児島実業と両校優勝を成し遂げた後、静岡学園の井田勝通監督(当時)は悔しさをにじませました。それから24年の月日が経過した2020年1月、静学は悲願の単独優勝を達成しました。井田監督はすでに現場を退き、総合監督としてベンチに入っていましたが、教え子である川口修監督や齊藤興龍コーチらが自身の哲学を貫き、選手を育て上げ、成果を挙げたのだから、感無量だったはずです。「修も監督になって10年目。優勝するまでには本当に長い時間がかかるもんなんだよ。俺自身も昭和51年度(1976年度)に初めて選手権決勝まで勝ち上がり、国立競技場の大舞台に立ってから、両校優勝するまで19年もかかったんだから。今のユース年代でトップを走る青森山田の黒田(剛監督)だって、柴崎岳(ラコルーニャ)を擁した2010年度の高円宮杯全日本ユース選手権の時は、1次リーグで学園に負けて敗退するくらいのレベルだった。『生みの苦しみ』というのはスポーツ界全体に共通するもの。負けた悔しさを糧に努力して初めて頂点に立つことができる。それを多くの指導者が体験し、理解してほしいな」と名将はしみじみ話していました。■かつては小嶺監督(現:長崎総合)の朝練を学びに行ったことも井田前監督が静学の指導を始めたのは1972年12月。当時の日本サッカー界は1968年メキシコ五輪銅メダルの原動力になったドイツのデッドマール・クラマー氏のメソッドが中心でした。当時のドイツは4-3-3のスイーパーシステムがベースで、3人のDFの後ろにもう1人のDFを置いてセフティに守るという考え方がよしとされていたのです。しかし井田前監督は3バックのゾーンで守って、ドリブルとショートパスでゆっくり攻めるラテンスタイルのサッカーを志向しました。原点となったのが、17歳の時に衝撃を受けたブラジルサッカーの王様・ペレ。彼のような選手を育て、人々を驚かせるサッカーをしたいという理想を掲げてスタートしたのです。「当時の俺はガムシャラだった。島原商の小嶺(忠敏=現長崎総合科学大学付属監督)の朝練がすごいという話を耳にして、1週間泊まって毎日勉強したこともある。小嶺の練習はボールを使ってキックやパス、ヘディングなど基本技術を磨く内容で一般的なものだったけど、『俺たちも朝練をやらなきゃダメなんだ』と分かって、朝5時半から毎日、練習をやるようしたんだ。今の時代は学校もうるさいから早朝練習もやりにくいけど、指導者に情熱がなければ子どもは教えられない。朝練ができない環境なら、子どもたちに『自主練をやらなきゃいけない』という気持ちにさせる工夫をしなくちゃならないんだ」■マニュアル通りの指導ではコピーを生むだけ「今の時代は指導者が勉強できる環境が整っているし、海外から有名クラブの指導者がやってきてセミナーや講習会も受けられる。バルセロナのコーチの話を聞いてそれを取り入れるだけで強いチームを作れるなら全員がそうするはずだ。サッカーはそんなに単純じゃない。日本サッカー協会の指導者マニュアル通りに指導しても画一化が進むだけ。コピーをしてるだけではオリジナリティは生み出せない。そこは声を大にして言いたいところだよ」とゼロから1つ1つ道を切り開いた名将は含蓄ある発言をしています。昨今の子どもたちが個性やオリジナリティに欠けているというのは、サッカーに限った話ではありません。教育現場でも同様の傾向が進んでいると言われています。「何事も言われた通りに動くのがいい子」という一般的な評価基準では、際立った才能のある人間は出てきづらいのは確かです。そのあたりに井田前監督は警鐘を鳴らしています。■行動を起こさなければいつまでもコピーから抜け出せない「最近の日本では『I can do for you(あなたのためにやってあげる)』ではなく『You can do for me(私のためにやってください)』という発想が目立つ。受け身や指示待ち人間も多い。そういう教育ばかり受けていると、自分からアイディアを出したり、創造性を発揮して物事を起こすような人間になるのは難しい。サッカー選手もそうで、特にJリーグの下部組織にそういう子どもが多いと感じる。型にはまっていた方が楽だし、安心なのも分かるけど、それじゃあ本当に見る者を魅了するようなプレーはできないんだ。俺自身は破天荒なタイプだから、何度も協会から怒られた。『なぜドイツ流のスタイルでやらないんだ。日本人はもともと技術的に劣るからそのサッカーが一番合っているのに』と言われたこともある。でも異端児の自分はその考えに賛同できなかった。『絶対に人のコピーはしない』とむしろ燃えてきたよ(笑)。自分らしいサッカーを追求するためにはどうすればいいかとつねに考え、毎年のようにブラジルに足を運んだ。そうやって行動を起こさなければ、いつまでもコピーからは抜け出せない。今の時代は情報が多い分、オリジナリティを前面に出すのは難しいと思うけど、『新しいものを生み出すんだ』という情熱を持ってやってほしいよ」燃えたぎる情熱が信頼できる教え子たちに引き継がれ、静学は約50年がかりで1つのスタイルを確立するに至りました。確固たる信念がなければ、成功もありえないということを、井田前監督は改めて私たちに教えてくれたのです。(後編に続く)井田勝通(いだ・まさみち)サッカー指導者、静岡学園高校サッカー部総監督1942年3月、満州・奉天(現瀋陽)生まれ。静岡高校、慶応大学を経て、静岡銀行に入行。サッカー指導は慶応大学時代からスタートし、72年12月に静岡学園高校のプロコーチとなる。ブラジルスタイルの個人技時主体のサッカーを追求し、77年正月の第55回高校サッカー選手権で準優勝。96年正月の第74回選手権で鹿児島実業と両校優勝。2020年の第98回選手権で24年ぶりの優勝を果たした。2009年に監督勇退後、総監督として現在も公式戦のベンチに入っている。
