<介護の仕事>資格の取り方は?時間を有効活用できて主婦にぴったり!
現在はデイサービス(通所介護)施設で、利用者の血圧を測ったり傷の手当をしたりなど、看護師の資格を生かして働いています。
「もともと高齢者介護の仕事が好きだったのと、自分の希望の時間帯で仕事ができるので、働き方が自分にマッチしていています」とユミさん。彼女が働いている職場では自治体から“多様な働き方推進企業”認定を受け、家族の状況に応じて柔軟に働ける環境で、ママたちの離職率も低い傾向にあるのだとか。
陽子さんは週4日の訪問介護と週1回のリハビリステーションで勤務。8時半から19時半の間で1日平均5時間働いています。「子どもが3人いるので学校の行事などによって仕事を調節できるし、代行要員がいるのでとても働きやすい」とのこと。時給もよく、その点でも満足しているそうです。
介護職のメリットデメリットは?
もちろん介護は人のお世話ですから重労働もあり、腰痛・膝痛を持つ介助者が多いのも現実。
入浴介助・着脱介助など、力を必要とするものは特に体への負担が大きいのだとか。
介護に関わる人の体を守ることもとても大切なので、介護職員初任者研修では体の負担を小さくする動きとコツを「ボディメカニクス」として学ぶそうです。
その他介助ロボットの開発も盛んなようですが、それらが現場に普及するにはもう少し時間がかかりそう。
重労働だったり、感情移入してしまい時に辛い気持ちにもなる仕事ですが、「利用者さんに“ありがとう”と言ってもらえるのが一番うれしい」とみなさん口をそろえます。
自分の家での調理や掃除に家族から感謝されることはまれな中、「この前のごはんおいしかったよ。ありがとう」と利用者さんに感謝されると、やっていて良かったとやりがいを感じるのだそう。
「介護と育児は通ずる点も多く、子育て中の私にとって勉強になることが多いです」とちよさん。陽子さんは「親の世代の人との思いを知ったり、関わり方を考える機会となり視野が広がり、何より義母との関係も良好になりました」。
それ以外にも子どもにも変化があったのが陽子さん。主婦だった陽子さんは働きはじめたことで、子どもたちに自立心が育ったと言います。と同時に自分が外に出ることで、子どもとの距離感をうまく取れるようになり、親子関係も以前より良好になったと感じています。
まとめ
ママの空いた時間を有効に使いながら自分のライフスタイルに合わせて働くことができる介護の仕事。