星座から自分にぴったりのアロマを導く「12星座のアロマレッスン」とは?
以前にニールズヤード レメディーズの新作発表会に行ったときのこと。会場で、12星座ごとにおすすめのアロマを紹介する “アロマ占い”的な楽しい経験をしました。自分の星座を伝えると、星座の特徴や不調を起こしやすいポイントを伝えてくれ、おすすめのアロマと星座の特徴が書かれた小さな紙を渡してくれます。
射手座の私へのおすすめは「メリッサ」。レモンバームとも呼ばれているメリッサは、柑橘系のすっきりと目が覚めるような香りが特徴で、かいだ瞬間に「この香り好き! ずっとかいでいたい」と思ってしまうほど気に入りました。
星座ごとに香りを導く「12星座のアロマレッスン」
星座からおすすめのアロマを紹介するものは、ニールズヤード レメディーズで3年程前から定期的に開講しているスクール「12星座のアロマレッスン」で行われているもの。気になるのは、「どういう方法でおすすめのアロマを導き出しているの?」という素朴な疑問。レッスンで講師をしている、スクールカウンセラーでセラピストの楠本菜緒実さんに話を聞きました。
「17世紀頃までのヨーロッパには医療占星術という分野がありました。医師は治療の際、天体の影響を加味してハーブなどを薬として処方していました。一般的な占星術においては、太陽が何座に位置していたかで12星座に分けられます。太陽は自分が目指すべき方向を指し、月はその人の7歳ぐらいまでの性格に影響されると言われています」
古代ギリシャ時代からの人類と医学、占星術の歴史をベースに
アロマの導き方の元になっているのが、古代ギリシャ時代の森羅万象における4元素(火地風水)の考え、ヒポクラテスによる病気と体液の乱れの関係、医師ガレノスによる四体液質(多血質・胆汁質・黒胆汁質・粘液質)の分類。それらをまとめたハーバリストで占星術家のニコラス・カルペッパーによる出版本『コンプリート・ハーバル』の内容をベースに、おすすめのアロマを紹介しているそうです。
「星座の性質を4元素(火地風水)、行動を3区分(活動・不動・柔軟)に分けます。たとえば射手座なら、火と柔軟。発展的で海外に興味があり、哲学的で旅が好きなどの特徴があります。
対応する体の部位は、肝臓や太もも。体調が良くない時は、各星座に対応する体の部位にトラブルが出やすい傾向があるので、このポイントをケアやマッサージするといいでしょう」
星座に合ったアロマで、自分らしさ、輝きを引き出す
射手座におすすめのアロマは、メリッサとジュニパー。