2020年06月03日ロクシタン(L’OCCITANE)の姉妹ブランド・ロクシタン オーブラジル(L’OCCITANE AU BRÉSIL)が世界に先駆けて日本展開スタート。原宿のアットコスメ 東京、ロクシタン 表参道店ヴォヤージュセンソリアル、ロクシタン 渋谷店ブーケ・ド・プロヴァンス、ジェイアール名古屋タカシマヤ ル マルシェ バイ ロクシタンの限定4店舗にて展開する。ブラジルの植物に着目したロクシタンの新ブランドロクシタン オーブラジルは、植物研究のパイオニアといわれるロクシタンが、世界有数の植物多様性に富んだ国といわれるブラジルの植物に着目して、2013年に誕生させたブラジル発の新ブランド。ロクシタン オーブラジルのフレグランスやボディケアコスメは、小さなコミュニティでサステナブルに生産される、選りすぐりのブラジル産植物原料を使用して作られている。「オリンダ」シリーズロクシタン オーブラジルでは、ブラジルの自然を体現した様々なシリーズを展開する。ブラジルのカーニバル発祥地・オリンダの女性から着想を得た香りの「オリンダ」シリーズでは、オーデコロンやハンドクリーム、ボディミルク、ソープをラインナップ。マンダリン、グリーンアップルから始まり、フローラルブーケ、バニラへと変わっていく、甘く個性的なフローラルフルーティの香りだ。「カピムリマオ」シリーズポルトガル語で“レモングラス”を意味する「カピムリマオ」シリーズは、フレッシュでスパイシーなシトラスグリーンの香調。感覚がリセットされていくような、自然を感じるオーデコロンやハンドクリーム、シャワージェル、ボディミルクを揃える。「アグアデココ」シリーズ「アグアデココ」シリーズは、ブラジルでも多くの人に愛され、保湿成分をたっぷり含むココナッツに、ヴァーベナ、サンダルウッドを合わせ、爽やかな海風を感じるアロマティックフローラルに仕上げたシリーズ。リゾート気分に浸りたい時に最適な、シャワージェル、ボディミルク、ソープが登場する。【詳細】ロクシタン オーブラジル■アイテム例・オリンダ オーデコロン 100mL 5,900円+税・オリンダ ハンドクリーム 30mL 1,400円+税・カピムリマオ オーデコロン 100mL 5,900円+税・アグアデココ シャワージェル 500mL 4,500円+税、50mL 1,000円+税■展開店舗・アットコスメ 東京住所:東京都渋谷区神宮前1-14-27・表参道店ヴォヤージュセンソリアル住所:東京都渋谷区神宮前4丁目29-4 原宿 エノモトビル 1FTEL:03-6721-0830・渋谷店ブーケ・ド・プロヴァンス住所:東京都渋谷区道玄坂2-3-1 渋谷駅前ビル 1階TEL:03-5428-1564・ジェイアール名古屋タカシマヤ ル マルシェ バイ ロクシタン住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 ジェイアール名古屋タカシマヤ1階TEL:052-526-5500【問い合わせ先】ロクシタンジャポン カスタマーサービスTEL:0570-66-6940
2020年01月24日フィラ(FILA)と、ブラジル発のシューズブランド「メリッサ(melissa)」がコラボレーションしたフットウェアが登場。2019年3月30日(土)より、アトモス ピンク 原宿店などで発売される。今回、フィラがタッグを組む「メリッサ」は、通称「ジュエリーシューズ」と呼ばれるPVC素材を使用したフットウェアを得意とするブランド。ポップなカラーリングに加え、フルーティな香りがするシューズは、ブラジル国内のみならず、日本でもファンが多い。本コラボレーションでは、「メリッサ」が得意とするPVC素材を使用した3つのフットウェアがラインナップする。ユニセックスのサイズ展開となるスニーカーは、バックにフィラを象徴するカラーのラインが入ったデザイン。ホワイトやネイビーカラーに加え、クリアカラーのシューズも登場する。気軽に足入れできるビーチスライドは、両ブランドのロゴを大きく配したデザイン。グリーンやピンクなど、これからの季節にぴったりなポップなカラーのものも用意する。また、ホワイトのボリュームソールを備えたサンダルも展開。アッパーは、マジックテープ仕様でスポーティーな雰囲気に仕上がっている。【詳細】メリッサ + フィラ発売日:2019年3月30日(土)販売店舗:アトモス ピンク(原宿店、ルミネエスト新宿店、ルクアイーレ店)、アトモス ハート渋谷センター街店、アトモス ブルー 表参道店、スポーツ ラボ バイ アトモス 心斎橋店価格:・Melissa Sneaker + Fila Ad(22.5cm~27.5cm) 18,500円+税・Melissa Slide + Fila Ad(22.5cm~26.5cm) 17,500円+税・Melissa Sandal+ Fila Ad(22.5cm~25.5cm) 18,500円+税【問い合わせ先】アトモス ピンク 原宿住所:東京都渋谷区神宮前3-22-6TEL:03-6434-5485
2019年03月30日ロクシタン(L’OCCITANE)から、ブラジルに伝わる物語にインスピレーションを得た「オー ド ニンファ」シリーズが登場。2018年12月19日(水)より、数量限定で発売される。“オー ド ニンファ”とは、ブラジルに古くから伝わる水の精。そんな“オー ド ニンファ”をイメージしたシリーズは、アマゾン原産のスイレン科の植物「ヴィクトリアレージア」を主役にした。夕方から清純な香りを放ちながら純白の花を咲かせたのち、一晩でピンクの花びらに変化すると云われる花で、その稀有な白い花姿を見た者には幸運が訪れると信じられている。またそんな花の香りを一段と引き立てる、瑞々しいペアーや柑橘系、華やかなスズランやローズもミックスされた。展開されるのは、さっと一吹きで優雅な香りを纏える「オー ド ニンファ オードトワレ」をはじめ、バスタイムで楽しめる「オー ド ニンファ シャワージェル」、冬の乾燥しがちな肌に潤いを届けてくれる「オー ド ニンファ ソフトボディクリーム」など。パッケージには、花の色彩が白からピンクへと変化する過程が描かれている。【詳細】オー ド ニンファ シリーズ発売日:2018年12月19日(水)アイテム例:・オー ド ニンファ オードトワレ 100mL 5,900円+税<数量限定>・オー ド ニンファ シャワージェル 250mL 2,900円+税<<数量限定てn日本限定発売>・オー ド ニンファ ソフトボディクリーム 250mL 5,000円+税<数量限定>・オー ド ニンファ ハンドクリーム 30mL 1,400円+税<数量限定>【問い合わせ先】ロクシタンジャポン カスタマーサービスTEL:0570-66-6940
2018年12月21日7月29日まで、11日間にわたりブラジルを訪問されている秋篠宮家の長女・眞子さま。19日、眞子さまはブラジルの都市・ロンドリーナで日系人たちと接見された。現地紙『ニッケイ新聞』の大澤航平記者は言う。「眞子さまは、集まった日系人たちが70メートルほど並ぶ前を歩かれ、1人でも多くお声がけできるように努めていらっしゃいました。特に移住1世の平均年齢は80歳ほどで、『皇族をお迎えするのは今回が最後の機会になるでしょう』と語っている方もいます。『(眞子さまが)まさか私に手を差し出してくださるなんて』と、感激のあまり泣き出してしまう方もいました」眞子さまをご歓迎するムード一色というブラジルの日系人社会だが、現地の領事館関係者たちは戦々恐々としているという。サンパウロを中心に活動している日系ジャーナリストはこう語る。「ブラジルでも以前から眞子さまのご来訪は報じられています。しかしご婚約延期については簡単に触れられているのみで、小室圭さんのお母さんの金銭トラブルなども、ほとんど知られていません。ご懇談の参加者が『ご婚約おめでとうございます!』といった発言をする可能性もあり、そうしたやりとりをメディアにキャッチされることを、領事館関係者は恐れているのです。“婚約関連の話題にはふれないでほしい”と、地元記者に箝口令が敷かれているとも聞いています」眞子さまをとりまく緊迫感は、ご日程の最後まで続くという。ご帰国前の7月29日、眞子さまはニューヨークで1泊される。「小室圭さんの留学先もニューヨークです。そのため“2人はニューヨークで密会するのではないか”と報じている週刊誌もあるのです」(皇室担当記者)しかし前出の宮内庁関係者は“密会”はありえないと断言する。「そんなことを紀子さまが絶対に許すはずはないからです。今年2月のご婚約延期発表以降、眞子さまに外出してのデートは許されていませんし、秋篠宮邸に小室圭さんが訪れたときも、必ず職員が同じ部屋にいるようにしているのです。また、ブラジルご訪問の首席随員を務める職員は、秋篠宮家の御用係になって10年以上のベテランです。一度退職したのですが、秋篠宮ご夫妻の信頼が厚く、復職しました。紀子さまは近藤氏に、圭さんが万が一ニューヨークに現れたときにも2人きりにしないようにと、厳命していると思われます」“もう圭さんとは会わせない”という決断を下された紀子さまに対し、ブラジル各地でスピーチに植樹にと黙々とご公務に励まれている眞子さま。前出の日系ジャーナリストは言う。「両陛下や、3年前に訪問された秋篠宮ご夫妻はブラジル各地で植樹をされ、両国の友好、日系人との絆を深められたのです。20日、ブラジル南部の都市・マリンガを訪問された眞子さまも、ブラジルの国花である“イペー”を植樹されました。じょうろを手にされた眞子さまは、苗木を愛おしむように、丁寧に水やりをされていました」イペーの花言葉は『秘密の恋』。“たとえ誰も応援してくれなくても、いつか必ず……”、眞子さまは圭さんへの恋心を胸に秘めたまま、花咲く日を待ち続けていらっしゃるのだ——。
2018年07月27日展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」が、東京都庭園美術館にて2018年9月17日(月・祝)まで開催される。展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」に取り上げるのは、南米大陸で作られたユニークな椅子だ。ブラジル北部アマゾン河やシングー川流域に暮らす先住民の人々は、動物のフォルムや幾何学的な模様を取り入れた椅子を制作している。モチーフとなるのは愛くるしい動物たちが多く、手を長くのばしたサルや首を張ったジャガー、鼻を長くのばしたパクなどの姿がデザインに落とし込まれている。それらの椅子は、日常生活の中だけでなく、シャーマンによる儀式や結婚式など、特別な機会でも使用。生活、伝統、独自の神話と色濃く結び付き、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルとしても活躍している。展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」では、ブラジルの出版社ベイ出版が持つ、300点を超えるベイ・コレクションの中から選りすぐりのものをセレクト。27部族350点を超える椅子のコレクションの中から、動物を象った椅子を中心に、17部族の椅子コレクション約90点を展示する。彼ら独自の感性から生まれた造形は、見るものの想像力をかきたててくれるに違いない。【詳細】展覧会「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」会期:2018年6月30日(土)〜9月17日(月・祝)会場:東京都庭園美術館住所:東京都港区白金台5-21-9休館日:第2・4水曜日(7/11, 7/25, 8/8, 8/22, 9/12)開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで) ※7月20日〜8月31日までの毎週金曜は21:00まで開館(入館は20:30まで)観覧料:一般 1,200円(960円)、大学生(専修・各種専門学校含む) 960円(760円)、中学生・高校生 600円(480円)、65歳以上 600円(480円)※()内は前売・団体料金。前売り券e+にて販売、団体は20名以上。 ※夜間開館日は、17:00以降学生は無料、一般・65歳以上は団体料金適用※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者と介護者一名が無料。 ※教育活動として教師が引率する都内の小中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)。 ※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。 【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年07月08日1人でも立ち寄りやすいカジュアルな趣のバル根津駅すぐの「壺窯バール 根ドゥー(ツボカマバル ネドゥー)」は、バルのような空間で気軽にブラジル料理を食べられるお店。特注おの壺窯を使った体にやさしい料理を提供しています。女性1人でも気軽に立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気。店内から流れる心地よい音楽と笑い声に誘われます。特注タンドールで調理する本場の味は格別!「壺窯バール 根ドゥー」では、日本で珍しい特注の壺窯・タンドールを取り入れて、本場ブラジルの味をそのまま提供しています。2012年のオープン当初から使用されている壺窯は、円筒形の粘土製オーブン。窯の底の炭で高温調理した料理は遠赤外線効果で体にやさしく、肉や野菜などの素材の旨味が凝縮されています。お店の自慢メニュー「壺窯焼き盛り合わせ」満足度の高いお店の看板メニュー「壺窯焼き盛り合わせ」。こだわりのビーフ、チキン、ポーク、ソーセージの4種を、高温のタンドールで丁寧に焼き上げた一皿です。メインは、雄大なオーストラリアで育ったグラスフェッドビーフ。赤み肉のしっかりした味は、ポン酢で後味さっぱりといただけます。ハニーマスタードを添えたり、ハーブ塩を振ってみたりと好みの味付けで最後の一口まで楽しめます。色鮮やかで食欲をそそる「季節の焼き野菜盛合せ」彩り豊かな「季節の焼き野菜盛合せ」は、旬の素材の滋味深い味わいを堪能できるようにカット。歯ごたえが良く、ゆっくり噛むほどに口中に広がる、自然な甘みを味わえます。目にも鮮やかな旬の野菜は、産地にもこだわっており、安心して食べられるのも魅力。2種のソースが、香ばしい焼き野菜によく絡みます。ブラジル音楽やお酒が楽しめる「壺窯バール 根ドゥー」お店では、おしゃれな店内で流れるブラジル音楽の陽気なリズムに合わせて、仲間との会話も弾みます。ポルトガル語ののんびりした歌声が、木目調で落ち着いた雰囲気の店内で気分を盛り上げてくれるでしょう。アットホームな空間で、人気のバルメニューとお酒を楽しめる「壺窯バール 根ドゥー」。特注の壺窯で調理する肉料理は、牛の飼育法にまでこだわった、ここでしか味わえない本場の味です。東京メトロ・千代田線「根津駅」1番出口より徒歩1分の好立地。楽しいブラジル音楽を聴きながら、遠赤外線使用の特製壺窯で調理されたこだわりの肉料理、野菜料理など、本場ブラジルの味を楽しんでみませんか?スポット情報スポット名:壷窯バール 根ドゥー住所:東京都文京区根津2-20-17TMビル1F電話番号:03-5815-6166
2018年06月07日家庭的な雰囲気があたたかいブラジル料理店ブラジル料理や南アメリカの肉料理「シュラスコ」を食べられるのが、東京・外苑前の「レストランテ・グリル・イグアス」。友達の家に遊びに来たような雰囲気があふれる、アットホームな空間です。スタッフは、店長をはじめ陽気なブラジル人が多く、ブラジルから取り寄せられたかわいらしい小物がお客さんを迎え入れてくれます。遠く離れた異国の雰囲気をたっぷり感じられるお店お店の名前は、店長の出身地でもあるイグアスの滝からつけられました。週末になると、プロのブラジル人アーティストによる、ブラジル音楽を生演奏で聴くことができる嬉しいイベントも。日本にいながらにして、海外にいるような雰囲気を楽しめるのが魅力です。視覚と味覚で楽しめるブラジル料理「シュラスコ」このお店では「シュラスコ」が食べ放題のコースも。「シュラスコ」とは、牛肉や羊肉を塊のまま塩で味を整え、大串に刺して焼いて周囲から徐々に切り取っていただく料理のことです。「レストランテ・グリル・イグアス」では、11種類のお肉を目の前で切り落としてから食べるスタイルになっているため、味だけでなくパフォーマンスも楽しむことができます。身体があたたまるブラジルの家庭料理「ムケッカ」「レストランテ・グリル・イグアス」の「ムケッカ」も、おすすめしたい料理のひとつです。「ムケッカ」とは、魚や野菜類、ニンニク、コリアンダーを使って作られた、ブラジル版海鮮シチュー料理。水を加えずに、じっくりと時間をかけて煮込みます。色の鮮やかさから明るい雰囲気が伝わってくるブラジル北部の家庭料理。日本とは違う味わいを楽しみましょう。はじめて出合うブラジル料理をじっくり楽しんで日本ではなかなか味わうことのできない珍しいブラジル料理が食べられるのがこのお店の魅力です。移民大国ブラジルには、各国の料理が融合してできたメニューが多くあります。また、ブラジルワインやカシャッサ、珍しいウォッカなどを、ブラジル人バーテンダーが本物の味を作り出し提供しているため、料理と併せて味わってみるといいでしょう。お店は、東京メトロ銀座線「外苑前駅」から神宮球場に向かって歩き、2分のところにあります。1FにHUBの入っているビルの2Fです。料理のダイバーシティともいえるブラジル料理を、食べに出かけてみましょう。スポット情報スポット名:レストランテ・グリル・イグアス住所:東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル2F電話番号:03-5414-1010
2018年04月10日ブラジルのファベーラ(スラム街)といえば、ギャングや麻薬組織の温床となっている貧困地区であり、頻繁に起こる銃撃戦などの話題に事欠かない。しかしそのすべてが、絶対に足を踏み込んではいけない危険地帯というわけではなく、観光ツアーが組まれるようなファベーラも存在する。観光といえばブラジル随一の都市、リオデジャネイロにあるファベーラの数は1,000を超え国内でも最大規模を誇り、無数の家々がひしめき合い住人が闊歩している。そんなリオのファベーラの一つ、「Morro da Mineira(モーロ・ダ・ミネイラ)」に、振動を電力に変えるユニークな発電方法を世界各国に提供しているPavegen(ぺーヴジェン)社と、石油会社のShell(シェル)社の協力のもと作られたのが、今回紹介する名もないサッカーコートだ。
2017年12月09日英国王室御用達の「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」から、「カジュー&ライム コレクション」が登場。2017年7月26日(水)から発売される。ブラジルのカクテルやカーニバルから着想新コレクションは、ブラジルで人気のカクテル「カイピリーニャ」や世界的に有名な同国の「カーニバル」のスピリットからインスパイアされて生まれた。香りはライム・グレープフルーツ・オレンジ・レモンといった柑橘系ブレンドのはじけるようなトップノートから始まり、スペアミント・クラリセージ・サイプレスのハートノートへと続き、最後はムスクとオークモスが香る“大人のシトラス”だ。マイクロビーズ配合のポップなバス&シャワージェルコレクションからは、バス&シャワージェル、ボディローションに加え、数量限定のオードトワレがラインナップ。中でも、バス&シャワージェルには保湿成分を閉じ込めた、鮮やかなマイクロビーズが配合されており、まるでカーニバルのような華やかなデザイン。高揚感あふれるシトラスが香る、爽やかなボディウォッシュだ。【詳細】カジュー&ライム コレクション発売日:2017年7月26日(水)取り扱い:モルトンブラウン新丸ビル店および一部店舗・バス&シャワージェル 300mL 3,600円+税・ボディローション 300mL 5,400円+税・オードトワレ 50mL 9,000円+税<数量限定>【問い合わせ先】モルトンブラウンジャパンTEL:03-3660-7996
2017年07月29日つらいと思っていた早朝の移動、実はこれがこの旅を有意義なものにしてくれた。早朝に動くと午前中には目的地に到着でき、時間がムダにならない。リオ・デ・ジャネイロには9時過ぎに到着し、昼前から街を散策することができた。[行きの飛行機編はこちら][マカパ・イグアス編はこちら](どこでも眠れる三女)“Tバック”“カイピリーニャ”パラダイス!?リオを代表する観光スポットのひとつ、コパカバーナビーチ。朝からツーリストと地元の家族連れ、物売りの人々が混在している。忘れてはいけない“観光地=窃盗に注意”、気を引き締めなければ…。そしてこのビーチ、右を見ても左を見てもT、T、T、Tバック!(Tバック天国?)。「私も着なきゃおかしいでしょ!」と思えたくらい、子どもから大人まで、表面積の小さな水着。見たくもないのに大きなお尻が目に入り、慣れるまで目のやり場に困った。そしてこのビーチでひときわ目立っていたのが“スクール水着”の長女と次女。逆に見つけやすくて助かったのだが、リゾートビーチで妙に浮いていて笑えた。青い空のもと海を眺めながら飲む“カイピリーニャ”(さとうきびの蒸留酒カサーシャとライムのお酒)がおいしすぎる。(子どもたちにはココナッツジュースを)調子にのって飲み過ぎてしまった私、その日の夕方“カメラの存在”がすっかり記憶から消えていることに気付く。気付いたのはスーパーでお土産の買い物中。「カメラをビーチに置いてきてしまったかも!?お昼を食べたあそこかも!?」めちゃくちゃ焦り、表情が急変…。“盗まれたんじゃなくて、酔っぱらってどこかに置いてきたなんて絶対に言えなーい!!”もう買い物どころではなくなり、お土産をほったらかして急いでホテルに帰った。結局カメラはホテルの部屋のバッグの中にあったのだが、ブラジルでもこんなことをやらかしてしまう母、そしてそれに振り回される家族であった…。(いつも通り。笑)国際色豊かな現地ツアーリオでは市内の観光スポットを回る1日ツアーに参加。コロンビア、アルゼンチン、カナダ、オーストラリアの人々と私たち日本人。多国籍ツアーを率いるのは、めちゃくちゃ明るいブラジル人のおじさん。ポルトガル語とスペイン語、英語の3か国語を操る。このグループに入ると、日本は世界のほんの一部だと気付かされる。言語はもちろん、肌の色や目の色が違うのは普通。体の大きさや背の高さ…人と違って当たり前。他人との違いなんてどうでもいい!その感覚がとても心地よい。(シュガーローフマウンテンから、コパカバーナビーチを眺める)(外観だけ見られた、マラカナンスタジアム)“私たちの住む日本は小さな島国だけど、世界はこんなに広いんだよ”、子どもたちにそんなことが伝わっていればいいなと、ツアー仲間と1日を共にしてそう思った。(コルコバードのキリスト像、すごい人!!)必ず目に入ってくるファベーラ(貧民街)ガイドのおじさんが「あそこは高級住宅地、その上はファベーラだ」と指をさす。ビーチ前に立ち並ぶリゾートホテルからも、山側にファベーラが見えた。その背後の山頂にはキリスト像。どこを見ても“富と貧”が同時に目に入り、いやおうなしに考えさせられる。まるで世界の縮図を見ているようだった。(手前は教会、奥の山にはファベーラ)涙のお別れ旅の最終地はサンパウロ。リベルダージ(日系人街)のど真ん中のホテルに滞在し、ブラジル日系移民資料館やラーメン店を訪れ、新旧の日系文化にどっぷりつかった。ここでは地下鉄に乗るという冒険もしてみた。切符を窓口で買うなんて、ものすごく久しぶりで新鮮だ。(薄暗い地下鉄、ドキドキしながら乗った)親子水入らずの時間はあっと言う間、お別れのときが近づいている。長女と次女は数日前からカウントダウン、こっそり泣いていた。それをちゃかしていた三女。しかし別れのときは「とうさ~~~ん」と号泣。まだ5歳、父と一緒にいたい甘えたい時期だから無理もない。「元気で。また会おう」夫は初日に空港で出迎えてくれた時のように、笑顔で手をふっていた。この旅で見えたもの今回の旅の最大のテーマは“父の住んでいる国、町、仕事と生活”を見に行くこと。それは妻の私にとっても重要なことだった。夫のいない生活と、仕事と家庭の両立に必死だったこの2年間。忙しさゆえに夫との連絡が激減、「亭主元気で留守がいい…」あのフレーズが何度かよみがえった。実はすれ違っていたんじゃないか?と思える時期もあった。(この危機感を感じていたのは私だけらしいのだが…)彼の住んでいる家や町、職場、お世話になっている方々に会うことで、“今の夫”を知ることができたこと、小さなことのようだが私にとっては一番大きかった。不思議と私の心が落ち着き、これからは互いのギャップをもう少し上手に埋めていけるんじゃないか、そう思えた。「自分だけががんばっているんじゃない。夫がこうして働いてくれているからこそ、私たちも日本で安心して生活することができる」、当たり前のことだが改めて感謝した。そしてこの旅の間、文句ひとつ言わず、ケンカひとつせずに冒険に付き合ってくれた勇敢な娘たち、彼女たちの底知れない“順応力と潜在力”を見ることができ、母は心からうれしかった。そんな子どもたちを、もっともっと大きな気持ちで信じていこうと思った。旅の終わりに、海外コンプレックスだった長女が「外国は思っていたのと全然違ったよ!すごく楽しかった!!」と、生き生きとした表情で言った。“実際に自分の目で見て、肌で感じるとはこのことなのか!”、“娘3人を連れて来たことは間違いではなかった!”と一人感動、帰りの機内で旅の余韻にひたる母であった。…羽田空港到着後に、まさかのロストバゲージに気付くまでは…。(笑)そして3日後に手元に届いたスーツケース、お土産のチョコレートは何度も溶けて見事に変形していた…。<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月10日マカパ空港、ターミナルで父に駆け寄り抱きつく3人娘。[行きの飛行機編]はこちらから。「よく来たね!!がんばったね!」その言葉とハグだけですべてが報われる。子どもと夫の嬉しそうな表情を見てまた涙が…。(涙腺ゆるみっぱなしの私。笑)「よかった、ここまで子どもたちを無事に連れて来ることができた」、夫の顔を見て私もホッとした。赤道直下のアマゾン、マカパブラジル北部のアマゾン川河口域にあるマカパは、ブラジルの中でも一番貧しいと言われるアマパ州の州都。家や建物、町を走る車やバイク、道路や露店、上半身裸で家の前でくつろぎおしゃべりする人々。茶色い水のアマゾン川。日本とはまったく違う風景に、子どもたちにはちょっとしたカルチャーショック。(大河アマゾン川を眺める)(赤道モニュメント:赤道を飛び越えて南半球から北半球へ)(寝るときはハンモック)アマゾン川沿いにあるローカルレストランで、はじめての本場の“シュハスコ”を食べた。(吹き抜けの店内、川からの風がきもちいい。暑いが日陰ならなんとか大丈夫)ビュッフェ形式で副菜をお皿に取り、焼きたてのブラジル風バーベキューをスライスしてのせてもらう。お皿ごと計りに載せて計量し、重さで料金を支払う仕組み。でもこれって野菜少なめで肉が多くても同じ値段?そのへんの価値がよくわからない(笑)しかし異国の食事は新しい発見がありワクワクする。肉は岩塩だけの味付けでうまみが引き立ちいい感じ。そして暑い中のブラジルビールがまた最高なのだ!あれだけ注意した野良犬に…マカパの町には野良犬が多いと聞いていたが、本当だった。やせ細った犬たちが道の端に座っていたり、歩いていたり。びびって走ると追いかけられもする。もしかまれて狂犬病にかかったりしたら命とりだ。だから「野良犬がにらんでも吠えても走っちゃだめだよ!」と、口をすっぱくして言ってきた。なのに走ってしまった…、一番心配していた三女ではなく長女が!!吠えた犬に一瞬反応した長女→それを見て犬が吠えながらこっちへ向かってくる→その瞬間、長女が小走りになった!恐怖の“野良犬スパイラル!!”反射的に「こら!!!走るなーーーっ!!」と、ドスのきいた声で娘に怒鳴ってしまった。幸い同行していた男性が犬を追い払ってくれ事なきを得たのだが、本当に怖かったのだろう、しくしく泣いてしまった長女…。(もしかして私の声にびびった?)どちらにしても無事でよかった。時差ぼけと暑さと闘いながらアマゾンを体感マカパでの2回目の朝を迎える。太陽は朝からギラギラまぶしいのに、体はすっきりしない…。昼間に眠くなり夜中や早朝に目が覚めるという、これがまさに“時差ぼけ”。日本とブラジルの時差は12時間、慣れるのを待つしかない。(アマゾン川から昇る太陽)体中にべっとりとした空気が張り付いてくる熱帯雨林気候、これも想像以上にしんどい。「意識して水をたくさん飲むように」と夫。背中のリュックには常に5人分の水を抱えている。子どもたちが喜んだのは、アマゾン川での“釣り”だった。「アマゾン川で釣りができるなんて夢みたい!」。風を切りながら進むボート、最高に気持ちいい!!しかし、ひとたびボートが止まると、ライフベストを着ている私たちは汗だく、熱中症へまっしぐら。「ひ~~、もう耐えられない…」そんな時に絶妙のタイミングで、長女がピラニアをゲットした!親は1匹釣れて内心ホッ、子どもたちが「釣れるまで帰らない!」と言い出したらどうしようかと思っていたから(笑)釣った魚ではないがアマゾンの魚やエビを食べる機会もあった。想像していた臭みはなく、淡泊でなかなかおいしい。子ども連れはFIXなしで、臨機応変な旅をブラジルに行くなら絶対に訪れたかったのが“イグアスの滝”。雄大な景色に憧れ、誰もが一度は訪れたいと思う場所だ。イグアス初日はブラジル側を攻め、翌日はアルゼンチン側を予定していた。ブラジル側を楽しんだ日の夕食時、三女が食べる前に眠ってしまった。疲れだろうと思っていたら、夜中に腹痛と嘔吐…。飲み物の氷か、生野菜か?トイレに駆け込むこと約10回、何も胃に入っていなかったのが幸いし、ひどく汚すことはなかったが、とにかくつらそう。しかし翌朝にはケロッ、さすが三女!彼女のたくましさに感心する母であった。(吐き疲れて眠る…)ブラジル国内の旅行の日程は、夫が大まかな予定を立てていた。飛行機とホテル以外は子どもたちの体調次第でいつでも変更できるようにと、かなりアバウトな内容で。ツアーも現地ホテルでチェックして申し込むなど、臨機応変に動けたのでとても気が楽、ストレスも少ない。これが自由旅行のいいところ。結局アルゼンチン側は次の日に延期して、午前中はホテルでゆっくりと過ごし、昼からパラグアイに足をのばしてみることにした。家族旅行でも楽しめた大冒険!陸路の国境越えイグアスはアルゼンチンとパラグアイの国境が近い。「島国に住んでいる子どもたちに陸路国境越えを経験させてみたい」と夫。彼のオリジナルツアーにのってみた。(ブラジル―パラグアイ往復、待ち時間も含めてタクシーの料金交渉成立)(パラグアイ:国境近くは外国人向けのショッピングモールと露店が連なる。ドキドキしながらの散策)どちらの国もタクシーで国境を越えたのだが、パラグアイは入国審査、スタンプらしきものは無し!アルゼンチンはしっかりと出入国をチェックされスタンプも押してくれた。この違いは何だったのだろう?謎だ…。(ブラジル―アルゼンチンの国境、壁の色がブラジルカラーからアルゼンチンカラーに)その後ブラジル旅行では、タクシーの運転手にはほとんど英語が通じず、ポルトガル語で交渉する夫に頼りっきりとなる。ポルトガル語が通じなかったら、どれだけぼったくられるんだろう…?そんなことも頭をよぎった。イグアスの滝では、次女が滝の水しぶきを浴びて大喜びしている。片や三女はここぞという見どころでいつも泣いていた。どうやら足元の網目から見える滝が怖いらしい。怖いので父に抱っこしてもらうが、こちらも滝に落ちそうで怖い。「もう帰りたいよ~~~」、水の勢いと音、体に感じる地響きのような感覚を恐れて泣く三女。そんな姿がかわいいやら、おかしいやら、かわいそうやら。(図太いと思っていたあなたにも、怖いものがあったのね。笑)滝の近くまで行けるボートは年齢制限があって乗れなかったが、支流の川でゆったりとした流れを楽しめる“エコボートツアー”に参加し、イグアスを満喫することができた。ブラジルに着いて6日目、時差ぼけも解消されみんな調子がでてきた感じ!次はリオ・デ・ジャネイロだ!早朝5時の便での移動となる。が、深夜2時に起きられる自信はまったくなーし(笑)(つづく…)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月06日「父さんのいるブラジルに行ってみようかな…」ある日、長女がつぶやいた。夫が単身赴任となり、丸2年。機会があれば一度は夫の住むブラジル、アマゾンに行ってみたいと思い続けてきた私。唯一、拒み続けたのが人一倍慎重派、3人娘の長女。日々テレビから流れるテロや爆撃のニュースで、「海外=怖い」⇒「日本から出て生きて帰れるわけがない!」そう考えていた小学4年生。その彼女がついに!よし、娘たち全員が行く気になったのならブラジル、アマゾン行き決行だ!!実は気が重かった、ブラジル行きと、はりきったものの、実は母の私が一番気が重かった。小4、小2、年中の3人を連れて、夫の赴任先アマゾンまでは遠すぎる…。行程は、成田→フランクフルト(ドイツ)→サンパウロ(ブラジル南部)→ベレン(ブラジル北部)→赤道直下のマカパ(ブラジル北部)、フライトの合計は28.5時間!トランジットも含めると約2日がかりの旅となる。この長旅、子どもたちに耐えられるのか?!それに付き合う私は大丈夫?子どもたちから「まだ?」「今どこ?」「あとどのくらい?」と聞かれ続け機内でイライラ…、想像しただけもゾッとする。その他にも心配事は尽きない。狂犬病や黄熱病などの蚊を媒体とする病気、窃盗や殺人など…(リオ五輪開催中、テレビで窃盗シーンが頻繁に放送され、かなり恐怖感をあおられた)。心配すればキリがなかった。我が家には冒頭に紹介した長女の下に、おとなしいが芯の強い次女、とにかく明るい三女がいる。一番の心配は三女、5歳児だ。彼女は、時々予想もつかないことをやらかしてくれる自由人。そんな彼女の行動も心配だった。「一番危ないのは下の子ですね。小さい子は突然走りだしたり、動物に近づいたりするから…野良犬に噛まれないように注意だね」と予防接種を相談したドクターにもクギを刺される。「あと、蚊には刺されないように!」もしかしたら三女は現地の病院にお世話になることになるかも…、頭をよぎる不安。万が一のために海外旅行保険にはしっかり加入しておいた(保険は大切!)。いざ出発!そんな心配事を抱えたままバタバタと準備に追われ、ついに出発の日。成田空港、諸々の手続きを済ませ出国手続きも完了。「よっしゃー!行くでー!」、元気がわいてきた!(笑)あれだけの心配事が吹っ切れているのが自分でも不思議なくらい。背中のバックパックが妙に軽く感じる。「この旅を楽しむしかない!きっと私たちの人生で一番の思い出になる旅だから!!」と、成田を発った。問題は機内と長いトランジット時間子ども連れの旅で一番の課題は、長い機内とトランジットの時間をどうやって過ごすか。機内は4列続きの席(母としてはそれだけでも気が楽に)、子どもたちは各席のモニターのおかげで、映画やゲームでそれぞれの時間を過ごしハッピー。取り合いにもならず、音も気にならない、誰一人として「まだ?」と聞いてくることなく、今思えばとても平和な時間だった。今回はフランクフルトでトランジット、ここで登場したのが“ミニオセロ”と“ドラえもんの都道府県すごろく”のミニゲーム。目新しいぬりえと子どもの雑誌も、このときのために買っておいたアイテムだ。そして子どもたちが飽きる前に転々と場所を変えながら過ごしたのは、なかなかよい作戦だった。ブラジル到着!!最初に覚えたのは“SAIDA”フランクフルトから約12時間で、ブラジル、サンパウロに到着。朝5時。ここで国内線に乗り換えとなる。スーツケースを受け取りドメスティック(国内線)へ行くつもりが、あれ、どっち?早朝でスタッフが少ない中、制服姿の人を発見!すかさず「どっちに行けばいいですか?」と英語で尋ねた。返ってきたのは流暢なポルトガル語。うっ、全然わからない…。チケットを見せると、「・・〇#$%#□+・・・SAIDA(サイーダ)・・・#□$+」、指さす方向を見ると“SAIDA=EXIT(出口)”。「なるほど、いったん出口を出ろってことね」と、出口に向かう(この旅で私が最初に覚えた記念すべきポルトガル語が“SAIDA=出口”となる。笑)。入国審査、ここも人が少ない。しかも職員は楽しそうにぺちゃくちゃお喋り。本当にここで大丈夫?と目を疑う。が、お喋りしながらも仕事はできるようで、入国スタンプ、ペタン!無事にブラジルに入国でき、ひとまずホッとした。アマゾンにやってきた!これから先、アマゾンに向け少しずつハードルが高くなる。空港内で6時間を過ごし、そろそろだと搭乗口近くに座って待つことに。1時間前に様子を見に来たときより、人が減っている気がする…。そしてこの瞬間に夫の言葉を思い出す、「空港では、チケットを見せて何度も確認した方がいい」。念のため確認、スタッフにチケットを見せたところ「搭乗口変更、233だよ」。うっそー!このタイミングでまさかの搭乗口変更?!「子どもたち、急いで!ここじゃないんだって!」、4人で焦って移動。飛行機には何とか間に合ったが、搭乗するまで本当に合っているのか、とても不安だった。ポルトガル語を知らない=アナウンスもまったく耳に入らないということか…。そういえばブラジルに着いてから、カフェでの支払い金額も聞き取れなければ、説明される内容もまったく理解できない。“言葉が通じないことがこんなに不便で大変だったとは!”、ある意味新鮮なショックを受けた。(ジェスチャーで買った、パンジケイジョとコーヒー)3時間半でアマゾン北部、ベレン空港に到着。飛行機を降りた途端ム~ン、暑い!空港周辺はヤシの木が生い茂り、突然のスコールありで、これまでの景色とまったく違う。熱帯雨林だ!暑さに耐えられず上着もTシャツも脱いだ。治安がよくないと聞いているので、緊張感も徐々に高まる。実は出発前に夫から“一眼レフはNG”と禁止令が出ていた。「コンデジ(コンパクトデジカメ)も気軽に出して撮ったらダメだぞ」、“狙ってください”と言っているようなものだから。空港内はなんとなく大丈夫そうに見えるが、子ども3人連れだから警戒するに越したことはない。「マカパまであと少し。あと1便飛行機に乗ったら父さんに会えるよ!」と、子どもたちを励ましながら、隅の方で目立たないように過ごす。ベレンを飛び発ち、窓の下には深い緑の中に茶褐色の川。アマゾン川だ!とうとうここまでやってきた!子どもたちも父に会える喜びを抑えられない。マカパ空港、タラップを降りて父の待つターミナルに向かう3人。たくましいこのうしろ姿!この姿を見られただけでも、連れてきてよかった!!涙)本当にここまでよくがんばった!「あ、父さんだ!!」「父さーーん!!」子どもたちが父に駆け寄った。(つづく!)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2016年10月03日サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「ブラジルではヒップが最重要パーツ! 美しいヒップラインの作り方」を公開した。リオ オリンピックが開幕した。開催国のブラジルは、リオのカーニバルが行われることで知られている。カーニバルでは、健康的でグラマラスなボディのブラジル女性たちが、露出度の高いサンバカーニバルの衣装を着て踊っているが、ブラジル女性の美の基準は、日本の女性とは大きく異なるという。ブラジルの女性は、ヒップは小さいよりも丸く大きく、脚は細いよりもしっかりとした肉感のあるものを好むという。特にヒップはブラジルにおいては最重要パーツで、ヒップの美しさを競う「ミス ブンブンコンテスト」も毎年開催されている。体形維持のため、美しいヒップラインを作るためのエクササイズを重要視しているとのこと。同サイトでは、日本人も参考にできる美しいヒップラインの作り方を紹介している。ヒップの脂肪は、女性らしい丸みを作るというメリットもあるが、反面、下に垂れやすい。垂れないようにするためには、骨盤を後傾させないような姿勢を日常生活の中で意識することが大切であるという。座るときは、骨盤を立てて座る「坐骨(ざこつ)座り」が良いとのこと。坐骨は骨盤の下にあり、座ったときに椅子の座面に触れる部分。坐骨が椅子の座面に直接当たるように座り背筋を伸ばすことで、理想的な姿勢が保たれるという。背もたれに寄りかかる場合は、お尻から背もたれにくっつくように深く座り、背筋を伸ばして座ることがポイントとのこと。椅子ではなく床に直接座る際には、正座をして足の裏を重ねずにまっすぐにして背筋を伸ばすのがポイント。足の裏を重ねると骨盤が後傾し左右にも歪(ゆが)むので注意が必要とのこと。ペタンコ座りは骨盤が歪むだけでなく、O脚の原因にもなるという。歩くときは、ひざとももの裏を伸ばすようにして大股で歩くように心がけると、ヒップアップ効果が期待できる。ひざを伸ばさずに曲げたまま歩くと、骨盤が後傾している状態になり、お尻が垂れ下がる原因となるという。ヒールの高い靴でひざを伸ばして歩くのが困難であれば、ヒールの低い靴に変えても良いとのこと。ヒップアップのためのエクササイズも紹介している。まず、うつぶせに寝て、ひじを曲げ両手はあごの下に置く。両足は肩幅ほど開き、足の甲が床につくようにして伸ばしていく。次に、息を吸いながらゆっくり片側の脚を付け根から上げる。ひざが曲がらないように気をつけ、息を止めずに呼吸をしながら、その状態で10~15秒ほどキープする。さらに詳しい説明は、microdiet.netの最新の記事「ブラジルではヒップが最重要パーツ!美しいヒップラインの作り方」で案内している。
2016年08月09日アシックス(ASICS)が展開する、オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)とアシックスタイガー(ASICS Tiger)より、ブラジルをイメージしたデザインのシューズが登場。オニツカタイガー直営店で、2016年7月21日(木)より順次発売されている。「THE ART OF MIXING」は、オニツカタイガーの人気モデル「メキシコデレゲーション」や「ローンシップ」を使った4タイプのアイテムが展開されるシリーズ。それぞれのデザインは、国内外のアーティストが手がけており、現在のブラジルを表現している。ゴールドとシルバー、ブロンズのメタリックを採用した「メタルパック」は、クリーンなスタイルからカジュアルまで幅広いコーディネートにフィットするアイテム。靴底をオフホワイトにすることで、ストリートの要素をプラスし、全体のバランスを保っている。アシックスタイガーの「ブラジルパック」は、サッカーのブラジル代表のユニフォームを彷彿とさせるような、明るいブルーやイエローが使用されたスニーカー。エネルギッシュな配色に、グリーンなどでアクセントを加え、夏らしいビタミンカラーをコーディネートに取り入れたい時にぴったりのアイテムとなっている。【詳細】■オニツカタイガー・THE ART OF MIXING発売日:2016年7月28日(木)展開店舗:オニツカタイガー直営店、公式オンラインストア価格:TH6N4L(レッド×レッド) 13,000円+税、TH6P0L(ダークグレー×ダークグレー) 16,000円+税、TH6P1L(ブラック×ブラック) 13,000円+税、TH6P2N(オフホワイト×オフホワイト) 11,000円+税サイズ:23.0〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm ※TH6N4Lのみ22.5cmから・メタルパック発売日:発売中展開店舗:オニツカタイガー直営店、公式オンラインストア価格:12,000円+税カラー:ゴールド×ゴールド、シルバー×シルバー、コッパー×コッパーサイズ:22.5〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm■アシックスタイガー・ブラジルパック発売日:2016年7月22日(金)価格:12,000円+税カラー:クラシックブルー×クラシックブルー、タイチイエロー×タイチイエローサイズ:23.0〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm【問い合わせ先】アシックスジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-068-806
2016年07月25日ブルーノート東京を含む6店舗で7月28日から9月1日まで、ブラジル音楽を堪能できるライブイベント「FESTIVAL DA MUSICA BRASILEIRA」が開催される。同イベントには、計11組のアーティスト&DJが集結。ブルーノート東京では、ブラジル音楽界を代表するアーティスト、ジョイス・モレーノとイヴァン・リンスによるプレミアムライブの他、日本を代表するトッププレイヤー集団、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラとイヴァン・リンスの夢の共演も実現する。また、ジョイス・モレーノはコットンクラブで単独公演も決定している。その他、Brooklyn Parlor SHINJUKU、BLUE BOOKS cafe 自由が丘、cafe104.5でも、トップDJたちによるブラジル音楽をメインとしたスペシャルイベントが行われる。
2016年07月11日